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まさかのここに来てヅカオタ状態、日々叫んでおります、ほかにジョジョ、初代ガッチャマン等好きです。
管理人 Masayo

やっと観た観た「シャーロック・ホームズ シャドウゲーム」

2012-04-14 16:54:42 | Movie
やっとこさ観られました、ええといつだったっけ、木曜日だな。
おっとと20日までの上映だっつうじゃないですか、あっぶね。
さてさて、2作目は1作目を超える大冒険とヨーロッパを巻き込む大事件を追え!ってな感じでしたね。
賛否両論は当然あると思いますが、こだわりなく楽しむには良いと思いました。

なんと言っても、見どころは美中年なロバダウVSジュードの確信犯でツンデレなくせに結局あんたたちーーー!!!!
な関係ですわね。はっはっは。え、違うの?え?そうだよね?あら?

わたくし腐では無いはずなんですが、こりゃ萌えるっしょよーな作りで。
「ブロークバック・マウンテン」はダメだけどこれはいい。というのは「ブロークバック・・・」は、野郎二人が好き勝手やってて、妻も子もある(ヒースのほうは子供いた)くせに、てめえらのお楽しみばっかりに熱中してた、それを純愛みたいに売ってた映画の売り方が自分にはアウトだったのでした。
好きな方もたくさんいらっしゃるようなのでごめんなさいねーなんですが。
女性たちが気の毒すぎてそっちのほうに肩入れしてしまい、野郎どうでもよかったという(失礼)。
ミシェルさんが可哀想すぎたよなー、ヒースの役はDVっぽかったし、そういうのイヤ。

女子抜きで好きにやってる映画なら良かったのかもね、なんとなく観てしまった自分を反省しました。

それはいいや、別な話だから。

ホームズはますます変人ぶりと変態度が増していて、何やってんだか状態です、いい人とも思えないファナティックさばかり目立つし。
あんまり正義?の味方風には見えなさすぎるのはどうなんだろうねえー、まいいか(いいのか)。
その分、ワトソンはまっとうなんですよ、ほんっとおに。でもさ、いい加減変態で変人なホームズにつきあわなくてもいいんじゃないの、と思うけどそれじゃ話にならないから、だめか。
しかも、ワトソンってばイケズー! ホームズの自分への執心ぶり?を知ってるはずなのに、しれっと、というかまともなワトソンはそこまで思い至らないのかもだけどさ、自分のウェディングのベストボーイにホームズを指名しちゃうしね、普通ならいいんだけど、ほら、ホームズは普通じゃないからさ。
んでもって、バチェラーパーティーしてもらえると思ったはずが、なんかあやしげなホームズ兄が居るだけで、なんだか判んないけどホームズはアイリーンからかすめ取った手紙を渡す相手だったかの占い師のお姉ちゃんとタッグ組んで大暴れしてるし。
そんなこんな?で、そこに参加しちゃったワトソンもボロボロ状態なまま結婚式。
新婚旅行に向かう列車は敵一派に乗っ取られてるっぽく、そこにどういうわけか乗り込んできていたホームズと共に戦わざるを得ず、花嫁メアリーはホームズが海に突き落とすし、もーどうなってんだ?

今回の敵は、尊敬される数学者で英国首相の学友で、拳闘の選手でもあり、ヨーロッパ各国にも顔の利くモリアーティ教授。名声も富も得ていて何の不満もなさそうな彼だけど、実は欧州各国どうしをいさかいに巻き込み、戦争を起こさせてその利を得ようという悪党だったのでした。うーんーーーー。 でも、戦争で巨万の富ってありますよね、軍需産業やってたりすると。シンドラーなんてそうですよね?
ただ、それを自国防衛のためじゃなく「自分だけが富むために戦争させる」のは、違うやろ。

いいんだ悪党だからそこらへんは、嫌らしい理由があってしかるべーき。

各国の首長や政治家、王族が集う会議で暗殺騒ぎを起こそうと企む教授を阻止出来るか、ホームズ?ってな感じですが、そこ行く前にアクションアクションまたアクション、乗馬(笑)。

モリアーティ教授も行きすぎた天才だし、ホームズもおかしいから、一歩間違えばホームズも同じ穴っつうか、ほんとは同じ穴だけど、一応ヒーローだからいい人なホームズ。
天才同士の戦いも見応えたっぷり。
でも、ホームズを支えて居るのは、実はワトソン君なんだよーん、ふっふ。

んでも、ワトソンって戦争で脚を負傷して...みたいな設定じゃなかったでしたっけ?杖突いてるし、ちょっと脚引きずって歩いてると思ったけど、でも今回すっごい軽やかに走ってましたけど?違うの?教えて池上さん!

女子への扱いがやっぱりひどい本作だが、ははは、アイリーンどーしたよ?いいのかこれで?
メアリーはホームズに恨まれてるからしょうがないけど、意外なところで活躍。
そんな中破格のいい扱いだったのが、元祖リスベットのノオミさん演じる、占い師マダム・シムズ。シムって字幕にはあったけど、シムズって最初書いてあった。 今回はワイルドソバージュヘアにロマ風のレイヤードな衣装がおしゃれかつトンボーイさもあってカッコ良かった。あんまり役に立ってるかっつうと判んない役どころだったのが惜しいが、それでもすごく頑張ってていい味でしたん。

画面の作りとアクションに重きを置き過ぎて居て、せっかくの話のキモがいまーちブレてたというか、教授がアナキストと結託してみたいなところがボケてたんだけどね。

あと、お客おいてけぼな感じは増してしまったかもだなあ、ホームズ・ヴィジョン(と勝手に命名)っていうか、ホームズの記憶の再現が多過ぎて、客そこまで観切れてませんけど!でちょっと目が疲れるのと、後追い再現フィルムが多くて違反っぽいかな。
ストップモーションとハイスピードの繰り返しも多いし、派手なんだけどそこまで詳細じゃなくても判るよみたいな。
迫力は増しますけどね。ハイスピードカメラの名前がファントムだとかなんとか、うはは。

とかなんとか、良いところも、ちょっとうーん?なところもあるけど、概ね楽しめるし、いいのよいいのよ。
あっ!オペラ座出たよオペラ座! ドーンジョヴァーーーーンニーーーーーー! いいねいいね! 
ファントムさんとホームズが出くわしたりしないかしらと余計な妄想ドキドキ。 BGMにもドン・ジョヴァンニ入ってたし、いいねいいね!

でーええええもーーーーーー! なんだかんだ言うけど、ブロマンスに終始しやがってやられたわよ!
だいたい、リッチー監督わかってすぎよ! 「ロックンローラ」でもGerryのワンツーを愛してるハンサム・ボブっつう嬉し恥ずかしい図をやってくれちゃって悶絶しましたよ、ダンスシーンとかもう笑える笑える。

片方大好き、想われてる方は気付いてない、または気付かされても「ええええ」な反応みたいなのがいいんだ、うふっふー。

というわけで、細かい場面を観直すために、BD買わなきゃいけないはめになっちゃいますよ。

先月末の送別会で、日頃あんまり話す機会のないロシア担当男子たちと「今日はいっぱい話しよーねー」となり、がっつがつ飲みながら映画談議に花咲き、これから観たいのはイチオシでホームズ!だってかっこいいもん!とか言いまくったので、男子たちも「観ます!」とか言ってたわ。 でも意外にも男子たちは泣けるラブロマンスが好きだったりするんだよぅ、PSアイラヴユーなんて女子より男子人気むっきゃ高かったの、部内でかなりの男子が観て泣いたと感想くれましたよ。 

どうも最近イケナイ方向にどんどんはまっている自分がヤヴェーな、と思う日々でございます。

そうそう、誰も気にしないかもですが、ちょっくら。
ホームズ兄役は、むかーし観た「オスカー・ワイルド」でワイルド役だったスティーヴン・フライさんで、この人は怪しすぎて「こいつがモリアーティだろ」と思ったくらいです。
なんでまっぱで歩いてるんだよーとか、女性は好きじゃないらしいんだけど、いかにもな妖しさありあり。
そういえば「オスカー・ワイルド」にはワイルドの恋人役としてジュード出てたのよ、わがままでイケナイ子だったわよー、素敵だったのよぉお。
なんだやっぱりそっち系?ああああ違うーーーーーぅうううう。でもワイルドはだーーーい好きです。


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