モンスターハンターポータブル 3rd 初週で200万本出荷のシリーズ最高を記録、成長のカギは廉価版戦略か

2010年12月07日 | 団長は断腸の思い
どこかが初週実売速報を出すかなと待ってたんだけど、先にカプコンの出荷リリースが出てしまったせいか
どこも出さないようなんで、出荷情報で記事を書いてみた。

→『モンスターハンターポータブル 3rd』が発売初週で200万本を達成!(カプコンのリリース)

どうやら前作の2倍以上の初週出荷があったにも関わらず、この品薄状態。

ヤフオクではいまだに7000~8000円で取引が成立しており、
amazonは5000円強で予約できるけど、入荷予定は12月21日。
それまでの入荷分はすべて予約で埋まってるとみられ、半月先まで行列ができてるような状況に。
(→いま見ると12月21日出荷分も売り切れてた)

やはり初週で300万本くらいの出荷が必要だったようだ。

ここでシリーズの販売推移をグラフでみてみよう。
(MHP3は予約取り置き分などを考えて195万本と仮定)

モンスターハンターポータブルシリーズ 販売推移


一目で分かるのは、廉価版の販売の多さ。
MHP2はバージョンアップ版であるMHP2Gが出たので廉価版はなかったけど
MHPとMHP2Gはともに全体の4割が廉価版の販売。

MHPシリーズは、まだ売れているうちに廉価版、そして再廉価版を投入し
PSPの定番ソフトとして、常に販売店の棚を確保し続けている戦略が功を奏しているんだろう。

廉価版は中古対策ってのも大きいけど、最近は中古を取り扱うゲームショップの数が減っているせいもあって
ゲームは新品でしか買わないって人が多くなってるように思う。
そういった変化しつつあるユーザーの需要も、長いスパンで取り込んでるのは大きい。

そして購入の敷居の低い廉価版で取り込んだユーザーが、ゲームの面白さにふれて
コアなユーザーとなり、次回作を発売直後に通常価格版で購入するという流れが続いているんだろう。

いま、もっとも成長・成功しているMHPシリーズの販売推移は、しばらくは見逃せそうにない。

◇◇◇

というワケで、ここで販売本数予想ゲームに参加していただいた
皆さんの予想を公開してみます。
ご参加どうもありがとうございました。

MHP3販売本数予想ゲーム 予想一覧

※累計本数予想は2011年上半期までの累計本数の予想

前半戦となる初週本数予想のポイントは・・?
(初週販売本数を195万本と仮定した場合)

1位 なり蔵戦士 100P
2位 じお戦士 80P
3位 うにょ戦士 60P
4位 ナナロー戦士 50P
5位 きゃめ戦士 40P
6位 ろとー戦士 30P
7位 3.14戦士 20P
8位 Natit戦士 10P

ツイッター経由で参加していただいた、なり蔵さんが暫定の首位に。
なり蔵さんは現役のゲーム屋さんであり、さすがプロの予想!

さて、後半戦となる累計本数予想は、なり蔵プロの予想通りそれほど伸びないのか
新規参加の3.14さんの予想のような大幅な伸びをみせるのか・・?

ちなみにカプコンの出荷目標は、2010年度末までに「360万本」らしい。
目標どおりにいけば、今回の予想期間の6月末までには
360万本+3か月分の出荷本数ってことになるが?


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