演出家も“退団”なんだな。
『歌劇』“新年の辞”が、2021年「新年明けましておめでとうございます。皆様の健康とご多幸を祈念いたします。」だけで、“珠城りょうを送る言葉”が「お互い、よく頑張ったよね!!」が気になってはいたんだけれど、気のせいかなと思っていた。
2022年も「新年あけましておめでとうございます。皆様のご多幸をお祈りいたします。」だけで、“月城かなとに贈る言葉”が、これから作品を一緒につくる演出家の言葉ではないなと。←気になって『歌劇』に付箋貼って、そのままになっていた
やっぱりそうか・・・。
「桜嵐記」がラストで、2021年度末退団予定が、コロナ渦リスケで千秋楽が2022年2月から2022年8月になって、2022年度末退団になったのかな。
「桜嵐記」の珠城りょうの台詞は、退団する珠城りょうだけでなく、自分の退団にもかかっていたのか。
宝塚的制約の中で、あてがきかのような(「桜嵐記」の珠城りょうが散って月城かなとが残るとか)作品選びをするところが特にツボだったので・・・惜しい。
いつか宝塚用の作品提供してくれないかな。
★★★★★
産経新聞
https://www.sankei.com/article/20220407-56L7LYHAHFLLPFOQU7O4EHAV6I/
〈独自〉宝塚演出家の上田久美子さんが退団
2022/4/7 16:58
宝塚歌劇団所属の脚本、演出家の上田久美子さんが3月末で退団したことが7日、関係者への取材で分かった。今後はフリーの演出家として活動するほか、舞台表現を学ぶため欧州留学も予定している。
上田さんは京都大文学部卒業後、平成18年に演出助手として宝塚歌劇団に入団。25年に月組公演「月雲の皇子-衣通姫伝説より-」で初の脚本・演出を手がけた。古典をモチーフに登場人物の心情を丁寧に描き、好評を得た。
26年の宙組公演「翼ある人びと-ブラームスとクララ・シューマン-」、令和3年の月組公演「桜嵐記」がそれぞれ、鶴屋南北戯曲賞にノミネート。平成27年の雪組公演「星逢一夜」で、読売演劇大賞優秀演出家賞を受賞した。