私のための手抜き日記

早いもので、二人揃って今年高学年です。

入院中の私 ~その1~

2006-06-30 | ├○第一子 妊娠・出産記
出産という大仕事を終え、一息ついた頃。

助産士さんが迎えに来てくれました。

『じゃ~、そろそろ部屋に行こうか。』

はーい、、、って、あたたたたっ!

切られた所が、ひき攣れて、痛い

う~ん、切開をする必要があったのだろうか・・・?疑問だ。。

どうにかこうにか分娩台から降りると、助産士さんが車椅子を持ってきてくれた。

『歩けないでしょ~?無理しなくていいよ。』

はい、お願いします。

あぁ、車椅子を必要とするなんて初体験だぁ~。

ベッドから車椅子に・・・、よ・・っこら、、、しょっっっっと。

ふぅ。

思いもよらないところが痛いから、上手く体を動かせない。

しかも、座ると痛い、寝ると痛い、横になっても痛い、腹筋を使っても痛い、
痛い、痛い、痛い。。。。

もう、それしか頭の中になかった。

陣痛の痛みに耐えながら、とっておいてもらうようにお願いした夕飯。

・・・座らなきゃ、食べられない、よなぁ~・・・。

よ・・っこら、、、しょっっっっ。


あぁ、私の合い言葉は【よっこらしょ】になってしまったのか。。


ごはんごはん・・っと。


う~ん、、、なんか、重そうだ。。。酢豚・・・っぽい?
でも、魚だなぁ。。

まぁ、ご飯とスープと、後は食べられるものを食べておこう。


メインをほとんど残してしまった。

まぁ、しょうがないでしょう。


時間も22時になったことだし、ここまで付き合ってくれた旦那様も
そろそろご帰宅。

といっても、私の父がここまで迎えに来てくれて、
実家で祝杯をあげる、らしい。

あ~、妹の時も、やったなぁ~

きっと、明日は2日酔いだぞ、きっと。

まぁ、いっぱい飲んで来なさいな、パパ

明日も面会に来ることを約束して、今日はお別れ。


そして私は・・・。

あまりの傷の痛みに、寝ることさえままならない状態。

結局、その夜は一睡も出来なかった


夜中の1時頃、助産士さんがやって来て、

『一回、トイレに行ってみて~』

と言われた。

どうやら、悪露の状態を確認したいらしく、交換したパットを
持ってきてくれとのこと。

上手く尿が出ない場合は採尿してあげるからね、と言われ、
私的には陣痛より痛かったのでもう勘弁っ!!!っと思い、
必死で出しました(笑)

採尿の痛みは・・・、針を刺す感じで、鋭い痛み、かな?

陣痛は腰が怠い・重い、強いけど鈍い痛みって感じ。
わかりにくっ!!

まぁ、そんな訳で必死だったわけよ、私も

とりあえず、子宮の収縮状態も大分よいみたいなので一安心。

産前産後で、どれくらい体重が変わっているのか楽しみ~


・・・な~んて考える余裕もなく、夜は更けていくのでした。。

産まれた瞬間・・・。

2006-06-30 | ├○第一子 妊娠・出産記
わが子が生まれた瞬間。

一番最初に思ったことは、「えっ、産まれたの?!」ってことでした

そして、次の瞬間、産声が・・・!


へぎゃ~!へぎゃ~!!へぎゃ~~~!!!


・・・なんて泣き方ですかぃ
まるで、しわがれたおばあちゃんみたいな声して泣いてやんの


そして、その顔を見た瞬間。


・・・ぅわ。。。旦那のクローンだ

お・男の子でよかったぁ~


でも、やっぱり感動
ちょっとだけ、抱っこもさせてもらいました

と思っている間に、赤ちゃんは産湯につかりに。

そして旦那は退場し、私は胎盤が出るまでしばし待つ。

にしても、胎盤って、どんなものなんだろう・・・?って思って、
助産士さんに聞いてみたら、見せてくれました。

結構大きいんだねぇ~、胎盤って。
こんなもんがおなかの中に入っていたなんてびっくり
でも、これが私と赤ちゃんをつないでくれていたんだなぁ~と思うと
すごい不思議な感じでした。

そして縫合。
麻酔をしたから痛くない、はず、なんだけど。。。

入り口側から縫っていって、最後の一針。

・・・いったぁ~い!!!

どうやら、そこまで麻酔は届いていなかったよう。
思わずちっちゃく叫んでしまったのですが、それを受けて先生が一言。

「あ、痛かった?ごめんごめん。麻酔がここまで効いてなかったんだね~」だって
けろっと言われてしまった。

まぁ、つっこむどころではなかったけどね


そうこうしている間に、両親と妹&姪っ子が到着。

父は、ほんとは仕事が忙しかったみたいだけど、産まれそうだってことで
早めに帰ってきてくれて、間に合ったみたい

みんな、忙しい中見に来てくれてほんとありがと~

しばらく見ていたけど、あまり長居しても・・・ってことで30分くらいで
帰っていきました。

その後、旦那と2人で見ていると、助産士さんがきて、部屋に移る準備をしに
来てくれました。
そして、洋服を着せてもらったわが子を抱かせてもらいました。


このとき初めて、私の子が産まれて来たんだな、と実感しました。

この世にただ一人しか居ない、大切な我が子。

私の腕の中できょとん、としている、かわいい我が子。

まだまだ頼りない体の、小さな我が子。

私を選んでくれてありがとう。

五体満足で(見た目)産まれて来てくれてありがとう。

これからは、私達が、一生懸命、大切に育てるからね。

あなたがこの世に産まれて来た事を誇りに思えるよう、がんばるからね。


いつか、あなたが産まれた時のことを、話してあげるね。


出産記 part3

2006-06-30 | ├○第一子 妊娠・出産記
分娩室に移ってから。


この時点で、大体18時頃。
病院に来てからまだ2時間くらい

分娩室に移るころには、やっぱり結構痛みが強く、感覚も短くなっていたので、
分娩台に上がるのも一苦労でした。
何よりも、羊水が絶え間なく流れ続けているのがすごい気持ち悪かった

分娩台に寝ていると、助産士さんが「立会いだっけ~?」って聞いてきました。
そういえば、うちは立会い希望。しかし、旦那はまだ来ず

時間をみると、もう帰るって連絡を受けてから1時間ちょっと過ぎたくらい。
いつも1時間半くらいで帰ってくるので、もうそろそろかなぁ~なんて
話しているうちに、どうやら旦那も来たみたい。
間に合ってよかったねぇ~


ここからが痛みとの戦い

どんどん強くなる痛みに耐えつつ、いきむ時につかむレバーを確かめて
感覚をつかんでおこうとレバーを探すも・・・。

レバーが届かない・・・。

ここの分娩台には2箇所、レバーがついている(腰の辺り両脇と頭の上)んだけど、
そのどちらも届かない

これにはぶったまげました

どうにかこうにか、レバーの握りまでは届かないものの、金属部分に手をやり、
(レバーは向こう側に45度くらいの角度でついてるものなのね。)
それでもしっかりは握れないから指先だけで力を入れることに。

この私の腕の短さには、こんな時だというのに思わず笑ってしまいました


それから助産士さんが何度か内診に来てくれましたが、19時半前くらいに、
「まだ9cmだけど、いきむ練習をしてみようか~。
 練習しているうちに全開(10cm)になるからね。」
といわれ、そこからがほんとの戦い。

何度かいきんではみるものの、息が続かない
かなり苦しくて、陣痛の度に2回づついきむなんて、そんなことしたら
酸欠になってしまうって、本気で思いました。。。

それでも、どうにかこうにか練習をしていたら、そのうち助産士さんがやってきて、
いきなり、「はいっ、思いっきりいきんで~」なんて言われて。

その時の私の心中は、
「えっえっ?!練習じゃないの?!もう全開になったの
って、「?」がいっぱい飛んでました(笑)
あとで旦那に聞いたら、旦那もやっぱりそう思っていたみたい

「この分ならあと1時間のうちには産まれるからね~」と言われ、
この痛みがあと1時間も続くのか・・・。と、一瞬、産むのをやめたくなりました。
ここまできてそんなことできるわけないのにねぇ(笑)

このときの痛みは、例えるなら、長い間便秘をしていた後に便通がきて、
立派な物を出す時の痛みに似てる、と私は思いました
あまりきれいな例えじゃないんだけどね~
出口より大きなものを無理やり出そうとするときの、出口が切れそうになる
痛みが一番強かった。
いきむと楽って人も居るみたいだけど、私はいきむと痛くなるから
1度の陣痛で1回のいきみがやっとでした


そんなことを思っている間に、にわかにあわただしくなっていく室内。
まだ残っていてくれた日勤の婦長さんと、院長先生もやってきました。

この病院では、大体の人が会陰切開をして出産をするそう。
そのため、ほとんどの場合で医師が立会いの元、出産をします。
ま、最後の最後だけだけどね。

産まれる瞬間のちょっと前、先生が切開をするための麻酔を打ったのですが、
普通、陣痛が強くて注射の痛みはあまり感じないというのですが、
私はしっかり痛かったです
その後の切開の瞬間も、痛くはなかったけどしっかりわかりました

ぱちって切られたな、と思った次の瞬間。
助産士さんの声が。

もういきまなくていいよ。
産まれるからね~、下向いて~!

そして下を向いた瞬間、足の間からちっちゃな頭が!!!

そして20:03、元気な男の子を出産しました。



産まれてからのことは、次へ続く。。。

出産記 part2

2006-06-30 | ├○第一子 妊娠・出産記
陣痛室に入ってから。

陣痛室では、ほぼずっとNSTを付けていました。

助産士さんが代わる代わる内診をして行くのですが、それがまた痛い

17時頃、担当の助産士さんが内診をしている時に、

「だいぶ(子宮口が)やわらかくなってるし、(赤ちゃんも)降りて来てるんだけど、
 こっち側(お腹側)がまだちょっと硬いのよねぇ~」

と言いながら、ぐりぐりぐりぐりぐりぐり・・・・・・・・・・・・・・・・。

これがとにかく痛い!!

どんな痛みかって言うと、やっぱり、生理痛の酷いやつって感じかなぁ~?
男の人や、生理痛のない人にはわかり辛い表現だろうけど。

思わず、「あたたたたたたたたっ!!!!!!!」
なんて声が出ちゃいました

でも、その時に、診察室で内診をしたときは4cmだった子宮口が5cmになったと聞き、
「おぉ!!開き始めてる!!!!」とびっくりしました

そして驚く間もなく、すぐに陣痛らしきものがやってきたのですが
その間隔がすでに3~4分間隔

とりあえず、「あぁ、陣痛が来たんだなぁ~」なんて思いながら、旦那や妹に再び連絡。

陣痛が来たっぽいよ~』

そんなことしている間に、痛みがどんどん強く、頻繁になってくるのですが、
まだまだ「あ~、痛いな~・・・」なんて思う余裕があったので、
もうしばらくかかるんだろうな、なんて思っている矢先。

助産士さんがやってきて、内診をしながら

「もう7cm開いて来てるね~。早い早い!
 じゃ、もうちょっとしたら分娩室行こうか~」

なんて言うではありませんか

なんですとぉ~?!


結構余裕ぶっこいていた私は、あわてて旦那に電話!!

「大変大変!!もうそろそろ分娩室移るって!!!!」

今日は父が仕事で遅くなるということだったので、実家で母と夕飯の予定だったので、
ご飯を食べ損ねるかもしれないから、実家で夕飯食べてからでいいよ~、
なんて言ってたのですが、もうそれどころじゃない!!

直接来るということでしたが、間に合うでしょうか・・・


妹にもそろそろ分娩室に移る旨連絡しましたが、さすがに急すぎる展開に
びっくりしていました



長くなってきたので、分娩室に移ってからはまた次へ。。。



出た~!!!<出産記>

2006-06-30 | ├○第一子 妊娠・出産記
本日、午後8時3分。

身長49.0cm、体重3014gの
元気な男の子を出産しました

いつ産まれるか・・・、と首を長くして待っていましたが、
ようやく逢えました


最初に気づいたのはお昼過ぎ。
実家でアイロンがけをしているとき、何かが出ているような感じがしたのですが、
昨日の内診の影響で血が出ていたのでそれかな~と思い、あまり気にしていませんでした。

しか~し

いつまで経っても止まることなく流れ出る感じがしたので、トイレに行ってみると、
血ではない何かが出ているではないですか

これが破水かぁ~

なんて、かなり余裕で思いました(笑)

本来であれば、ここで病院に連絡して、入院・・・のはずですが、
そのときの私には思い残すことが。

フルーツポンチ、、、食べてない。。。

そう、本来であれば、昨日食べようと買っていたフルーツポンチの材料が
自宅の冷蔵庫に眠っているのです

ど~してもそれが食べたかった私は、一旦、自宅に戻って入院の準備をすると同時に
フルーツポンチを急いで作り(笑)、再び実家へ。

実家に戻り、フルーツポンチをかっ込んでから病院に連絡し、
その後、旦那と妹に連絡。

これから病院に行ってくるよ~』

旦那には、破水したと思った直後に電話をしましたが、
そのときにはまだ陣痛の気配もなく、「定時まで仕事してていいよ~(笑)」
なんて言っていたのですが・・・。


病院について、まず血圧・体重・尿検査ですが、がんばったけど尿は出ず。
尿の代わりに羊水が採れてしまったので断念

処置室に呼ばれ、NSTをとり、陣痛があまり来ていないことを確認して(笑)から、
レントゲンを撮ることに。

レントゲンは、予定日を過ぎたらみんな撮るそうで、昨日の定期健診で「次回ね」
といわれていました。


レントゲンの結果、骨盤はまったく問題ないということで、一安心

さらに内診をした結果、やはり間違いなく破水しているとのことで、
入院確定です


車に入院の道具を取りに行く際に、再び旦那に電話をしました。
この時点で16時頃。
定時まで1時間半くらいだったのですが、旦那はちょっと早いけど
今から帰るとのこと。

私的には、陣痛も来てないし、定時過ぎたらでいいのにな~と思いつつ、
「待ってるね~」とだけ言っておきました


なんか、長くなってきたので、陣痛室に入ってからのことは次へつづく・・・。