お気楽極楽ミラクル

主にアニメ関連のものを中心とした雑記や感想。サイトの性質上ネタバレあります。(※ 現在ウオームアップ中)

ぺとぺとさん 第4話 「家庭の事情」

2005-07-30 03:57:10 | アニメ感想全般
・・・なんだろね。ナニがやりたいんだろね。この作品。

根底に流れているモノって・・・妖怪とか、それに見せかけた人種差別とか・・・ってよりも、むしろ極道!?

本話を観ている限りだと、ナニかこう、『極道』を(意識的に?)曲解したお方の萌えまじりの妄想・・・

・・・なんか、そんな気もしてきてしまうのですが^^;。

本作中では・・・。

妖怪≒極道

カタギの人間にとっては・・・
1)同じ人間だけれども、イマイチ理解できない。
2)同じ人間だけれども、関わり合いたくない。
3)同じ人間だけれども、どうにも本能的に恐ろしい・・・。

『極道』・・・ってのは、必ずしもそれすなわち悪、というワケではないかもしれないが、・・・しかし、一般人の一般的な本音では、あまり積極的に関わり合いたくない・・・正直、恐ろしい。

だからぁ・・・安直に殺すとか言うもんじゃない!
・・・言わせるなよ・・・サラっと。しかも見た目小学生に・・・。

『殺す』、とか簡単に言える・・・言えちゃうのは、自分が死ぬような目に合ったことが本当の意味では無いヤツが8割方を占めるだろう。

家督相続の為には『殺す』って・・・なんだこの単細胞さわ!

・・・ナニか・・・ナニかが激しくカンチガイ・・・な気がする。

なんかねぇ・・・もう、『姉御』だとか、鉈肩に担いで歩き回るオンナだとか、天然がくどすぎて笑えない親しみも何だか持てなくなって来ている母だとか、生活苦も『種族』性からかなんだか半分スルーな家庭とか、『種族』性とはいえエロエロ行動・言動目立つ娘達とか、うち1人(?)は自分の道は自分の力で切り開くとか豪語してはばからないとか・・・。

ただ、本話を見ているとこの原作者には・・・原作どおりにお話が作られているとしたら・・・なにかこう、『極道』・・・みたいな世界にカンチガイな幻想みたいなモノ、持ってない?

・・・意識的か、無意識かは知りませんケド!^^;。

まぁ・・・『姉御』ことセンセーが、この作品の一応の良心なのかなぁ・・・。
彼女にも多分に『極道』っ気があるように見えてしまう(特に本話を観た後では)が、年喰ってる(失礼)分、比較的世の中見えている・・・と。

このキツイ系(失礼)に聞こえる方言・・・いや、方言そのものってよりも、(いや、方言でなくても)言い方もいちいちキツイ
・・・の乱舞なんかも、なんかそんなトコロから来ている気がしてきた・・・^^;。

可愛い外見に惑わされがち(?)だけど・・・やっぱりこの作品・・・根本的なところに相当ヤバイ部分がある・・・。

こんな話を見せられてしまうと、やはりそんな気持ちが隠せなくなってしまいます。

・・・
・・・

でも、その辺抜きでも、本話はあんまり面白い、とは感じなかったな・・・。まぁ、今後の展開への、何がしかの布石にはなっているのかもしれませんが。

要は、家督を狙う妹が、家出しても屋号を名乗り続ける姉に、殺気アリアリでケンカしにきたのを天然さんが天然で上手くはぐらかした・・・と?

3流人情(?)バイオレンス。純粋に話としては何も面白く無いと(←いい加減黙れ)^^;。

かみちゅ! 第4話 「地球の危機」

2005-07-30 01:06:13 | アニメ感想全般
OP・・・完成?
確かにクオリティやセンスは凄いものを感じるかもしれない・・・。
でも、やっぱりこういう人間の動きはイマイチ好きじゃないかも。ジ○リのだけでお腹いっぱい、という印象。

・・・と、いうか・・・何か、人間がキョンシーみたいに見えて仕方がないのですが・・・(^^);;;

・・・人間って・・・意外とも少し、カチッ・カチッっと動くと思うんですけどね。機械的ってイミじゃなくて・・・なんてゆーか、この。確かに通常のアニメ描写みたいにある程度定型化された必要最小限の動きしかしないワケじゃあ無いケド。元の体勢から求める体勢への中間動作はもっと素早い、と思う。顔の動きなんかも・・・。
ナニかこう、のらりくらりと動かれているようで、見方によってはラリってんの? ・・・なんて見えてしまって仕方が無いのですが・・・^^;。

まあ、そんなことは観てりゃ慣れると思うのでいいとして。

プ○ジェクトA子の世界で竹本泉作品?(でも画面はなんとなくジ○リっぽい)
・・・ミスマッチ感覚? ・・・なの? 

なんか、竹本泉の世界を、ちょっとリアルでやな感じに・・・そしてあさはかにしたような世界になって来た? ・・・でしょうか。確かに、観ていてヒマではなくなりましたケド。

この脚本家か原作者は、国家権力に何かウラミでもあるのだろうか・・・?

こうなってきちゃうと、今まで(1話しかまともに観れていないが)作品のウリの1つに思えていた『雰囲気の良さ』を台無しにしている・・・だけでなく、仇にすらなっているように思えるのは私だけでしょうか?

子供に大の大人が寄ってたかって銃を向ける。
現実には(この世界では政府は救いようの無いバカらしいが・・・)国家権力に面と向かって逆らったりしたら・・・子供とはいえそんなコトにもなりかねないとわかっていても・・・。

ナニか見ていて胸糞悪かったです。

最初からそういう作品なら・・・まあ・・・良くは無いケド、そういう感情を煽っているんだな、と納得も出来ようというものですが、どうなんでしょう? イキナリこういうのは・・・?
確かに元々半分ワケわかんなくて、何がおきても不思議じゃない世界だとは思っていましたが。

竹本泉の世界は、作品全体にわたってぽやや~としたフィルターみたいなの^^;、かかっていますし(笑)、悪事(?)を企む輩・・・ってか、成り行き上、敵対勢力? ・・・なんてのもたまに出てきますが、そーいう輩って基本的に何かが『天然』な設定だったり・・・ド○ンボーみたいな?(笑)。実際はそんなに悪いやつじゃない・・・とか。
まあ、このフリだけ聞くと『そんなん、返ってヤダ』、という意見も出てきそうですし、もちろん、否定もしませんが、アッチはその辺、『徹底している』、からいいのでは無いかと(^^);。
お涙ちょーだい(に相当する・・・と思われる)なシーンのセリフなんかもそのものズバリじゃないしね・・・まぁ、竹本作品はその辺デフォでおトボケ入っているので^^;。ずるいっちゃずるいのですが。・・・実際あんま泣いたことないしね^^;。少し、ジーンとする・・・ぐらいで。

キチガイじみた(この作品世界での)総理大臣とか見ていると、正対効果としてか、主人公-火星人間の『お涙ちょーだい』なシーンやセリフもなんだか安っぽく聞こえ・・・?
そのものズバリすぎる・・・と、個人的には思う。

・・・
・・・

ゆりえが飛行機(要人機!?)でイキナリ政府官邸にまでご招待~・・・な、フリまでは割といい感じだったんですケドね。おおっ、神中!遂にVIPな領域へ・・・(笑)、みたいな。
『昨日までは一般ピープルな少女がある日突然とんでもない力を手に入れて・・・ついに!国家レベルの注目まで・・・』
ああ、そーいう話だったんだ、と。イマサラ(笑)気付いて『ああ、それ、いーかも』と、一瞬思ったのに・・・
なんだこの政府は

・・・何か激しいダウナーが・・・。
いやらしい内情設定の政府でも、もう少し憎めない設定には出来なかったのでしょうか・・・?
マトモな連中も1組くらいいて、ゆりえをこっそり手引きする・・・とか。

・・・
・・・

何だかなー。これじゃあ『ぺとぺとさん』を上回る不条理世界めいて来ちゃったかな~?
最近のトレンドなんでしょうか?(いやぁ・・・?^^;)

ってゆーか、この政府-火星人ネタって、本話一発ネタ?

提供カットのさわやかさは何処へ・・・。
次回『ひとりぼっちは嫌い』
・・・またベッタベタなタイトル+基本構成みたいですが・・・^^;。
本話みたいな感性でソレをやられちゃうとちょっとイヤかも・・・。
予告を見た限りは大丈夫そうに見えましたが・・・。