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メガヒヨの生息日記

メガヒヨ(観劇、旅行、鳥好き)のささいな日常

メガヒヨ、CTスキャンをくぐる

2009年12月20日 | メガヒヨの日々つれづれ
寒さが増した12月に入ってから、手足の痺れが気になっていたメガヒヨ。
実はかなりの悲観主義者なので、ちょっとでも体に不調を覚えるとすぐ生命にかかわる病気ではないかと疑ってしまう。
まず思いついたのは「脳梗塞」

ビートたけしの医学番組でもよく取り上げられている。
働きざかりの人が病院に行くのを後回しにして手遅れになるという話がほとんどだ。

悪い想像が頭の中を巡る。
自分が病気で倒れる一連の出来事がドラマ化されて、全国のお茶の間にさらされる様を!!

いい年した独身OLだから、勝手にキャリア・ウーマンみたいな設定にされちゃうんだろうなー。
でもって会社一筋の生活で病院に行く間もなく手遅れになりました、ってオチが付いちゃうんだろうね。
「このまま放っておくと大変なことになりますよ。」って決め台詞と共に。

考えれば考えるほど居ても立ってもいられなくて、会社を半休して病院に行くことにした。

ネットで最寄の神経内科を調べたらかなり遠い位置。
自宅から自転車を30分こいで、やっと到着した。

病院は月曜午前ということでかなりの混雑。
一時間ほど待つことに。

やっと通された診察室では、先生にかなり詳しく聞かれた。

いつからか。
どの範囲か。
どのような痺れか。
運動に支障はあるか。…などなど。
異常を感じたときにはメモを取っておくべきだなぁと思った。

問診後は、筆やルレット(チャコペーパーをなぞる道具)などを用いた手足の感覚テストがあったり、目の動き、指の動きをチェックされたりした。

運動能力に全くの支障がないという時点で、脳の病気の疑いはほとんど消えたらしい。
痺れのパターンも脳に由来するものとはほど遠いとのこと。

でも、「脳の病気では無さそうですね。まぁ一応CTをとって見ましょう。」
てなことになり、CTスキャンをくぐることとなった。

検査はじっとしていたらあっという間。
間もなく自分の脳の輪切り画像を見ることが出来た。

やっぱり脳は全く異常なし。
良かった、良かった。
ついでに心配だった大きさも、人並みだった。
こちらも安心。

ただ一緒に受けた血液検査では、LDLコレステロール値が引っ掛かってしまった。

「コレステロールにはタマゴは大敵ですよ。それとバター。
洋菓子は控えめにね。」

ってメガヒヨ。
脳疾患の危険を感じて病院に来たのだけれど、結果としては
スイーツ盛りだくさんの食生活を見直すための栄養指導を受けて帰ることなった。

さて、その後。
あの痺れは何だったのだろうと思いつつ、危険な病の心配から開放された日々を過ごしていた。

そんなある朝、目を覚ますとひどい痺れに気が付いた。
まったく足が動かない。
どうして~と思いながら布団の中をさぐると、右脚と左脚がねじれ絡まっていた。
寒くてそうしてしまったらしい。

なるほど。こんな寝相をしていれば足も痺れるよ。
以来、毛布を一枚追加した。
それからは痺れも快方に向かったのであった。