メガヒヨの生息日記

メガヒヨ(観劇、旅行、鳥好き)のささいな日常

メガヒヨ、明治座にて大人の階段を上る

2022年08月23日 | 国内エンタメ
メガヒヨは明治座で7月に行われた氷川きよしさんの特別公演に行ってきた。
彼の事は好きだけど、特別ファンという訳でも無い。ただ演歌歌手の方が行うお芝居とコンサートの二部式公演興味を持っていたので、それなら氷川きよしさんを観てみたいと思い足を運んだ。


のぼりが芝居小屋っぽくってワクワクしてくる!

劇場の中にはエスカレーターも有り。
メガヒヨにとっては未知のエンタメに向かう大人の階段に見える!

一幕目はお芝居。
病気の母親を世話するコンビニ勤めの若者がタイムスリップして革命前夜のフランスにタイムスリップするという話。
その際女性に間違われて役者として貴族の館に雇われた主人公。成り行きでジャンヌ・ダルク、オスカル、アルセーヌ・ルパン、ベテラン家政婦、そして貴族令嬢の影武者など様々な扮装をこなし会場のお客さんを沸かせた。
お芝居そのものは、氷川さんファンにカスタマイズした内容で一般受けとはまた違ったものだった。でもここは氷川きよしさんの世界。
ファンを喜ばせようとするホスピタリティに溢れていた。

お芝居が終わると40分という長いインターミッション。
時刻は12時を回ったところなので、あらかじめ予約しておいたお食事を頂いた。名物の西京焼きが美味しかった。
他にもカフェがあり、氷川さん監修メニューなどを取り揃えていた。





食事を済ませて売店などを巡ってみる。



服やアクセサリーなども売っていて、昔の帝国劇場の様。

自分はいかせんべいを購入。両親へのお土産にした🦑

第二部は氷川きよしさんのコンサート。
ズンドコ節や箱根八里の半次郎などお馴染みの歌中心でにわかにも優しい構成。
新しいアルバムに収録された「道」という曲も披露された。それぞれ違いはあるしみんな完璧では無いけど、それでも自分の人生を全うしましょうという様な歌詞で心に沁みた。

生で聴く氷川きよしさんの歌はとても響いてノリノリで楽しんでいたら、隣の席の方がペンライトを使いますか?と声を掛けて下さった。
ありがたや。新参者に優しい世界✨
氷川さんもその日のインスタで、今日のお客さんはとても盛り上がっていたとコメントされていた。

あとコンサートで印象に残ったのは、専属司会の西寄ひがしさん。
昔、綾小路きみまろさんも演歌コンサートの司会者だったとの事だけど、こういう形のMCのお仕事を拝見するのは初めて。
氷川さんご自身も覚えていない曲の発表年もしっかりフォローして、番頭的な役割をこなされていた。もちろん氷川さんのことはちゃんとkiinaさんと、ご本人が望む愛称で呼ばれていた。

ところで今回唯一残念だったのが、一部のお客さんのマナー。
お芝居の最中にも関わらず、緊急性の無いおしゃべりをしていた。ヒソヒソ声でも無く普通の声で😳
ここはあんたらの家の茶の間じゃないっつうの💢

終演後に隣の親切な方にこぼしたら、明治座では珍しい事では無いとのこと。真面目なファンの方はうんざりしている様だった。

まぁ気になった事はあったけど、公演を十分満喫した。
舞台上の氷川さんも生き生きしていたし。
思えば20年ものあいだ、股旅ものとか求められる役割をよくぞ演じて来られたと思う。
もちろんそういうのも良いんだけど、今回氷川さんが心から演りたいものを観客の自分もとても楽しむ事が出来た。
休養期間を経た後のkiinaさんのショーにまた行ってみたいと思う。










出待ちは禁止だけど、会場内にいっぱい等身大スチールがあるので記念写真撮り放題!











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