先日、日本大学が在籍している学生数万人に対し、グーグルが提供している無償ソフト「Gメール」を学内で共通に利用するソフトとして指定したことがインターネットニュースで報道されていました。
ユーザのマイクロソフト離れが喧伝される中で、日本で最多の学生数を擁する日大が、アウトルック・エクスプレスではなく、Gメールを選択したことで、他大学や自治体等も追随する可能性が出てきました。
日大の担当者は、選択した理由を、「Gメールはバグ等が少なく、パソコンの利用環境に依存せず、どこでも使える点を評価した。」と答えていました。
既存の情報システムやインフラに、こうしたネットサービスを組み合わせて利用する形態を「マッシュ・アップ(mash up)」と呼び、
IT業界で少しずつ認知されるようになって来ました。
日大の事例もこれに当てはまります。
また類似語として、
「SaaS(Software as a Service)」(サース)
がありますが、現時点では厳密な意味の違いがあるのか、把握できておりません(こちらは有償物に限定される?)。
これからのマッシュ・アップの最大の関心事は、何年か先にグーグルがサービスを提供しようと開発している表計算(エクセル風)とワープロ(文書作成)ソフトの無償提供です。この両ソフトは現在開発中で、マイクロソフト製のものと互換性があるとされています。
仮に、このサービスが実現するとマイクロソフトのOfficeシリーズを購入する必要がなくなり、同社にとって大きな戦略の見直しを迫られることになり兼ねません。
一方、ユーザも操作性や安定性が確保されるなら、一挙にこちらへ利用がシフトすることも予想されます。
ここに来て、ネット利用時代の覇権争いが、激しさを増し、グーグル対マイクロソフトの二強対決がより鮮明になって来ました。
ニュースはこちら
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2007/04/03/15289.html
用語の解説はこちら
http://e-words.jp/w/E3839EE38383E382B7E383A5E382A2E38383E38397.html
ユーザのマイクロソフト離れが喧伝される中で、日本で最多の学生数を擁する日大が、アウトルック・エクスプレスではなく、Gメールを選択したことで、他大学や自治体等も追随する可能性が出てきました。
日大の担当者は、選択した理由を、「Gメールはバグ等が少なく、パソコンの利用環境に依存せず、どこでも使える点を評価した。」と答えていました。
既存の情報システムやインフラに、こうしたネットサービスを組み合わせて利用する形態を「マッシュ・アップ(mash up)」と呼び、
IT業界で少しずつ認知されるようになって来ました。
日大の事例もこれに当てはまります。
また類似語として、
「SaaS(Software as a Service)」(サース)
がありますが、現時点では厳密な意味の違いがあるのか、把握できておりません(こちらは有償物に限定される?)。
これからのマッシュ・アップの最大の関心事は、何年か先にグーグルがサービスを提供しようと開発している表計算(エクセル風)とワープロ(文書作成)ソフトの無償提供です。この両ソフトは現在開発中で、マイクロソフト製のものと互換性があるとされています。
仮に、このサービスが実現するとマイクロソフトのOfficeシリーズを購入する必要がなくなり、同社にとって大きな戦略の見直しを迫られることになり兼ねません。
一方、ユーザも操作性や安定性が確保されるなら、一挙にこちらへ利用がシフトすることも予想されます。
ここに来て、ネット利用時代の覇権争いが、激しさを増し、グーグル対マイクロソフトの二強対決がより鮮明になって来ました。
ニュースはこちら
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2007/04/03/15289.html
用語の解説はこちら
http://e-words.jp/w/E3839EE38383E382B7E383A5E382A2E38383E38397.html
マッシュアップもSaaSも、Webサービスと自社の情報システムを組み合わせて使用する形態を取る点で共通項があると思います。
こうすることで、システム開発のコストや期間を押さえながら、信頼性の高いシステムを構築できるメリットが生まれると思います。
どちらも既製品と独自システムとのコラボレーションで出来上がるということですね。
色々な利用形態が提供されることはユーザにとってもメリットを享受できます。
また、我々、ITエンジニアも変化に対応できなければならないと思いました。