メガヒヨの生息日記

メガヒヨ(観劇、旅行、鳥好き)のささいな日常

メガヒヨブログのルーツ作品

2013年09月23日 | メガヒヨ様のお芸術作品

天候に恵まれたこの三連休。メガヒヨはクローゼットを整理した。
そしたら小学校一年生のときに書いた作文が出てきた。
このブログのルーツとなる作品なので、こちらで披露させていただきたい。

あきの えんそく

十月三十日 なかぐすくこうえんへ えんそくしました。バスにのっていきました。あるいていると きみの ひとみは いちまんぼると、ていう、うたが きこえました。いしがきに のぼるとおとうさんの かいしゃが みえました。しばふで かげふみを しました。あんまりたのしくありませんでした。
(以上、原文まま)

沖縄県の中城公園といい、堀内孝雄のヒット曲といい、地理と時代背景を我ながらよく描いていると思う。
いや、それより突っ込みたいのは結びの一言。

石垣に登ったり、友達と影踏みをするなど、さんざん楽しんでないか!?

6歳の子供が、遠足の感想として書いたにしてはあまりにもシュール。
おそらく「楽しい」と評することに関して基準値が高かったのか、単なる照れ隠しだったのであろう。

ちなみに「三つ子の魂百まで」という。
現在書く文章も、本質的には当時とさほど変わらないのではないだろうか。
様々な舞台に関して忌憚なく書いちゃってるもんね…。
しかしそれらは前述の通り、あくまで個人的な価値観、そして持ち合わせのツンデレ属性(笑)によるもの。
実際には結構楽しんでいる場合も多いのだ。
今後も世間に逆行する意見を書くかもしれないが、その節は軽く流していただければ幸いである。


PRISCILLAの衣装をビーズで作ってみた 後編

2012年07月02日 | メガヒヨ様のお芸術作品


次はWillのビーチサンダル・ドレスを作るよ。
材料はこんな感じ。
ビーズ、ワイヤー(こちらも2号)、トルソー。
そしてアーティステック・ワイヤー(銅製)、丸カン(直径3ミリ、4.5ミリ)、チェーン。
サンダルのビーズ素材はマットなのとクリアなのと悩んだけど、前者を選択。


まずはトルソーに、アンダーウェアとなる黒いビーズドレスを編み込む。
これは比較的簡単な作業。


次はビーチサンダルを用意。
これまたアーティステック・ワイヤーで編む方法と、テグスのと試行錯誤してみたけれど、前者を採用。
ピンクとオレンジそれぞれ6足ずつ、12足を用意。
ヒヨコたちは自分たちのものになると期待している模様(笑)


サンダルの4隅に3ミリの丸カンを取り付け、それを4.5ミリの丸カンでつないでいく。
両手にやっとこを握りながらの作業。
少々手がつってしまったり(笑)

あと肩ヒモもオリジナル通りにチェーンを使用。
そのままではずり落ちてしまうので、サンダル作りに使ったワイヤーを絡めた。
ワイヤーも真鍮と銅のものがあるけれど、細かい作業には銅をおすすめしたい。


完成した両者。
こうしてみると、Will氏とTony先生が並んでいるみたい!!
(自画自賛(笑)) 


さて、次に紹介するのが今回一番の難関だったNickくん演じるFeliciaちゃんの衣装。
用意したのは、色とりどりのビーズ、花型のスワロフスキー、
テグス(1号と2号)、トルソー(実際はクリアなタイプを使用)。

なにが難しいって、このFeliciaの衣装に関しては後ろ姿の資料が全く無かったのだ。
「まさかの記憶だより!?」と思ったけれど、救いの神はいた。

Photo Shoot with the Cast of PRISCILLA

このトレーラーの0:27あたりに後ろ姿が出てくるのだ!! ありがたや…


てなわけで、Pauseボタンを押して必死にスケッチをするメガヒヨ(笑)


苦労の甲斐あって、めでたく完成!!
実はコレ、一度ボディのみ完成はさせたけど一回ボツにして作り直している。
それ位大変だった
スケジュール的にも旅行の日程が近づき、せっぱ詰まっていたので、製作過程の写真もなし。

作り方を簡単に説明すると…

まずBernadetteと同じくウエストから編み込み、バストトップまで完成させる。
その後ウエストラインからヒップラインまで編んで一度テグスを結ぶ。
それからおパンツ部分を前から後ろに編んでいく。
おパンツ後ろ部分にしっぽをとりつけ固く結び、裏側部分を接着剤で補強。
接着剤が乾いたところで、おパンツ後ろ部分とヒップライン後ろ部分をリンクさせる。
花型スワロフスキーと丸小ビーズを組み合わせたものをボディ部分に編み込んでいき、完成!!


色とりどりのしっぽ。
この部分だけは1号テグスを使用。
2号だと突っ張った感じになっちゃうので。


3体のビーズドレスがめでたく完成!!
あれれ? なんかFeliciaちゃんだけ小さくまとまっちゃったような…。
スカートタイプではないのでスタンド型のトルソーを使えなかったから、一周り小さいチャーム型のトルソーになっちゃったんだけどね。


でもこれじゃあまるで子供…。


というか、つかまった宇宙人の構図!?(笑)


出来上がり写真を、アメリカ俳優親善協会・嗜好研究センター所長でいらっしゃるM様に見せて相談することに。
「これでは下手すると何だか分からない可能性もあるので、ブーツとウィッグも作ったらどうでしょう?」
とのアドバイスをいただいた。
ウィッグはさすがにムリなので、『かたつむりブーツ』を急きょ製作。
しかしどうしても、かかとの渦巻が再現できずに『なめくじブーツ』になってしまった…


でもこうするとほら、他の二人に対して見劣りしなくなった!!


オリジナルの写真と並べてみても、それらしく見えるかな!?


後ろ姿も決めた♪


てなわけで、これで渡米の支度は整った。
メガヒヨはこれらを抱えてPalace劇場に乗りこむよ!! 


PRISCILLAの衣装をビーズで作ってみた 前編

2012年07月01日 | メガヒヨ様のお芸術作品

めったに出かけられない海外の渡航先について葛藤した末、メガヒヨは6月のNewYorkにPRISCILLA QUEEN OF THE DESERT the musicalを観に行くことに決めた。

そうと決めると、主役の三人にプレゼントを用意したいと考えるようになった。
とはいえ、あまりにも高価な品物は用意出来ない。

ビデオブログMuscle&Mascaraでアルマーニのスーツをプレゼントされて喜ぶNickくんの映像があったけれど、そんな高級品とてもじゃないけどムリ!!
そんな訳で、ささやかな予算は彼が募集しているAIDS charityにまわし、オリジナルアイディアの手作り品で勝負に出ることにした。

ふと頭に浮かんだのは過去に作ったビーズドレス
映画『デトロイト・メタル・シティ』に出演した俳優・細田よしひこさんに、着用の衣装のミニチュアをプレゼントしたメガヒヨ。
とても喜ばれたのが嬉しくて、今でもよく覚えている。

  
  

よし、決めた! ビーズドレスを作ろう。
どのシーンの衣装にしようかな?
ここはやっぱり、『I Love the Nightlife』でしょう。
Nickくんもあの衣装が一番のお気に入りと言ってたし、バーナデットのワンピースはふわりとして優雅だし、ミッチのサンダル・ドレスはこの作品のアイコンみたいなものだしね!!

そう決めて、材料を集め着手したのが5月の連休から。
まずは比較的シンプルなバーナデットのワンピースから手をつけた。
しかしこれは意外に手ごわかった(笑)

これは製作過程を記録しているのでご覧いただきたい。
(この時点ではカメラを手にする余裕があった(笑))


まずはビーズ、テグス(2号)、そしてトルソーを用意。
メガヒヨはtutuさんの通販で購入している。
あと実際にはもっと多くのビーズを消費したよ。

丸小ビーズで作るミニチュアビーズドレス (レディブティックシリーズ no. 2795)
 
ブティック社

参考書籍は前回に続きコチラ。
身ごろ部分のみ、49ページのChacconaを参考にさせていただいた。


裸の状態のトルソー。


ベースのブルーのビーズにシルバーを少々混ぜながら、
ウエストマーク部分として最初の一段を編んでいくよ。


くるくると段を増しバスト部分まで編んだら、袖ぐり・襟ぐりを形どり、
前身ごろと後ろ身ごろを背中面でつなげるよ。


袖をつけるよ。
バーナデットのひらひら袖。
これってどのビーズドレスの本にも載ってなかったから、試行錯誤したなぁ。


上半身が完成したら、お楽しみのスカート製作へGO!!


作業的には、このフレアのボリュームを増していくところが大変だったかな。
ぎゅっと目のつまったビーズを拾って、さらに目の数を増やしていくのね。
ウエスト部分では11目編まれたビーズが、ヒップラインからは44目になったよ。


ここからはひたすら黙々と編んでいくのみ。
ブルーとシルバーのバランスを取りながらね。


Tony先生のご尊顔を思い浮かべながら編んでいく。
ここら辺でいいかなぁと魔がさす自分を、「"I Love the Nightlife"でスピンするTony先生のスカートは、この上なくボリュームたっぷりだった。」と励ましつつひたすら編む。


ところで…メガヒヨは職人属性の生き物である。
好きな作業をしている時は、眠らなくてもご飯を食べなくても大概へっちゃら。
通しで12時間は集中力を持続出来るんじゃないかな?
もちろん好きな人のためにする場合限定ね(笑)


目は疲れたけれど、一段一段編みながらスカートを長く豪華にしていく作業はとても楽しかった。
ウエストから15段編んだところでやっと満足が行く出来に。

胸元のひらひら部分を別のテグスで作り、取れない様に編み込んでやっと完成っっ!!
休みの日をフルに使って、丸二日かかったよ。
Tony先生喜んでくれると嬉しいなぁ。

後半に続くよ♪


ビーズでうなぎちゃんを作ってみた

2009年09月20日 | メガヒヨ様のお芸術作品
メガヒヨの趣味のひとつにビーズ遊びがある。
最近はミニチュアのビーズドレスが静かなブームなので、何か作ってみようと思った。
どうせなら思いっきりミーハーに走ったものがいい。

そこで選んだ題材が「うなぎちゃん」。

 

2008年公開の映画『デトロイト・メタル・シティ』にて、ベース担当のジャギ様を演じた細田よしひこ氏(2009年秋現在、ポケモン鋭意捕獲中)が着用していた衣装である。

このうなぎちゃんは原作マンガにも登場するのだけど、生身の役者に着せるとハンパなくエロさを発揮する
とはいえ着られる人間をかなり選ぶが。
松山ケンイチ氏演じるクラウザーさんの魔王の様な衣装と比べて、こちらは小悪魔みたいな恰好。
少々下っ端な感じはするけれど、主役を引き立てるしマスコット的役割も果たしている。
原作マンガには色々なパターンのジャギ様衣装が出てくるけれど、映画スタッフはよくぞ豹柄タイツとうなぎちゃんをセレクトしたものだ。

そんな可愛いうなぎちゃんを頑張ってビーズで再現してみた。
出来上がり作品がコレ。



大きさ比較のためにコインを並べてみた。
ご覧の通りかなり小さいので、色の配置に迷ったりした。
ちゃんとうなぎちゃんに見えるかな?

 

横と後ろから。
土台に使うトルソーは女性ボディのものしか市販されていないため、少々ラインがエロくなってしまった。
ま、いいか。ジャギ様だし。

ビーズドレス作りは結構楽しいので、第2弾も作成予定。
今度は普通に女の子の服を作りたい。多分ミュージカル・ヒロインになると思う。

ちなみにうなぎちゃん製作にあたり、メガヒヨが参考にした本はコレ。
ウェディングドレスやバレエのチュチュなど、乙女趣味の作品が沢山掲載されている。
著者の方はまさかこんな作品を作られてしまうとは、夢にも思っても無いだろう

丸小ビーズで作るミニチュアビーズドレス (レディブティックシリーズ no. 2795)

ブティック社

このアイテムの詳細を見る

キャロラインとメタル・バッファロー

2008年12月25日 | メガヒヨ様のお芸術作品
今年もあと数日を残すのみ。
社会人のメガヒヨは、何と恐ろしいことに年賀状がほとんど手付かず。
これではいかんと、先日横浜そごうの食器売り場で買ってきた
牛さんの土鈴を素材に写真を撮り始めた。

デジカメを手にすると、モールヒヨコに手招きをしたくなる。
しかもちょっとしたことを思いついた。

ミュージカルや映画で、牛の出てくるシーンを再現してみよう!!
記憶に残る二つの印象的なものを取り上げてみた。
両方、元ネタが分かる方はいらっしゃるかな?



これはミュージカル「GYPSY」から。
JUNEのミュージカル・ナンバー「Dainty June and Her Farmboys」の冒頭の一コマ。
このときのJUNEのミルクメイド風衣装はめちゃくちゃ可愛い。
メガヒヨは、ベット・ミドラーのTV版が好きだなぁ。




これは映画「デトロイト・メタル・シティ」の1シーン。
強敵ジャックのペット、メタル・バッファローに追いかけられるジャギ様。
細田よしひこ君が十数センチのヒールブーツを履きつつ、必死に逃げる姿が印象的だった。


こんな写真を撮っていたから、まだまだ年賀状が終わらない!!
もちろんこんなマニアっぽい写真は、会社向けの年賀状には使えない(笑)
何とか元旦に届くように、今夜は必死になって作らねばならないのであった。

ミニミニバッグ 双子ちゃん仕様

2008年02月17日 | メガヒヨ様のお芸術作品
ビーズのミニミニバッグを気に入ってくれた方から
リクエストが来たので作った。

二人の5歳の女の子用ということなので、色々な濃さのピンクの
ビーズとフラワーモチーフで構成する。
どちらかでケンカしない様、二つを全く同じデザインにした。

メガヒヨはちょっとずつデザインを変えて作るのが好きなので
苦しい作業だったけど、何とか寸分違わず二つを完成させることが出来た。

ビーズのミニミニバッグ

2008年02月11日 | メガヒヨ様のお芸術作品
メガヒヨは基本的にインドア人間なので、家にこもり手芸に励むことがよくある。
ちょっと前の作品だけど、このビーズのミニミニバッグは典型的な作品。
ひとつ作り出したらはまってしまい、色を変えて30個近く作った。
ちょうどクリスマスの時期だったので、チェーンをつけて友人達にもらっていただいた。
こちらが勝手にとある友人のイメージに合わせて作ったものを
本人が選んだ時はちょっと幸せだった。

電動ろくろ初挑戦!

2007年10月14日 | メガヒヨ様のお芸術作品
陶芸を始めて1年経ち、やっと電動ろくろに挑戦した。
(今までは手びねりで作陶してた。)

手動ろくろと違って自動で回ってくれるのは非常に楽なんだけど、
粘土を操るのは本当に力がいる。
4つも作ったらへとへとになってしまった。

出来上がった作品はこれまた非常~~~に前衛的な芸術作品に仕上がり、
思わずこの世から抹消したくなった。
でもサークルのベテランさんから
「初めて作ったものは必ずとっておきなさい。
上手くなるとこういうものは作れなくなるよ。」
と言われて、思い留まった。
とか言って、またこの様な作品を再生産し続けたらどうしよう。