映画で綴る鑑賞ノート

ドキュメンタリーを中心に、新作映画を楽しく語ります。
鹿児島弁のコーナーもあるよ。

死者の書

2006年02月20日 | スクリーン
これは、予習が必要な映画だなと思い、鑑賞前にあらすじ等をチェックしていきました。

さらに、本編に先立ち、“ひさかたの天二上”という、舞台となる二上山や、人物関係などを紹介した、
短編実写映像の上映もあり、万全の体制で臨むも、後半、睡魔に襲われ…。

物語よりも、人形アニメに見入ってしまいました。
NHKの子供向け番組が、古典を取り上げた感じでしょうか。(笑)

それにしても、大変な作業ですよ、これは!
一体の人形を動かすのはともかく、群集などは全てを同時に動かさなければならないわけですから!

台詞が意外に現代口調だったのが、ちょっと面白かったですね。
ナレーションでは、“タブー”なんて、普通に使ってましたし。

しかし、時折挿入される、能の調べに、また睡魔が…

人形アニメの手作り感は、CG全盛の今の時代にこそ必要なものだと思います。
あとは、題材とストーリー。
せっかくの人形アニメなのに、“未就学児堂のご鑑賞はご遠慮いただいております”
じゃ、つまんないですもんね。

死者の書
★★☆☆ 2005 日本
監督:川本喜八郎
声の出演:宮沢りえ 観世銕之丞 榎木孝明 江守徹 黒柳徹子 新道乃里子 三谷昇 岸田今日子

追記

 黒柳徹子さん、熱演でした!


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