(2005年12月)
にしくじょう - Nishikujō
所在地 大阪市此花区西九条一丁目32-18
北緯34度40分57.59秒
東経135度28分0.44秒
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
電報略号 ニク
駅構造 高架駅
ホーム 2面4線
乗車人員
-統計年度- 23,491人/日(降車客含まず)
-2011年-
開業年月日 1898年(明治31年)10月1日
乗入路線 2 路線
所属路線 ■大阪環状線
キロ程 3.6km(大阪起点)
◄野田 (1.4km)(1.2km) 弁天町►
所属路線 ■桜島線(JRゆめ咲線)
キロ程 0.0km(西九条起点)
◄*(野田) (1.4km)(2.4km) 安治川口►
備考 直営駅(管理駅)
みどりの窓口 有
大阪市内駅
* 大阪環状線野田方面直通あり
☆当駅は管理駅長が配置された直営駅であり、管理駅として大阪環状線の福島駅・野田駅・弁天町駅の3駅と、桜島線内のすべての駅を管轄している。
駅構造
島式ホーム2面3線を有する高架駅で、基本的に外側の2線(1・4番のりば)を大阪環状線、両ホームに挟まれた中央の1線(2・3番のりば)を桜島線(JRゆめ咲線)および新大阪方面からの直通列車が使用している。このほか、1番のりばの北側にはホームのない貨物線が2本あり、東海道本線支線(梅田貨物線)と桜島線を直通する貨物列車と、新大阪駅方面へ向かう通過列車が使用している。
大阪環状線の当駅から福島駅までは、旅客線のほかに単線の貨物線が並走する3線区間となっており、貨物線は同駅からそのまま東海道本線支線(梅田貨物線)として新大阪駅方面へ分岐する。実際の線路の分岐は福島駅ではなく当駅であるため、当駅 - 福島駅間の貨物線も梅田貨物線に含めて扱われることもある。特急「くろしお」「はるか」などの新大阪駅発着列車はこの貨物線を経由するため大阪駅は経由しないが、運賃は同駅経由で計算される。しかし、大阪環状線の天王寺駅 - 大阪駅間を通過する場合は、経路特定区間の特例が適用されるため、営業キロは当駅経由ではなく距離の短い反対側の鶴橋駅経由で計算される。
2面3線の構造や平面交差が原因により、東海道本線(JR京都線)・大阪環状線・阪和線・関西本線(大和路線)の遅延が広がることが多い。大阪環状線の西半分は普通電車と速度差の大きい関空快速・紀州路快速・大和路快速といった快速列車や各種特急が頻繁に運転されているが、待避可能な駅は当駅のみであり、列車本数の多い時間帯には待避線を使って優等列車の通過待ちなどを行う必要があり、全体的に余裕のないダイヤ編成である。
2001年からアーバンネットワーク運行管理システム導入まで日本語と英語の列車入線案内放送が流れた。同システム導入後は日英2か国語で次の列車予告放送も流れている。
ホーム 路線(方向) 行先 備考
1 ■大阪環状線(外回り) 大阪・京橋方面 主に天王寺方面からの列車
■JR京都線直通 新大阪・京都方面 阪和線からの特急・B快速
2 ■JRゆめ咲線 ユニバーサルシティ方面
■大阪環状線(外回り) 大阪・京橋方面 JRゆめ咲線からの直通
3 ■JRゆめ咲線 ユニバーサルシティ方面
■阪和線直通 和歌山方面 京都・新大阪始発の特急・快速
4 ■大阪環状線(内回り) 新今宮・天王寺方面
■関西空港線直通 関西空港方面
■阪和線直通 和歌山方面 京橋・大阪方面からの列車
■大和路線直通 奈良方面
■JRゆめ咲線 ユニバーサルシティ方面 環状線からの直通の一部
上表の路線名は旅客案内上の愛称で表記している。
中線である2・3番のりばは、1線を2つのホームで共有している。
大阪環状線とJRゆめ咲線の直通列車は、両方向とも原則として2・3番のりば(中央ホーム)に入線するが、時間帯により上りは環状外回りホーム、下りは環状内回りホームから発車する列車がある。一時期、日中の上り直通列車は環状外回りホームからの発車が基本となっていたが、2011年3月ダイヤ改正で大阪環状線およびJRゆめ咲線はダイヤパターンは大幅に変更され、再び中央ホームへの停車を基本とするパターンに戻った。
2・3番のりば発着の列車については、到着後最初の数分間は2・3番のりばの両ホームの扉が開くが、その後(おおむね発車1 - 2分前くらいから)は、上り列車(大阪方面に向かう列車)は3番のりば側、下り列車(JRゆめ咲線方面に向かう列車)は2番のりば側の扉を閉める。また、新大阪駅からの列車は3番のりば側のみから乗降可能で、2番のりば側の扉は開かない。この時、2番のりばの発車標には『通過』と表示される。
特急は「くろしお」の一部列車が停車する(「はるか」は2010年3月13日改正以降全列車通過)。特急の停車は USJ 開業後に始まったものである。
配線図
構内図
歴史
1898年(明治31年)10月1日 - 西成鉄道の野田駅 - 安治川口駅間に新設開業。旅客・貨物の取り扱いを開始。
1906年(明治39年)12月1日 - 西成鉄道が国有化され、国有鉄道の駅となる。
1909年(明治42年)10月12日 - 線路名称制定。当駅は西成線の所属となる。
1953年(昭和28年)4月1日 - 貨物の取り扱いを廃止。
1955年(昭和30年)7月15日 - 貨物の取り扱いを再開。
1959年(昭和34年)4月1日 - 貨物の取り扱いを再廃止。
1961年(昭和36年)4月25日 - 当駅から境川信号場までの新線開業により大阪環状線が全通。西成線は当駅を境に大阪駅方面は大阪環状線に編入され、桜島駅方面は桜島線に改称。ただし、大阪環状線については、当初は当駅で乗り換えを要した。
1964年(昭和39年)3月22日 - 高架駅化。大阪環状線が環状運転開始。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道の駅となる。
2003年(平成15年)11月1日 - ICカード「ICOCA」供用開始。
2009年(平成21年)10月4日 - 大阪環状・大和路線運行管理システム導入。
2010年(平成22年)3月13日 - ダイヤ改正で、「はるか」の停車を取り消し。
◀︎野田(大阪環状線)| 弁天町(大阪環状線)▶︎
安治川口(JRゆめ咲線)▶︎
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所在地 大阪市此花区西九条一丁目32-18
北緯34度40分57.59秒
東経135度28分0.44秒
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
電報略号 ニク
駅構造 高架駅
ホーム 2面4線
乗車人員
-統計年度- 23,491人/日(降車客含まず)
-2011年-
開業年月日 1898年(明治31年)10月1日
乗入路線 2 路線
所属路線 ■大阪環状線
キロ程 3.6km(大阪起点)
◄野田 (1.4km)(1.2km) 弁天町►
所属路線 ■桜島線(JRゆめ咲線)
キロ程 0.0km(西九条起点)
◄*(野田) (1.4km)(2.4km) 安治川口►
備考 直営駅(管理駅)
みどりの窓口 有
大阪市内駅
* 大阪環状線野田方面直通あり
☆当駅は管理駅長が配置された直営駅であり、管理駅として大阪環状線の福島駅・野田駅・弁天町駅の3駅と、桜島線内のすべての駅を管轄している。
駅構造
島式ホーム2面3線を有する高架駅で、基本的に外側の2線(1・4番のりば)を大阪環状線、両ホームに挟まれた中央の1線(2・3番のりば)を桜島線(JRゆめ咲線)および新大阪方面からの直通列車が使用している。このほか、1番のりばの北側にはホームのない貨物線が2本あり、東海道本線支線(梅田貨物線)と桜島線を直通する貨物列車と、新大阪駅方面へ向かう通過列車が使用している。
大阪環状線の当駅から福島駅までは、旅客線のほかに単線の貨物線が並走する3線区間となっており、貨物線は同駅からそのまま東海道本線支線(梅田貨物線)として新大阪駅方面へ分岐する。実際の線路の分岐は福島駅ではなく当駅であるため、当駅 - 福島駅間の貨物線も梅田貨物線に含めて扱われることもある。特急「くろしお」「はるか」などの新大阪駅発着列車はこの貨物線を経由するため大阪駅は経由しないが、運賃は同駅経由で計算される。しかし、大阪環状線の天王寺駅 - 大阪駅間を通過する場合は、経路特定区間の特例が適用されるため、営業キロは当駅経由ではなく距離の短い反対側の鶴橋駅経由で計算される。
2面3線の構造や平面交差が原因により、東海道本線(JR京都線)・大阪環状線・阪和線・関西本線(大和路線)の遅延が広がることが多い。大阪環状線の西半分は普通電車と速度差の大きい関空快速・紀州路快速・大和路快速といった快速列車や各種特急が頻繁に運転されているが、待避可能な駅は当駅のみであり、列車本数の多い時間帯には待避線を使って優等列車の通過待ちなどを行う必要があり、全体的に余裕のないダイヤ編成である。
2001年からアーバンネットワーク運行管理システム導入まで日本語と英語の列車入線案内放送が流れた。同システム導入後は日英2か国語で次の列車予告放送も流れている。
ホーム 路線(方向) 行先 備考
1 ■大阪環状線(外回り) 大阪・京橋方面 主に天王寺方面からの列車
■JR京都線直通 新大阪・京都方面 阪和線からの特急・B快速
2 ■JRゆめ咲線 ユニバーサルシティ方面
■大阪環状線(外回り) 大阪・京橋方面 JRゆめ咲線からの直通
3 ■JRゆめ咲線 ユニバーサルシティ方面
■阪和線直通 和歌山方面 京都・新大阪始発の特急・快速
4 ■大阪環状線(内回り) 新今宮・天王寺方面
■関西空港線直通 関西空港方面
■阪和線直通 和歌山方面 京橋・大阪方面からの列車
■大和路線直通 奈良方面
■JRゆめ咲線 ユニバーサルシティ方面 環状線からの直通の一部
上表の路線名は旅客案内上の愛称で表記している。
中線である2・3番のりばは、1線を2つのホームで共有している。
大阪環状線とJRゆめ咲線の直通列車は、両方向とも原則として2・3番のりば(中央ホーム)に入線するが、時間帯により上りは環状外回りホーム、下りは環状内回りホームから発車する列車がある。一時期、日中の上り直通列車は環状外回りホームからの発車が基本となっていたが、2011年3月ダイヤ改正で大阪環状線およびJRゆめ咲線はダイヤパターンは大幅に変更され、再び中央ホームへの停車を基本とするパターンに戻った。
2・3番のりば発着の列車については、到着後最初の数分間は2・3番のりばの両ホームの扉が開くが、その後(おおむね発車1 - 2分前くらいから)は、上り列車(大阪方面に向かう列車)は3番のりば側、下り列車(JRゆめ咲線方面に向かう列車)は2番のりば側の扉を閉める。また、新大阪駅からの列車は3番のりば側のみから乗降可能で、2番のりば側の扉は開かない。この時、2番のりばの発車標には『通過』と表示される。
特急は「くろしお」の一部列車が停車する(「はるか」は2010年3月13日改正以降全列車通過)。特急の停車は USJ 開業後に始まったものである。
配線図
構内図
歴史
1898年(明治31年)10月1日 - 西成鉄道の野田駅 - 安治川口駅間に新設開業。旅客・貨物の取り扱いを開始。
1906年(明治39年)12月1日 - 西成鉄道が国有化され、国有鉄道の駅となる。
1909年(明治42年)10月12日 - 線路名称制定。当駅は西成線の所属となる。
1953年(昭和28年)4月1日 - 貨物の取り扱いを廃止。
1955年(昭和30年)7月15日 - 貨物の取り扱いを再開。
1959年(昭和34年)4月1日 - 貨物の取り扱いを再廃止。
1961年(昭和36年)4月25日 - 当駅から境川信号場までの新線開業により大阪環状線が全通。西成線は当駅を境に大阪駅方面は大阪環状線に編入され、桜島駅方面は桜島線に改称。ただし、大阪環状線については、当初は当駅で乗り換えを要した。
1964年(昭和39年)3月22日 - 高架駅化。大阪環状線が環状運転開始。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道の駅となる。
2003年(平成15年)11月1日 - ICカード「ICOCA」供用開始。
2009年(平成21年)10月4日 - 大阪環状・大和路線運行管理システム導入。
2010年(平成22年)3月13日 - ダイヤ改正で、「はるか」の停車を取り消し。
◀︎野田(大阪環状線)| 弁天町(大阪環状線)▶︎
安治川口(JRゆめ咲線)▶︎
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