メガヒヨの生息日記

メガヒヨ(観劇、旅行、鳥好き)のささいな日常

Poisson d'avril

2010年04月11日 | メガヒヨの日々つれづれ
本日はメガヒヨペアレンツの結婚記念日。
我が家ではこの日を「魚のパイ」でお祝いすることにしている。

おフランスでは四月にこのパイを食べる習慣があるとのこと。
何やらこの時期は魚が大漁になりやすく、「四月の魚はアホだ。」という説がまかり通っているらしい。
でもってエイプリル・フールもこの「お魚ちゃん」に由来するという話だ。

まぁ魚のおつむの話はさておき、ベリー類がてんこ盛りのパイはファミリー全員の大好物。
お祝いにかこつけて、カロリーを気にせずいただこう!!
例年に漏れず、メガヒヨは今年も調達してきた。
ところが姉夫婦もこのパイを持って参上してきた。
そんな訳でパイはつがいになってしまった。

打ち合わせ不足だったけど、美味しいものがたくさんあるのは結構な話。
今年も楽しく両親の記念日を祝うのであった。

楡周平著『血戦~ワンス・アポン・ア・タイム・イン・東京 2~ 』

2010年04月10日 | メガヒヨの本棚・CD棚
先日までドラマ放送されていた『宿命~ワンス・アポン・ア・タイム・イン・東京~』の続編。
8年後に舞台を移し、主人公・崇の政界への再挑戦を描いたもの。

これが昨年の衆議院選挙の流れそのままで笑える。
義父の白井代議士の属する民自党は、そのまんま自民党。
崇をその対抗馬として擁する民政党も、これまたそのまんま民主党。
それで民自党の大川代議士なんて森元総理だし、民政党の北沢幹事長は小沢さんそのもの。
ストーリー的には他愛ないけれど、現実社会のパロディとして読むと面白いかも。

そうそう。
前作では影の薄かった崇の弟の透ちゃん。
冒頭で出てきてちょっと生意気な口を利いていただけで、これといった出番は無かったっけ。
今作ではドラマの設定と同様に純粋無垢なキャラクターになっていて、それなりの出番がある。
外見についても書かれているけど、これまた演じていた細田よしひこくんそのまんま。
最後には看護師の彼女と結ばれて幸せになっている。
ここの部分は是非見てみたいので、ドラマの続編やってほしいなぁ。

あと笹川宣子も冒頭と最終章に幸せな姿で登場している。
ドラマは小池栄子さんがとても良かったので、放送時はつい彼女に感情移入をしてしまった。
なので素直に良かったねと思えた。
しかしこの最終章の流れでいくと、近いうちに崇と宣子夫は絶対顔を合わせることになるなぁ。
まだまだパート3もあるってことなのね。
多分、真一郎と民自党の逆襲って話になると思うけど。

しかし崇が代議士を目指すのは結構なんだけど、党の政策方針とかはどうでもいいのかな(笑)
まぁ現実の政治屋のセンセイたちも、選挙に勝つことが前提でポリシーは二の次ってとこなんだろうけどね

血戦  ワンス・アポン・ア・タイム・イン・東京 2 (100周年書き下ろし)
楡 周平
講談社

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