メガヒヨの生息日記

メガヒヨ(観劇、旅行、鳥好き)のささいな日常

2022夏 Broadway旅行 2日目土曜日

2022年09月05日 | メガヒヨの日々つれづれ

3年振りに訪れたNew York。

Moulin Rouge!を観て大興奮から一夜が明けた。

 
万が一の感染が怖いのでなるべく大人しくしているつもりであったが、せっかく来たのに勿体無いのでちょっとだけ散策してみる事に。
お気に入りの「もる文鳥」のTシャツを着てふろしき文鳥さんのぬいぐるみを持ち、タイムズスクエアまでひと歩き。
 
 



6番街では何かのお祭りが開かれていた模様。
日本のアニメも一定のファンがいるみたいだけど、エッチっぽいのは日本を誤解されそうで複雑な気分...。

やっぱりもる文鳥さんやふろしき文鳥さんみたいな可愛いキャラクターに世界に飛び立ってもらいたいなぁ🎈
 
この土曜日はマチネ、ソワレともチケットは購入済み。
ホテル近くのベンダーで買ったチキンライスでランチを済ませ、14:00開演のThe Music Man上演のWinter Garden Theatreに向かう。
 

早めに劇場についたつもりが、入場の列はまるまる劇場の建物を取り囲むくらいに長い。
どうやらセキュリティチェックに時間がかかっている模様。Music Manの劇場は金属探知ゲートまで使っての念の入れようだった。
 
今回一番チケット代がかかったこの演目(299ドル!)。座席位置はオーケストラC7。(上手中央通路より4席目)。
こちらはテレチャージにて事前に購入。当日券チャレンジも考えたけど、この演目は翌週丸一週お休みに入るため売り切れリスクが怖かったので。



The Music Manは2001年のSusan Stroman演出版以来。
前回も今回も素晴らしい出来だったけど、ハロルド教授役についてはHugh Jackmanさんにより温かみを感じた。
一幕終盤でSutton Fosterさん演じるヒロイン・マリアンの弟ウインスロップにトランペットを手渡すシーン、それだけで涙が出てきてしまった。
ハロルドの正体を掴みかけていたマリアンが、証拠の大学年鑑のページを握りつぶしてしまったのもよく解る。
実際には詐欺のワンシーンなんだけど...。でもハロルド自体、この村に情が移ってきているよね。
 
あと今回は衣装も豪華だった。
特にマリアンのコスチュームは刺繍が細やかで、丁寧に作った服を大切に着ている感が伝わって来た。
それと村の方々の娯楽に賭ける情熱がハンパない。
おそらく旅の一座などもそう回ってこない様な土地なので、自分たちでイベントを起こさないといけない使命感に溢れている。
婦人会の奥さん方の衣装も相当気合いが入っていた。
 
ただ振付はSusan Stroman版の方がしっくり来たかな。音楽とのシンクロというか、ストーリー性があった。
トミーと市長の娘のダンスとか。
でも今回の市長の娘役のEmma Crowさんも素敵だったな。立ち姿や動きがとても綺麗で。
 
あとこのたびのプロダクションって、市長夫妻などのキャストさんがかなりの年輩揃いだった。50代のHughさんに合わせているのだろうけれど。
それでもあれだけ皆さん歌って踊れるのだから、Broadwayの役者層はかなり厚い。
 
そしてこれだけ高価なチケットでも連日ソールドアウトするBroadwayの集客力にも敬服するばかりだった。
日本もチケ難演目は存在するけど期間限定公演やファンクラブありきで、普通の人がふらりとチケットを購入できたうえで連日満席という構造には至って無いものね。
 
ところでこれだけ高価なチケットを買って観に来たのだから、お土産が欲しくなった。
そんな訳で購入しました。Tシャツとマグカップ。



 
The Music Man終幕の後は、同じ時期にBroadwayを訪れていた相互フォローのMさんと待ち合わせてお茶を。
劇場から退出するのに時間がかかり、お待たせしてしまい申し訳なかった。
先に現地について数本ご覧になっていたMさんからは、様々な有益な情報をいただけた。特にKinky BootsやMJはチケット未購入だったので、興味ががぜん湧いてきた。
 
ソワレはSIXを観劇。
こちらも事前にチケットマスターで購入。後で気が付いたのだけど、テレチャージでも購入できるみたい。こちらの方が手数料が安いのでちょっと後悔。
額面189ドル(手数料を合わせると206ドル)。オーケストラF114(センター上手側端)。





インターミッションもない70~80分の歌のショーだからお安めのチケットでもいいかなと思ったのだけど、プレミアムシートが開放されてレギュラープライスになっているのをいい事に奮発した。結果、大正解!!
 
ご存じヘンリー8世の6人の妻をアイドルグループに仕立てて、誰が一番不幸かとセンター争いの歌合戦を行うこのショー。
サンバリズムから典型的なアイドルポップス、そしてロマンチックバラードなどなど6人の歌姫がそれぞれのキャラクターが立ったナンバーを披露する。
一曲一曲、歌い上げるたびにショーストップ。
密度の高いショーでその世界に入り込めた。良い席で観られて幸せ。

アイコンとなっているあの衣装も、実際みるとヘアアクセサリーなどもかなりトゲトゲでインパクトがあった。
 
6人の妻たちも素晴らしかったのだけど、女性4名のバンドも格好良かった。
彼女達は妻たちと同じ系統のパンクファッションで、黒いピチピチの皮パンツ姿。さらにビスのついたマスクをしている。
一人ひとり紹介され楽器を鳴らすのだけど、キーボードってチェンバロをここまで再現できるんだと感激してしまった。
ところでこのミュージシャンさん達。コスチュームをつけてパフォーマンス付きだから、通常のギャラに加算されるパターンだよね。
 
だいぶ熱狂してショーに集中したのだけど、出演者の歌唱力に加えて盛り上げる演出がきいているのかも。
照明、音響、そして紙吹雪などなど。
魔法のような時間だったので、是非また体験してみたい。日本でも歌うま女優さんを集めて上演してもらいたいな。




3月・国内作品三本勝負!!

2017年03月26日 | メガヒヨの日々つれづれ

年が明けたらあっという間に3月の終わり。
年々時間が過ぎていくのに加速度がつくなぁ。

観劇を趣味とするこのメガヒヨ。
そういえども寒さにはめっぽう弱いので、1月2月に観劇は基本的にはしない。

そんなわけで今年最初に劇場に行ったのは3月に入ってから。
リトルマーメイドの東京版が間もなくクローズするというので、オリジナル版・2013年版を観ている身としては見とかなきゃくらいの気持ちで行ってきたよ。
四季は2012年のベニスの商人以来かな。当初あまり期待していなかったのだけど、かなりいい歌い手さんが揃ってて楽しめた。

大井町の劇場「海」には美女と野獣ぶりかな~。
行き方を忘れて、四季ファン風の方々の後をついて行った。

数年ぶりというと、もうほとんど知らない方ばかり。

主役のアリエル、谷原志音さんは評判通り透き通った綺麗な声ではまり役だった。
他にはトリトン役の田島亨祐さんがいい声をしていたな。日本ではバリトン役者は貴重なので、色んなところで活躍してほしい。

これで三通りの演出でリトルマーメイドを観たわけなのだけど、それぞれ良さがあった。
いずれブロードウェイでリバイバルをという声もあるけど、その際には2013年ペーパーミル劇場版とこのヨーロッパ版を基調とした四季版をミックスさせてほしいな。

四季版のいいところは、♪アンダー・ザ・シーの賑やかさと登場人物のフライングの多さ。
ペーパーミル劇場版は、何と言ってもアリエルや姉人魚たちのヴィジュアルの美しさ(頭はとがってない)。

あ。でもとんがり頭は観ているうちにあまり気にならなくなったかも。
フライングでワイヤーに髪の毛が絡まる危険があるからあのスタイルだろうからね。やっぱり役者さんの安全が第一ってことで。

次に観たのは「コメディ・トゥナイト!」
初めて来た新橋演舞場。

日本で上演されたことの無かった「A FUNNY THINGS HAPPEND ON THE WAY TO THE FORUM」をいきなり江戸に設定を移す荒業での初演。
片岡愛之助さん演じる奴隷の主人公は薬問屋の丁稚という設定になっている。丁稚頭(どう見ても番頭)のルー大柴さんといい、どれだけ年季が長いんだ(笑)

演出の宮本亜門さんに対しては、こよなく愛する「Priscilla」を改ざん上演された恨みがまだ晴れていなかったこのメガヒヨ。
だけどこの作品は結構大声で笑って楽しめた。
狭いこの日本。エンタメも割り切って観ないと観るものがなくなっちゃうからね。

やっぱり主役の片岡愛之助さんの巧さが大きかったかな。
歌舞伎役者だけあって客掴みは上々。歌も声がよく出ていてちゃんとこなしていた。

あとは平野綾さんが良かった。
アニメの声でもちゃんと音程とって歌っているから。

でもねー。正直なところこの江戸版には残念感も否定できず。
こういうパロディの上演をするのなら、一度オリジナルの形を見せてからにして欲しかったから。

そんなわけでネット上で探してみました。ネイサン・レインの96年版。

日本版と比べてみるといいかも。

 

最後はこの作品「キューティ・ブロンド」。オリジナルは「LEGALLY BLONDE」というタイトルですな。

メガヒヨはこの作品が大好きで、ニューヨークで観た際には二日後にリピートしてしまった。
Broadway版については過去記事を見てね♪

かなり日本人好みと思われるこの作品。
なかなか上演しないな~と思っているうちに9年も待たされてしまった。
でもこの待ち時間には納得。最高のキャストで最高の演出だったから。

当初チラシでキャストさんを見たときの第一印象は一言「少数精鋭!!」。
いや~この人数でデルタ・ヌウの女の子たち足りるの?とか、男性アンサンブルが4名しかいないしどうするの?などなど余計なお世話が頭をめぐりまくり。
だけどフタを開けてみると、Broadway版と比べて遜色ない素敵な仕上がりになっていた。
盆を使った場面展開もスムーズで、アメリカの西海岸と東海岸の空気の違いもちゃんと出てたり。

演出の上田一豪さんの作品を観るのは初めてだけど、これでしっかり名前を覚えさせていただいた。
本当にいい仕事を見せていただいた。
Broadway作品の翻訳上演には失望することもあるけど、こういう誠実に作られた作品を見るとまだまだ日本の劇場に足を運ばなきゃって気分になるものね。

役者さんに関しては主演の神田沙也加さんをはじめ実力派揃いだったのだけど、エメット役の佐藤隆紀さんの歌が特に素晴らしかったな。
体型改造すれば日本のWill Swensonにもなれるんじゃないかって位。
あとはメガヒヨが久々に拝見した木村花代さんも良かった。
ブルックのシーンは日本でスケールダウンしてしまうのではないかと心配してたけど、そんなことは全くなかった。
却ってレベルアップしてるってば!!

変更点はポーレットの犬がブルドッグではなく、ブルーザーとそっくりのチワワだという位かな。
そんなのは全く気にならず。日本だと舞台に立てるブルドックを探すのは大変そうだしね。
役者さんが何役もこなしているのだから、わんちゃんにも一匹二役で頑張っていただいてるのかも。

それぞれの作品で一言ずつと思ってたけど、長くなっちゃったな~。
四月も劇場に何度か行くので、思ったところを書く所存である。


ぐでヒヨしてたメガヒヨ、こっそり復帰する。

2016年10月15日 | メガヒヨの日々つれづれ

長いことブログを放置していたメガヒヨ。本日こっそりと久々のアップを試みている。

毎日、朝起きて仕事して日々の雑事などしていたら、ブログを更新する分の燃料が無くなってしまって。

書きたいことは山ほどあったのに。

毎晩夕食を取ったらすぐ横になり、深夜あわててシャワーを浴びて寝なおすダメダメ人間の生活をして、悪循環に陥っていた…。

まさにぐでたまならぬ、ぐでヒヨである。

そんななか。

マイルに期限がせまっていることに気づいたメガヒヨ、鳥取県に行ってみようと思い立った。

四十七都道府県のうち、鳥取はまだ行ったことなかったからね。

宿の予約をしたら、返信メールには早くも夕飯のお品書きが記されていた。

その中には一匹丸ごとのカニさんが!! ひゃっほー!!


(イメージ図 実際のものとは異なる場合があります(笑))

そこでメガヒヨ。ふとカニに思いをよせた。

旅行はまだ先だから、自分が食べるカニはまだ生きているんだろうな~。

カニもこんなぐでぐでしているダメダメ人間に食べられるなんて思いもせず、今頃は日本海を泳いでいるんだろな。

なんか急にカニに引け目を感じてきた。

旅行のときはカニを食べるにふさわしい自分でありたい。

立派な人でなくても、毎日充実しているちゃんとした人くらいにはなりたい。

そんなんで、まずは放置しているブログから手を付けてみることとした。

過去記事などは結構な量なアクセスをいただいているので、こんな駄文でもどなたかがご覧になっている模様。

もしお役に立っているのなら嬉しいし、自分の生活の記録にもなるからね。

旅行でカニを心おきなく楽しむため、メガヒヨは今日からぐでヒヨの名を返上することにした。本当にそうしたい。


国立科学博物館特別展 生命大躍進

2015年09月23日 | メガヒヨの日々つれづれ

国立科学博物館で開催中の特別展「生命大躍進」。
行きたい行きたいと思いながら夏休みは過ぎ、10/4のクローズ目前のこの五連休にやっと行ってきた。


事前にネットで混雑状況をチェックしていたけれど、やっぱりすごい人出。
現地には10時すぎに到着したメガヒヨ。
入口からずっと続く列をさかのぼり、野口英世像を過ぎたところでやっと最後尾についた。


並ぶこと一時間で会場内に入れた。

あれだけ長い列に並んだだけあって、会場内も大混雑!!
入ってすぐの先カンブリア紀のブースは満員電車並みの人・人・人!!
押し合いへしあいしながら、生命活動の痕跡のある岩を見る。
地球が出来たのは46億年前なのに生命誕生がその6億年後とは仕事が早いなぁ~などと思う。
メガヒヨも見習わなくっちゃ!!

次に目に入ったのはストロマトライトの化石。
これは地球に初めて酸素を作り出したバクテリア。
彼らが海中からポコポコっと酸素を送りだしてくれたおかげで、地球の現在の姿がある。

 
なんでメガヒヨがそんなこと知っているのかって?

 
それは一昨年のこと。
メガヒヨはTony先生を拝みにオーストラリアに行った際、ジェノラン洞窟のツアーで現存のストロマトライトを見ているのだ。
後ろにある岩についた薄くぼんやりとした緑っぽいコケみたいなのがそう。
27億年前の生命大躍進の立役者が今でも変わらない姿で生きているのは嬉しいことだね。


カンブリア紀の主役はピカイア。長さ5cmほど。
これは脊椎動物に進化する前の段階の脊索動物。
つまり地球上の脊椎動物のご先祖さまにあたる存在。


カンブリア紀は生き物の種類も爆発的に増えたってことだよ。
このエビっぽいのはアノマロカリス。節足動物で体長1mを越えるのもいたらしい。
ちなみに時刻は12時をまわったところ。
おなかが空いたメガヒヨは、これは寿司ネタにしたらどんな味がするのだろうと考えていた。


オルドビス紀を経てシルル紀ののどかな光景。
ウミサソリをぱっくんしようとするダンクルオステウス。
もう既にサメみたいな生物がいることに驚き。
このダンクルオステウスは進化によって顎を獲得したことにより、捕食者の頂点を極めることが出来た。
確かに顎は大事!! えさに噛みついたり、口の中に閉じ込めたり重要だよね。


顎が無かったらこんな感じで食が進まなさそう。
まぁ今でもヤツメウナギとかヌタウナギとか無顎類の魚はいるけどね。


会場壁面には生き物の進化の過程が展示されている。
館内は多少混雑が緩和されたとはいえ、人の動きは渋滞の高速道路の様。
ユーステノプロンが肺で呼吸したところだからまだデボン紀か…。
陸上への進出、早よ、早よと心の中で呟く。

内心、生き物の陸上への進出や恐竜の繁栄なんて今回はどうでも良かった。
メガヒヨが知りたかったのは、哺乳類のルーツ。
生物の進化みたいな本を読むと、ネズミっぽい哺乳類は恐竜絶滅の後にしれっと登場する。
いや、お前たちその時までどこで何をしてたんだよ?と突っ込みたくなる。
今回の特別展ではその点の疑問にちゃんと答えてくれそうな気がしたのだ。

もちろん国立科学博物館は期待にちゃんと答えてくれた。
はい、哺乳類はこんな生き物にルーツを持っています!!
…ってコレ!?


このヒト、恐竜じゃん!!

正しくは恐竜の仲間ではなく、単弓類という種目に属するディメトロドン。
両生類から、恐竜などの竜弓類と同時期に進化し別の道を行った生物。
うわ、これがどうあのネズミっぽい生き物に進化していくんだろうと思っていたけど…。


ペルム期の大絶滅を経て三畳紀。
恐竜と哺乳類のちょうど中間みたいな生き物が現れた。
哺乳類にいたる進化の通過点としては納得。
ちょっとハダカデバネズミに似ているね。


<NATIONAL GEOGRAPHICより拝借>

そして時は移り、ジュラ期。
ようやく最古の真獣類ジュラマイアの登場。
かなりネズミっぽくなっているね。
以前の超ダイジェスト版・生き物の進化番組では、このジュラマイアちゃんでいきなり哺乳類の登場となっていた。

もちろんジュラマイアの正確な進化のルーツは判明していない。
だけど両生類から単弓類・そして哺乳類への進化の過程を説明されることで、今までノドにつかえていたものが落ちた感じがした。

 
そしてこれが有名な「イーダ」
最古の霊長類と言われる化石。
ここからどんどん進化して、人間(ホモ・サピエンス)に至るわけだね。

終盤にはアウストラロピテクスから現人類に至る進化の過程も展示されていた。
個人的に気になったのはホモ・フローシエンス。いわゆるホビットで、12,000年前に火山の噴火で絶滅したとのこと。
ただ一説によると絶滅したのは15世紀頃の人類によってだとか、現在でもひっそり生存しているのではないかとも囁かれる。
火を使うなどの知能もあった種族なので地球上にもし現存していたら、彼らに関する法律とか保護とかどうなっていたのだろうな~と思いを巡らせた。

そんな次第で40年にもわたる生命進化を展示で見てきた。
長年の疑問が解けた上、ご先祖様から受け継いだDNAのありがたみが身にしみた彼岸の一日なのであった。

《おまけ》
常設展エリアで世界のヒョウタン展というのがあったのでついでに見てきた。


いいねぇ。


小さいのがいっぱい。なんか萌える。


なんかきもとももこ先生の描く世界の住民に似てますな。

うずらちゃんのかくれんぼ (幼児絵本シリーズ)
きもと ももこ
福音館書店


台湾の電話。発想が素晴らしい。


コブラ笛もなんとヒョウタンで出来ていたんだって。
でもコブラは笛の音が聞こえないので、笛の動きで操っていたとのこと。


ヒョウタンで出来たかわいい世界のおもちゃ。


本当、こんな可愛くて便利なものが自然に実るなんて不思議だよね。


今回も入場料のもとを取ってしまった国立科学博物館。
特別展にまた期待を寄せるのであった。


メガヒヨ二泊四日のNY2013 その10 《帰国&その後編》

2013年09月14日 | メガヒヨの日々つれづれ


New Yorkに来た次の次の日はもう帰る日。
メガヒヨは早朝にUPPER WEST SIDEにいた。


おなじみFAIRWAY。
朝6時から営業している。


季節の野菜・果物を横目に店内へ。
いつも混んでいるけれど、朝早かったのでレジもすいすい通れた。


買ったのはいつものコレ、サラベスのジャム。
約500gほど入っていて、7.99ドルなり。
なお日本で買うとこの半分の大きさで、1,500円もする。
単純に考えて4倍はする訳なので、New Yorkに来た際は出来る限り買って帰ってるよ。


9本のジャム瓶を持って帰るという心地よい運動の後には、The One Hundredのすてきな朝ごはんが待っていた!


ナスとマッシュルームをチーズで包んだお料理。
とっても美味しかった。家で是非作りたい。
まぁメガヒヨ家の場合は、朝ごはんというよりワインのつまみになりそうだけど(笑)


そうそう。FAIRWAYではジャムを買うのにせいいっぱいだったので、会社へのお土産をまだ用意していなかった。
そこでYokoさんのアドバイスをいただき、近所のターゲットで美味しいチョコレートを購入。
空港免税品店で同じ商品を見かけたけれど、ターゲットではずっと安く買う事が出来た。


お世話になったThe One Hundredを後にし、帰国の途へ。
行きと同じくLIRRにて空港に向かう。


もともとJALのチケットでNYに来ていたメガヒヨ。帰りは005便に乗るよ。
同じ時刻に大韓航空も出発するターミナル1はエラい混雑。
911以前の大昔は、一度出国してもセキュリティチェックを逆行出来るくらいにユルかったけれど、今から思うとあり得ないね


新しくなったJALのエコノミークラス。
前と比べると結構余裕があるよ。


足元もこんな感じ。
さすが公金を投入しているだけあるね!!


配給その1。
うつぼさんも最近のブログでご指摘だったけど、JALの機内食は外資キャリアと比べて出てくるのが本当に遅い。
こちらは早く食べて早く眠りたいのになぁ。


夜食のデニッシュを経て配給その2。
アメリカン航空のピザと比べると、このふにゃふにゃパスタは面白みがない。
まぁAA135便は終電に間に合うかどうか、かなりドキドキなので積極的に乗りたいとは思わないんだけどね。

日付が一日変わり、成田空港に夕刻に到着したメガヒヨ。
京成バス様の、ありがたいシャトル便(900円なり)に乗り東京駅へ。
バス代が安く上がったのでちょっと贅沢してグリーン車に乗り、帰宅した。

次の日。二日間の有給休暇を経て出社。
案の定、てんこ盛りの仕事が待ち構えていて、悲惨なことに夜9時半まで残業をする羽目になった。
旅行のことはナイショだったのだけど、ついに同僚に弱音を吐いた。
「ゆうべアメリカから帰って来たばかりなの…。もう帰りたい。」
そしたら非情なひとこと。
「アメリカって今ごろ朝じゃん。ますます頑張れちゃうよね!!」

そんなわけで旅行から戻ってしばらく忙しく過ごしていた。
そのさなか、リトルマーメイドを観てからちょうど一週間経った日のこと。
メガヒヨはNickくんのinstagramを観て驚いた。

 

なんと、例の切り絵カードの写真をお礼の言葉と共にupしてくれていたのだ。
もうこの上なく大喜び!!
仕事の疲れなんて一気に吹き飛んでしまった。

またNickくんがミュージカルの舞台に立ったときは、どんなことがあっても太平洋を越えて必ず行くからね!!
そして調子に乗ったメガヒヨは、次回の工作プレゼントは何にしようかと思いを巡らせるのであった。


メガヒヨ、久々にパイを焼き、普通のブログ記事を書く

2013年01月20日 | メガヒヨの日々つれづれ

最近、同僚に「きのう何食べた?」を借りて読んでいるメガヒヨ。

東京に住む40代のゲイカップルの食生活を題材にしたマンガなんだけど、とても読み応えがある。
主人公は倹約家の弁護士とそのパートナーの美容師。
それぞれの業界の裏事情も描かれており、興味深い。作者の綿密な取材がうかがえる。

でも一番惹かれるのは主人公の史朗(シロさん)の調理風景。
身近にある材料と手軽な方法で、バランスの取れた食事を作っている。

たまにクレープを焼くなど、デザートメニューも登場している。

きのう何食べた?(1) (モーニングKC)
よしなが ふみ
講談社

小娘時代は毎週のようにお菓子作りをしていたメガヒヨ。
最近はご無沙汰になっていた。
しかしこの本に影響されて、ちょっとパイなどを焼いてみたくなった。

そんなわけで、作ってみました。
スイートポテト・アップルパイ♪

作り方

1.中ぐらいのさつまいも2つは、15ミリくらいの輪切りにし、皮をむく。
水にしばらくさらしてアクをとる。
そして新しい水と共に火にかけ、菜箸がスッとささるまで茹でる。

2.紅玉りんご2つも皮をむき、一口サイズにカット。
バター80g、グラニュー糖100g、レモン汁少々とともに煮る。
シャリシャリ派の方は手短かに、ネットリ派の方は気長に。
仕上げにはシナモンを。

3.茹であがったさつまいもはすぐにマッシュする。
グラニュー糖30g、りんごを煮ている最中の煮汁大さじ3杯を入れ、なめらかになるまで混ぜる。

4.どこかの小人さんが作っておいてくれたパイ生地を2ミリほどの厚さにのばす。
丸でも四角でもお好きなスタイルに。

5.パイ生地、イモ、リンゴ、パイ生地の順に重ねる。
卵の黄身を水で溶いたので表面を塗り、200℃のオーブンで20分焼いて出来上がり。

メガヒヨ・キッチンはガスオーブンなもので、少々火力が強かった。
終盤3分は窓からにらめっこして、190℃くらいに調整したかな。
これは各オーブンの個性によるね。

そんな感じで出来上がり。
中途、大胆な手抜きの描写があったけど、メガヒヨの小人さんはニュージーランドの方。
ベラミーズというメーカーのパイシートなんだけど、100%フレッシュバターを使用しており生地は144層の本格派。
出来上がりがサクサクしていて、誰でも簡単に美味しく作れるよ。

本格的に作るのもいいけど、便利なものを利用してフットワークを軽くするのも大事だよね。
マンガからそんなヒントをいただいた、日曜の午後なのであった。


メガヒヨ、めでたく新年を迎える

2013年01月01日 | メガヒヨの日々つれづれ

明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

 

昨年は絵や文章を書く楽しさに目覚めたメガヒヨ。
今年はさらに一歩踏み込んだ創作活動をしたいな~などと、調子よく思っている。

それとNick Adamsくんにはまってしまったために延期したアルプスの山登り。
この夏こそぜひ実行せねば。
十代の頃、メガヒヨはユングフラウでブリザードに遭い、悔し涙をのんだ過去がある。
世紀をまたがった今こそ、リベンジを果たしたい。

ニューヨーク行きは早くて秋くらいかな~。
Nickくんの次のお仕事のニュースを聞いていない現在、予定を組めないなぁ。
何にせよ、資金と休暇の目途を立てなきゃね!!

 
でも本日は元旦ってことで、メガヒヨはお酒をのんでリラックス状態。
活動するのは明日からだね。
皆様の新年も幸多いものでありますように。

本年もよろしくお願い致します


メガヒヨ in NY 2012初夏その6 《PRISCILLA 6回目編》

2012年08月05日 | メガヒヨの日々つれづれ

開演時間が迫ったので、座席に戻ったメガヒヨ。
今回座った場所はコチラ。

昨年の暮れ、オリジナルキャストで観るのも本日が最後と感慨深く舞台を眺めたっけ。
またもや戻ってこられた自分をほめてあげたい。

今回の感想はとにかく重箱の隅をつつくようなもの。
周りからはよくそこまで覚えてるね~と半分呆れられているけれど
本日は第一幕の♪Material Girlを中心に語るね。

第一幕

【♪IT'S RAINING MEN】
男性アンサンブルが、色とりどりの様々な職業の衣装で踊るナンバー。
ミス・アンダースタンディング役のNathan Lee Graham姐さんと、ファラ/ヤング・バーナデット役のSteve Schepisくん以外は全員参加。
6回目にしてやっと、どの役者さんがどの色の衣装か分かった。

赤: Kyle Brown
青: Bryan West
黄: Anthony Wayne
緑: Gavin Lodge
橙: Mike McGowan
桃: Jeff Metzler
紫: Branch Woodman
黒: Todd A. Horman 
中でもToddさんが上着を脱いだ瞬間は爆笑ポイントだよね♪

このナンバーの際、Will Swenson氏演じるミッチのお着替えに注目しがちだけど、その間ダンサーの面々が数々の技を披露している。
中でも赤ジャージのKyleくんのイナバウアーは必見。あの長身が仰け反るのには圧倒される。
桃パイロットのJeffくんが一応補助に入っているけど、支えなしに立っている感じ。

【♪WHAT'S LOVE GOT TO DO WITH IT?】
ミス・アンダースタンディング役のNathan姐さん。
このお方の身体能力ってすごい!!
ハンパないヒールを履いて、骨盤をぐるんぐるん回しながら熱唱するのだから。
ちなみに姐さんもTony先生と並び、初日から千秋楽までの全パフォーマンス皆勤賞とのこと。

【♪DON'T LEAVE ME THIS WAY】
トランペットのお葬式の参列者は男優5名女優6名。

そして司祭役のToddさん。この方は主に歌い手としてこの舞台に立たれている。
♪THANK GOD I'M A COUNTRY BOYでもメイン・ヴォーカルだしね。
その分♪IT'S RAINING MENで必死に踊っているのが、涙を誘うんだけど。
ちなみにボブ役のunderstudyもされているよ。その時は司祭役も務めるのかな?
ボブは第一幕の間、『Lion King』のシンバ並みに待機時間があるものね。

一方、出番の間隔が異様に詰まっているのが、バレリーナ役のKyleくん。
このナンバーが終わった後、トランペットの棺と共に退場したら怒涛の衣装替えが待っている。
全身黒レースのチュチュから、数々の仕掛けが入ったタキシードに着替えなくてはいけないのだ。
それもミッチとバーナデットが掛けあいをしているわずかの間に。
その際にはなんと4人の衣裳係を動員しているとのこと!!

【♪MATERIAL GIRL】
お葬式の後、アリス・スプリングへの巡業の三人目のメンバー、フェリシアが出演するショーパブに足を運んだミッチとバーナデット。
他のテーブルの客として、Gavinさん、Toddさんが登場している。
あれれ? Toddさんの衣装は♪IT'S RAINING MENのときのものと同じでは?
ということは、司祭の衣装の下にこのボンデージ・ウェアを着たままでお葬式のシーンをこなしていたのね

このナンバー。
Nickくんファンのメガヒヨはついつい彼を凝視してしまうけれど、今回はバーナデットにも注目して観てみた。
歌の前半。ピンクのドレスを着てゴンドラに乗り、口パクで歌うフェリシアを彼女はニコニコしながら眺めている。
「あら、可愛い子じゃないの。」といった風に。

しかし、いざウィッグが投げられたその瞬間。
驚愕するバーナデット!
フェリシアはボーイズにドレスを脱がさせ、ボンデージスタイルに変身する。

Bryanくん、Jeffくん、Anthonyくん、そしてKyleくんが演じるボーイズ。
彼らの従順さも笑いを誘う。
180度開脚を披露するフェリシアを、両手を挙げて称賛している。
コイツラ、めちゃくちゃ可愛い!!

Jeffくんはどん引きしているバーナデットにちょっかいを出していたりして!!

彼らは健気にリフトもこなす。
KyleくんとAnthonyくんが高々とNickくんを持ち上げている。
その間、JeffくんとBryanくんは肩章のお片づけ。くるくると回転しながら行うそれらも、振付の要素のひとつ。

リフト二回目。いわゆる涅槃のポーズ。
4人のボーイズの中でも小柄なBryanくんは、フェリシアちゃんに頭をナデナデされながらもリフト要員から外されてしまう。
それでもお尻をフリフリしながら、フェリシア神輿を先導する。

一方、このリフトの中で一番大変そうなのはボディ担当のJeffくん。
フェリシアは大変な姿勢で歌いながらも、彼の頭を撫でている。しもべをねぎらうことも忘れていない。

拍手喝采で舞台を退場したフェリシアとボーイズ。
後に残された先輩ドラァグ・クィーンの二人。
何かを言おうとして…、だけどショックの余りに言葉が出ないバーナデット。
手振りで、「アタクシの言いたいこと、分かるでしょ!!」と訴える。そしてやっと振り絞るこの一言。
「何で…何で彼なの!?」
この間が絶妙!!



半年ぶりのPriscillaは本当に面白かった。
色々語っていくとキリが無いので、本日のナンバー解説はココまで。

そうそう、それはそうと。
この日の観劇ではちょっとした事件があった。
第二幕あたまの♪THANK GOD I'M A COUNTRY BOYでのこと。

キャストが会場のお客さんを舞台に上げて踊らせるあのナンバー。
Nick姉さんが、Jeffくんは舞台上手から降りてくることを事前に教えてくれていたので、メガヒヨはLSさんに通路側の座席を勧めていた。
しかし彼女は大変シャイなので、結局メガヒヨがその席に座ることになった。

でもいざJeffくんが間近に降りてきた瞬間。
このチャンス逃してなるものかと思い、恥を忘れて大きい声で彼を呼んだ。
彼も大声のする方向に自分の大ファン女性の姿を見つけてか、こちらに駆け寄って来た。

奥ゆかしいLSさんもJeffくんに手を差しのべられては、引き下がる訳にもいかず。
舞台にエスコートされ、壇上で踊り始めた。

このナンバー。
最後はお客さん同士で手を取り合ってくるくると踊るのだけれど、エラくスピードが早い。
LSさんは脚がもつれて転倒してしまった。

見ていたメガヒヨも一瞬何が起こったか分からなかった。
あ、舞台からLSさんが消えた…!!と思っちゃって。

ここで感心したのは両隣の女の子達がLSさんをすぐに助け上げたこと。
その反射神経は素晴らしかった。

彼女が座席に戻るなり、劇場の背広組スタッフの方が駆けつけて来た。
幸い彼女にケガは無かった。
ただJeffくんと踊れたことで、感激のあまり動悸におそわれた様子。
そのまま席を外され、しばらく戻ってこなかった。
(ロビーで感激の涙を流されていたとのこと。)


さて。時差ぼけとはすっかり無縁でPriscilla6回目の観劇を楽しんだメガヒヨ。
ここでステージドアでNickくんを待ち構えるよ!!と言いたいところ。
しかし本日の彼は終演後、前出のファングループのKさんをバックステージ・ツアーに案内するということで、出てくるには長い時間がかかりそうだった。
自分も長フライトに二本の観劇で疲れ顔だし、今夜は王子様には会わずに退散することにした。

そんな訳で、LSさんとJeffくんの2ショット写真を撮るという前もってのお約束だけを果たすつもりで出待ちをした。
Jeffくんは毎回比較的早く出てくる。今回も例にたがわず。

彼は転んだLSさんのことをとても心配していた。
何とも無かったことを知り、安心した様子。

それとは別に、彼は彼女に封書を用意していた。
LSさんが楽屋に届けたお花のお礼状とのこと。
うわわ。こんな若い男性が、マメだな~。
彼の礼儀正しさは良く聞いていたけれど、本当に育ちがいいんだね。

LSさんのカメラマン役を務めた後、メガヒヨもJeffくんと2shot写真を撮ってもらっちゃった♪

Nick姉さんもTony先生と2shot

ところで…。
舞台上で一大アクションを披露した日本人女性はキャスト内でも有名になったらしく、
LSさんはWill Swenson氏からも声を掛けられていた。

メガヒヨはそれを見て、「うわー。美味しい役どころ!!」と、とても羨ましく思ったのであった(笑) 


「つるの恩返し」に見受けられるメタファー

2012年07月05日 | メガヒヨの日々つれづれ

昔話には暗喩がつきものである。
長く語り継がれる話には、人生の教訓を含んだものが多い。

日本昔話の定番、「つるの恩返し」
この話が、世の男性陣にパートナー女性とのつきあい方、距離の保ち方などを示し導き続けていることには間違いがない。

またいつの世も存在する、ある種の女性を妻とすることに対して忠告を発しているようにも見受けられる。

このヒロイン、おつうの機織りへの執着心、集中力。
これは一体何なんだ!?
三日三晩寝ないで織り続けって…恩返しの範囲を超えてますから!
まさしくメガヒヨと同じ、職人属性のオンナでしょう!!
いったん手が動き出すと、もう止まらないっての…。

この手の人間が一番忌み嫌うもの。
そう、それは妨害、中断である。

妻は楽しくトンカラリ♪と機を織っているってのに、
「おーい、メシまだか?」
とか言ってくる旦那さん。日本の長い歴史の中に、どれだけいたことか。
内心「この織物の売上で家が成り立っているんじゃないの? メシくらい自分で何とかしろ!!」
とか思いつつ、耐え忍び笑顔で従う妻。
こういう人も大勢いたはずである。

夫のマイペースぶりは拍車がかかる。
深夜、「やっとこれで作業に集中できる。」と機に向かう妻に対し、容赦なくちょっかいを入れてくる。

「おーい、体こわすぞ。早く寝ろ。」

夫としては気を遣ったつもりであっても、妻の積もりつもった怒りに対して油をそそぐ行為以外なにものでもない。

「今やらずして、いつ完成出来る?
この織物なしに、どうやって生活していく?
黙っていればいいものを、足を引っ張ってくるなんて!!」

この様な溜まりにたまった怒りがとうとう爆発して三行半。
こういう光景って職人属性の女性が存在する限り、いつの世でも見かけられるのかも…。


一般的には「近親者といえども見てはいけない」タブーを語ったと思われるこの昔話。
重ねて言うがメガヒヨにとっては、ある種の女性の存在に関する警告をうたったものに見えて仕方ないのだ。
なぜなら、自分がまさしくそうだから。
先日のお芸術作品作成での没頭ぶりを顧みるにあたり、そう思えてならない。
昔話はまさに真実を語っている。
日本人が長い時間をかけて得た教訓は伊達ではないことが、己の身を通してよく分かった。


メガヒヨ、無事ニューヨークから帰国する

2012年06月17日 | メガヒヨの日々つれづれ

メガヒヨは先週、無事にニューヨークから帰国した。
旅行とそれに伴う準備・片づけで更新が滞り、申し訳なく思う次第。

滞在の間は冒頭の写真にもある通り、大変美味しい思いをすることが出来た。
ご協力くださった各方面の方々には感謝してもしきれないほど。

相変わらずのマイペース更新になるかもしれないけれど、今回はPriscillaファイナルということで遠慮なくupしていくつもり。
(ネタバレご免!!)

数々のアンサンブルにも触れて行くよ!!
毎日のようにSteve Schepisで検索してくる方々(笑)
彼の特集も組むのでお楽しみに!!


 


メガヒヨ、ブログの更新をさぼりまくる。

2012年06月03日 | メガヒヨの日々つれづれ

御無沙汰しております。一カ月放置していました

とはいえ遊びまくっていた訳ではなく、来る6月某日のNick Adamsくんの誕生日を全身全霊で祝うべく、数々の準備を日本でしていた次第。

今週B'wayに旅立ち、来週帰国の予定。

16日以降に色々記事をup出来ると思うので、Nickくん、Priscillaファンの方はその頃によかったら観に来てね


メガヒヨ、旅先に対してのジレンマを抱える

2012年04月04日 | メガヒヨの日々つれづれ

今年の3月冒頭、メガヒヨは迷っていた。

拙ブログ、メガヒヨ in NY 2011冬その13 《PRISCILLA・Understudy for Felicia編》 の末尾で、
「可能ならば、再びの観劇の機会を持ちたい」と語っているけれど、その通り悩んでいたのだ。

昨年秋の観劇でプリシラにのめりこみ、その一カ月後には再び太平洋を渡ってしまった。
それでもって更にドラッグクイーン目当ての渡米を重ねてしまうのか!?

しかし本来ならこのメガヒヨ、今年はスイスに行くつもりでいたのだ。
スペイン旅行での経由地・チューリッヒで、お菓子というものの概念をひっくり返すほど美味しいマカロンに出会ってしまった昨年の春。
次の旅行では、それの出来たてを食べてみようと考えていた。

ついでに、卒業旅行で登ったユング・フラウにも再訪してみたかった。
あのときは吹雪で、せっかく登山列車で終着駅まで行っても表に出られなかったんだものね。
ぜひ初夏に出かけてリベンジしたい。

なんで今年かって!?
メガヒヨは会社に長~く勤めていて、区切りのいいこの2012年はリフレッシュ休暇をいただけるのだ。

通常、連続した休みは盆・暮れ・ゴールデンウィークにしか取れないので、好きな時に一週間の休みがもらえるのは希少なチャンス。
この時ばかりは季節を選ぶスイスを旅するべきだよね!!


しかしご承知おきの通り、メガヒヨは現在『PRISCILLA』にはまり中。
こんなに好きになれるミュージカル、今後出会えるかどうか分からない。
主役の一人、NICK ADAMSくんもいつまであの役を演じ続けるか。

ただ5年に1回というせっかくの機会を、好きというだけのものにつぎ込んでしまってもいいのだろうか。
スイスに行けば話題や知識を増やすことが出来、得るものが多い。
しかしプリシラに関して言えば既に5回も観ているので、今後の観劇は自分の感情を満足させるだけのものに過ぎない。

メガヒヨは迷った、悩んだ、葛藤した。
自分にとって一番いいのはどの選択肢だろう?
後悔しないのは?
ひたすら自分に問いかける。
NICKくんとマカロンを秤にかける!!


そんな折、勤務先の社長からラブレターが届いた。

勤続XX年をねぎらう内容である。
メガヒヨが周知済みのリフレッシュ休暇の概要も書いてある。

あ、でもちょっと待って!!
こんな但し書きが…

なんとこのリフレッシュ休暇。
再来年の3月まで有効なのであった。

てなわけで話は片付いた。
今年は有給休暇を使って、B'wayへ『PRISCILLA』を観に行く。
そして来年こそはリフレッシュ休暇を使って、スイスにマカロンを食べに行く。

これで良かったと心から思う。
スイス行きが来年なら、準備に充分時間が使えるものね。
ドイツ語の勉強や、ヨーデルの練習もじっくり出来そう!!

そういう次第で、『メガヒヨ in NY 2012初夏』。
この夏に公開予定!!


メガヒヨ、爆弾低気圧を警戒する

2012年04月03日 | メガヒヨの日々つれづれ

約一年前の旅行記を平気でupするメガヒヨ。
本日は珍しく、リアルタイムの出来事を報告するよ!!

前日から、4月3日は台風並みの暴風雨が関東を襲うと天気予報で報じられていた。
メガヒヨは話半分で聞いていた。
だって気象庁のいうことって、全然当たってないもん。

ところが今回は恐ろしく的中!!
午前中は西日本がエラいことになっていた。

メガヒヨははらはらしていた。
昨年9月の台風では、見事に帰宅難民になっちゃったんだもん

だってひどいんだよ。
午前中に会社中へ帰宅命令が出ていたにもかかわらず、うちの部署は連絡不行き届きで帰れたのは午後だったんだってば。
時すでに遅く、乗っていた電車は途中駅で止まってしまった。4時間以上も。
そんなでメガヒヨは歩いたよ。てくてくと。
でも線路沿いに道がある地域ばかりではなかったので、ひと駅で諦めちゃったんだけどね。
バスの乗り継ぎなどで自宅に帰れたのが夜10時すぎ。
いつもなら一時間の通勤路が、8時間以上もかかっちゃった


そんなで、今回は帰宅命令に対して敏感になっていた。
ネットワークを駆使し、各部署の様子を監視していたよ。
そしたら見事、子会社の動きをキャッチ!!
15:00には会社を出られる見込みとなった。

でもいざ、その時になるとみんな帰るのを尻込みしちゃうね。
てなわけで、プチ局なメガヒヨ。先陣切って、帰り支度をしたよ。
先輩が帰らないと、若い子ちゃんたちが帰れないものね!!

という次第で、会社最寄駅までビュービュー風に吹かれながら歩いていた。

あれれ?こんな嵐の中、しゃがんでいる人がいるよ。
肩にかついでいるのって、テレビカメラじゃない?

合羽を着こんだカメラマンが、早期帰宅のサラリーマン・OLを撮っていた。
よく見るよね。夜7:00のニュースで季節の変わり目の通勤光景が冒頭に映されるっての。
それの撮影の模様。
横浜にもそういう人くるんだ~。初めてみたよ。

しかしそのカメラマンのアングルは怪しかった。
女性の集団が通った際、いきなりしゃがんでカメラを下から覗かせるようにしている。
うわっっ!! それって下手すると、スカートがめくれた瞬間が写っちゃうじゃない!!

というか、あのカメラマン、本当にテレビ局の人かなぁ。
他のスタッフも見なかったし。
ただの盗撮野郎じゃない??

いやいや。最近のテレビ局のモラルって地に落ちてるから、やっぱり本物かも知れない。
うっかりしてたら撮られ損だよね。
マスコミの人って、カメラさえ持ってれば何しても許される、みんな写されたがっていると勘違いしている節があるから。

みなさまもどうぞ気をつけてね!!


Spring has come …?

2012年02月25日 | メガヒヨの日々つれづれ

2月下旬生まれのメガヒヨ。
いつも誕生日を境に、服の色などを春っぽく明るくしている。

だけど今年はなかなか暖かくならないから、衣替えもすすまないな~。
せめてヒヨコちゃんだけでもカラフルにしてみるか(笑)

 

なんかもっと他の色も足したくなってきた。
題して、「マカロン詰め合わせ。」

上段: ブルーベリー、バニラ、アメリカンチェリー
中段: ストロベリーミルク、シトロン、ピスタチオ
下段: オレンジ、クリームソーダ、クローバーハニー

原材料
アーモンドプードル、粉糖、卵白、バター、果汁、香料
着色料(赤色2号、赤色102号、黄色4号、黄色5号、青色1号、青色2号)…(笑)