バイデンに褒められて喜ぶ岸田首相だが、無邪気な話だ。
このところバイデン大統領は、さかんに岸田首相をほめている。 どの部分をほめているかというと、 日本が防衛費を倍増することやNATOへの関与を増やすことなどだ。 バイデンから肩...
木原官房副長官問題を三つの視点から考える
文春砲がさく裂して木原官房副長官の妻の問題がネット上で炎上している。 これだけの事件を大手メディアが全くと言っていいほど黙殺していることがまず驚きだ。 恐る恐る小さな見だして出...
植田日銀,ようやく緩和修正策に舵を切ったか。
約10年にわたる異次元の金融緩和策(アベクロミクス)は、 結局日本経済と国民生活を虚弱体質に変えてしまった。 ぬくぬくと金融緩和というぬるま湯にひたり、運動と栄養ある食事を怠れ...
儲けばかりを説く経営者がたどる末路ーービッグモーター
目をそむけたくなるような自動車販売会社の不祥事である。 中小企業に少し毛の生えた企業かと思ったら、なんと年商約4600億円、経常利益57億円で従業員が6000名だ。 堂々たる大...

視力より聴力ーーものを考える時は言葉を音に還元しているとか
三重苦を背負ったヘレン・ケラーは、もし得られるとすれば聴力が欲しいと答えたそうである。 歳をとると目もしょぼしょぼするし耳も聞こえなくなる。 どちらかというと目が見える方があり...
「リベラル」を問い直すーーー保守との対立概念ではない
「保守」と言われると何となく理解できるが、「リベラル」とは何ぞやと問われても明確に回答できない。 それだけ「リベラル」の意味がはっきりしていない。 思想上のリベラリズムは、個人...
物価高対策に無策の岸田政権と植田日銀総裁
岸田内閣の支持率下落が止まらない。 毎日新聞の調査では支持28%、不支持65%だ。 かなり危険水域になって来た。 この主な原因は、 ①マイナカードの混乱(特に健康保険証絡み...
日本維新の会の正体ーー政策や方向性の検証が必要だ
日本維新の会は長らく与党でも野党でもない「ゆ党」というポジション取りをして上手く立ち回って来たといえる。 特に安倍晋三・菅義偉との親密な関係を築いて大阪に万博やカジノの誘致を行っ...
自民党の変質ーー岩盤支持層が超保守勢力なのか?
かっての自民党の支持層と言えば、穏健な中間層であった。 支持層の意向に沿うということであれば、自民党の内部で極端な超保守勢力というのは少数派だった。 自民党支持の経済界も、ぎり...

明日ありと思う心の仇桜ーー今日できることは今日中に
明日ありと 思う心の仇桜 夜半に嵐の 吹かぬものかは 親鸞 親鸞聖人が9歳の時、仏門に入る決心をして天台座主である慈円を訪ねた。 すでに夜だったので「明日の朝になったら得度の...