
磯田道史原作、森田芳光監督の映画「武士の家計簿」を見た。
主人公のソロバン侍に堺雅人、その妻に仲間由紀恵。
結婚するまでの、若者と娘を演ずることには、少々違和感を感じたが、話の筋として、天保の大飢饉から幕末・明治維新に至る、どの武士階級にも起きた大きな歴史のうねりの中で、家を守り、家族を守り、命を後世につなげることの大切さを描く上で、余りこだわることではないと、ストーリーが展開していくうちに思った。
やはり原作を読んでいないから、なぜオムニバス的で、ナレーションにより話をつないでいくことにこだわったのか気になる。
原作者が古書店で手に入れた猪山家の家計簿「入払帳」をもとに、そのとき、そのときの家族のありようを忠実に描いたんだろう。
ここのところ、斬り合いや、リアルな切腹をメインに描く時代劇が続いたので、この武士の家計簿は、アットホームなホームドラマの時代劇ともいえる。
あの「四文銭」の話は、どう展開し、どう完結したのか、解釈がわかれるところだ。
なにはともあれ、途中、ホロリとなる場面もあり、親が子を思い、子が親を思う、夫婦とは何か、家族はどうあるべきか、を考えるによい映画だと思う。
ぜひ、ご覧あれ。
それはそうと、映画館のスタッフがこんな衣装を着ていた。
宇宙戦艦ヤマトのコスチュームだ。
どうせなら、あの独特の敬礼をして欲しかった。

映画を見終えて出てくると、グランベリーモールは夜。
イルミネーションがきれいだった。
昼間が人で溢れていただけに、夜はしっとりとしている。

主人公のソロバン侍に堺雅人、その妻に仲間由紀恵。
結婚するまでの、若者と娘を演ずることには、少々違和感を感じたが、話の筋として、天保の大飢饉から幕末・明治維新に至る、どの武士階級にも起きた大きな歴史のうねりの中で、家を守り、家族を守り、命を後世につなげることの大切さを描く上で、余りこだわることではないと、ストーリーが展開していくうちに思った。
やはり原作を読んでいないから、なぜオムニバス的で、ナレーションにより話をつないでいくことにこだわったのか気になる。
原作者が古書店で手に入れた猪山家の家計簿「入払帳」をもとに、そのとき、そのときの家族のありようを忠実に描いたんだろう。
ここのところ、斬り合いや、リアルな切腹をメインに描く時代劇が続いたので、この武士の家計簿は、アットホームなホームドラマの時代劇ともいえる。
あの「四文銭」の話は、どう展開し、どう完結したのか、解釈がわかれるところだ。
なにはともあれ、途中、ホロリとなる場面もあり、親が子を思い、子が親を思う、夫婦とは何か、家族はどうあるべきか、を考えるによい映画だと思う。
ぜひ、ご覧あれ。
それはそうと、映画館のスタッフがこんな衣装を着ていた。
宇宙戦艦ヤマトのコスチュームだ。
どうせなら、あの独特の敬礼をして欲しかった。

映画を見終えて出てくると、グランベリーモールは夜。
イルミネーションがきれいだった。
昼間が人で溢れていただけに、夜はしっとりとしている。

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