お気楽極楽ミラクル

主にアニメ関連のものを中心とした雑記や感想。サイトの性質上ネタバレあります。(※ 現在ウオームアップ中)

ぺとぺとさん 第3話 「ミントもしくはラベンダー」

2005-07-27 03:26:41 | アニメ感想全般
う゛う゛む!

・・・私も・・・なんだかんだいいつつも、やはり相当堕ちてる部類に入るヲタクであったか・・・。(←ある意味、超失礼)

前話でなんだかんだゆった程の嫌悪感は生まれず・・・というか、持続せず?

なんだか、このまま観ていると、すっかりこんな世界にも馴染んでしまいそうで・・・コワい^^;。

ただ、貧乏ネタは・・・一時期、Mr.ビンボーの異名を・・・真に不本意ながら、社会人になってまでも付けれられてシマッタコトの有る・・・いや、ホントーにマジで思い出すと悔しい! ・・・そんな自分としては・・・。

・・・シャレになんない^^;。

ココアで治る半透明ってナニよ・・・!

ご飯がないならココアを飲めばいいじゃない!

・・・ってかあ!?

ナスの浅漬けなんて喰えるんなら全然いいじゃんよー^^;。とか。

米・・・「おかわりは?」 ・・・とか言う以前に、次の収益までもつのか・・・来月までこのままで生き延びられるのかと。

・・・まず、そういう恐怖を感じるべきだ?

いやまあ・・・コレはコレで、現代人(超失礼)の危機感の無さ過ぎさみたいなものが如実に表現されている・・・のかなぁ?^^;。
いや・・・私自身も「喉元過ぎれば~」な人間で、その範疇に入ってしまいがち・・・かもしんないのだけど。

『妖怪』であること・・・あるいは『若さ』? そういうモノがなにがしか通常の人間だったら真っ先に感じて止まない『危機感』、みたいなモノを薄れさせている、ということだろうか?

実際、ぺと子本人よりも、見ているシンゴのほうに危機感が強かったしね。

この状況で、バイトクビ・・・だなんて、我らノーマルな人類(?^^;)としては、ホントにシャレにならない状況なのだが・・・。
ヌリカベ(?)の額に『クビ』とかやってる場合じゃなくてだね・・・っ!。
笑えない・・・笑えないんだよー^^;。
ほんっとーに、恐怖なんだ。こと、この文明社会・個人主義が強くなる一方のこの文明社会においては、貧乏はなりより恐怖 ・・・と知るべし!?

『自分だけは大丈夫』とかホームレスのおじちゃん達を横目で見ながら、そんな何の根拠の無い自信で思っているのならば、その認識は今すぐ改めた方がいいと思う。
・・・一番アブナイかもよ? そういう考え。
貧乏って・・・『はっ、やヴぁい!』 ・・・と思ったころには、結構、こう、もー、分かっていても、どうしようないスパイラルに陥ってしまっているものだ。分かった時には時既に遅し、というパターンは枚挙にいとまが無いのだよ?

・・・それでも、まだ、オレ達はマシだったかもしれない・・・若い頃はこと基礎体力は充実していたと思う。ガリ勉と称された類のおいらなんかだって、40Kgのセメント袋ぐらいだったら、ヨユーで持ち上げられた・・・つまり、ダーティーな力仕事にも、それなりに耐えられるくらいの体力は持ち合わせていた。・・・得てして即日払いとか・・・払いのいいバイトってーのはイマでもそういう系統が多いと思う。

バイトとか・・・それも女の子が・・・中学生の・・・それも現代の! この時点で探しても遅いよ・・・。
妖怪、という世間的ハンディ(?)が無くても・・・。

払いは下手すりゃ・・・実質2ヶ月後・・・
・・・せっかく職に有り付けても・・・この世の中そんなオチが多かったり・・・。
そのあまりに絶望的な期間に激しくモチベーションが低下しつつも、それでも働かないワケにはいかない・・・。

いや、正直、今、が世間一般な小市民な生活レベルを取り戻しているのなんて、ホント、奇跡だよ? ・・・いや、ホントに、マジで・・・^^;。

いい『先輩』に恵まれた。本当に、何度も何度も助けられた。

・・・
・・・

だからか・・・? だからだ。
この世界の・・・例えば目がねっ娘。
なんでもかんでも自分の信念と実力で世の中渡っていこうとしている彼女・・・とかに、どうにも共感を覚えられない。
・・・もちろんソノ辺は、彼女のセンセーが解きほぐそうとはしていた。
「この学校があなたにとって居ごごちのいい場所になれば・・・っ! そういう努力を・・・っ!」
先生が正論だな! ^^; 私には・・・どうにも・・・

うん・・・そういう意味では、この作品は、方向性そのものがそんなに自分と乖離している・・・というワケでもなさそうだ

若もの達のある意味眩しい・・・眩しすぎる、そして同時に、青臭い、ともオジサンはどうしてもちょっぴり感じてしまう(超メンゴ)主張が鼻を突いてしまう・・・が、それはそれで、その系統の青春群像、ということか・・・。

そんな目立つ要素に過剰反応して作品自体を見限ってしまう・・・それは作者の思うツボ・・・そういうコトであろうか?

「ご飯も食べられないのに学校着てたワケ? 辺なの・・・」@カンナ
ああっ、代弁されてシマッタ! (^^);

ただ、その後の
「イマサラ、幼稚園児に戻れって言われても・・・」

・・・は、敢えて言おう。人間はソレ、出来る ・・・と(爆)。
妙なプライドさえ抹消できれば。
・・・ソレは激しく難しいとも思うが・・・。

・・・
・・・

しかし・・・『未女コン』 ・・・って・・・又、ワケすんごく良く分かるよーな、ぜんっぜんワカンねー^^;、よーな・・・。

なんだそりゃ^^;。

しかもこの智恵・・・に代表されるようなこの妖怪・・・っても、人と変わらず話し、泣き・・・そして笑う、そんな存在へ対する・・・このテンプレめいた嫌悪は・・・^^;。
父はかなり強い態度で智恵を戒めている。そしてシンゴのポリシーは父譲りに見えてしまう・・・が。
それでこの兄妹の強烈な溝はなんだろね・・・ま、そんなもん、といっちゃえばそんなもんかもしれないが。
でも・・・細かい部分で(兄弟だからこその?)見解の差は分かれても、そんな・・・超基本的なポリシーみたいなものは、同じ親をもっていると、根本的なところで意外と一致するもんだと思ってしまうのですけれどもね^^;。
『母親』・・・なのかな? ・・・その辺、今のところ(多分)状況が分からないので、なんとも言いがたいが・・・。
ただ、よっぽど偏った環境に無い限り、子供は両親は意外と平等に見ているモノだと思うのだけれども・・・。
・・・親がビックリするぐらいに(笑)。 冷静に(笑)。

智恵に代表されるような挙動を見せられてしまうと・・・。
いや、なんだか、こう、日本人の中にも確固としてあるほにゃらら。 ・・・みたいな気持ちは無い・・・とは決して言い切れない。

・・・なんか、そんなトコロをザクっとえぐられているようで、観ていてなんだか辛い気分になってしまう・・・。

・・・この辺は現実世界では常に難しすぎる問題だね・・・。それを本作は『妖怪』という架空(多分)の存在に対してでは有るが、描写しようとしている・・・。
果たして、その辺納得のいく答えなんて得られるのであろうか・・・?

・・・
・・・

しかし・・・この卓球試合の結末は・・・^^;
元・卓球愛好会初代部長(笑)として言わせてもらう。
なんぼ動揺しとっても、空振りはしぃへんでーと。 (笑)
いち卓球選手なら、もう、本能的に身体がボールを捉えるのだよ。
・・・動揺していたら・・・打ったボールの行く先までは責任持てませんケド! (^^);。

周りの『応援』も、なんぼなんぼでも、そりゃNGや!

・・・せっかく作品を認めかけているのに、妙なトコロで失望させないでくれ・・・^^;。

・・・
・・・

せっかくのカンパ・・・
ココに件のミルクココアの缶・・・この辺も納得できるヨーナ、出来ないヨーナ^^;。
『みんなでラーメン屋のラーメン』って・・「うち、もったいのーてよう、使われへん」・・も・・・徹底的にキレイ事いうんな?、ぺと子って・・・^^;。
まぁ、当事者がそんなんなのに・・・結果としてではあるが、シンゴは、そのカンパを死守した・・・のかなぁ?^^;。

・・・
・・・

うーーーーん。
結果として・・・何かこう、致命的にキライ、という感触を得させずに、上手く試聴意欲を操作させられている・・・そんな気は否めないが・・・それでも、もう1話観ては観たくなる・・・なってしまう。

・・・でもやっぱり統括的に・・・ナニか違うナァ・・・
そんな気持ちは隠せないのであったりします・・・^^:・