《 空想から科学へ 》 奧菜主義革命~ 革命的奥菜主義者同盟非公然ブログ

奥菜恵さんは、精神と肉体の両方から無駄なものをすべて削ぎ落とし、必死に舞台に立っていた

雷鳴の止んだすきをぬってPCの電源をON

2010年09月23日 14時44分30秒 | Weblog
雨に降り籠め(「オレ、オレ」は振り込め)られて、部屋の中の整理

と言うより、いろんな物をひっくり返していたら、
スゴイものが出てきて、ひっくり返った!

あ、別にゴキちゃんが出てきたわけじゃないのよ。
5~6年前、ヤフーで落札した、

『ワイン殺人事件』(NHK新銀河ドラマ)!!のビデオテープ

すげー、すげーな~、オレの部屋。
この次の雨の日には、徳川埋蔵金地図でも出てくんでねーべか?

さっそく4回分を視聴して、ちょっと疲れたんで、休憩中。

『とっても母娘』より奥菜恵さんの出番は少なくて、ちょっと肩透かし。4回までの時点では。
このどらま、『とっても…』より後の作品なんだってことを途中で思い出した。
あの、『BOMB誌上涙の断髪式』後の撮影で、おかっぱ気味の髪型でした。グット、グット(ヘレンカーチス思い出す?)。



しかし、あの程度の事件で、どーやって16回まで引っ張るのかねぇ。興味津々。

これを視て、最近の「殺人事件系ドラマ」が、いかにヒント的な画像をちりばめすぎているかを実感。

死体発見のシーンで、ほとんど解決の鍵を視聴者に与えてくれないの、このドラマ。
ワイン貯蔵庫内の温度計は、こまめに見せてくれているけど、それだけじゃ犯人像につながらない。

そうそう、ソムリエふたりが、そろいもそろってその温度計に目もくれないのにはびっくり。
画面ではあんなに強調されているのに!
作家が気づくことに、ソムリエが気が付かない?

直前の場面で
「日本に来るワインの大部分は赤道を越える船の底に何日もおかれているから」温度調整器が少しの間壊れていてもワインに影響することはない、
なんてセリフがあったから、気にならないということなのかなぁ。
それじゃー、ソムリエって「ただのお飾り」ってことになっちゃうし。

5回以降、「実は温度計をちゃーんとチェックしていたんですよ!」なんてどんでん返しが起きないことを祈る。



そのへん(どのへん?)が原作でもないがしろにされているのか気になって、原作『ワイングラスは殺意に満ちて』(黒崎 緑)をアマゾンに発注してしまった。



最後に、高岡早紀が渡辺典子とかぶっていかん、個人的には。
でも、明るく前向きな演技がこんなに似合う女優だったということを初めて知った。
肌の細かいところまで映されずに済んだ時代で、よかったねぇ~~、と思いつつ、

その美しさに感動。