【PS VITA】「ようこそ! PS Vita ゲーム天国」、改善すべき2つのポイント。

2012年03月10日 | 団長は断腸の思い
ついでに「ようこそ! PS Vita ゲーム天国」で思ったことを書いてみる。

→ようこそ! PS Vita ゲーム天国

改善すべきポイントは2つあったと思う。

【1】やはりリアルタイムで配信すべき

PS VITAに欠けているモノはいろいろあるけど、ひとつはユーザーの「盛り上がり」。
一番盛り上がりがあったと思われるのは、E3で価格が発表されたとき。
それも3DSの値下げでかき消されてしまった格好だ。

そして既存のユーザーにしても、あれだけ評価の高かった「GRAVITY DAZE」でも
いまだに累計5万本程度。もちろんオリジナルタイトルにしては大健闘だけど
発売日以降、ソフトを購入していないユーザーが大半なんだろう。

PS VITAは今一度「盛り上がり」を作る必要がある。
それには潜在的なユーザーも参加できる今回のようなネット配信イベントが有効だろうけど
発表動画はリアルタイムで配信されず、視聴者が一体感を欠き、盛り上がりに繋がらなかった。

また、リアルタイムで配信すれば、例えば「GRAVITY DAZE」に興味を示していない大半のVITAユーザーにも
同タイトルのPVやプレイ画面を観せることができ、購入につながったかもしれない。
「墨鬼」など完全に埋もれてしまったタイトルの認知度向上の機会も失ってしまった。


【2】MCを立てるべき

スポークスマンといってもいいかもしれない。任天堂のニンテンドーダイレクトや「社長が訊く」における
同社の岩田社長のような存在。ソニーもひとり、ゲーム部門の「顔」となり、ユーザーに接する人物を立て
今回のようなイベントで、説得力のある戦略的な発信をさせるべきだろう。候補としては平井新社長。


結局は任天堂のやってることの真似に過ぎないのでは?と思うかもしれない。うん、真似だ。
でも、出来ていない人が、出来る人の真似から始めるのは当たり前のこと。
まずは真似をして、そこからソニーらしさを追加していけばいいのではないだろうか。

第2回・第3回の「ようこそ! PS Vita ゲーム天国」があれば、今度こそ期待したいところ。


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