インターネット選挙の是非。
今日も真面目な話。今回、衆議院総選挙で自民党が多数の票をとり、与党へと返り咲きました
が、この選挙の際、いくつかの番組でインターネット選挙についての話題が取り上げられていまし
た。
今の情報社会においてインターネットは不可欠で、選挙投票率が60%を切る中、若年層の投票
意欲の増大と投票率の拡大を図るためインターネット選挙導入が検討されています。
でも、これでいいんでしょうか?確かに情報化社会ですが、期日前投票もあるわけです。暇がない
というのは言い訳にはならないでしょう。選挙投票所も地域で行きやすい場所に設置されていま
す。
もし、解禁されたとしたら・・・。成りすまし投票が増えるでしょう。自分のおじいちゃん、おばあちゃ
んを思い出して下さい。みんながそうじゃないですが、携帯電話の連絡先登録を登録してあげた
ことないですか?
ジェネレーションギャップでインターネットについていけないお年寄りは多いはずです。これは一
つの家での例。これが老人ホームだったら、代行で一度に多くの票を操ることができます。
これは考えすぎだと言われるかもしれません。でも、清き一票といえるでしょうか。これは疑問だと
思います。若年者の方が歩いて投票所にいけるでしょう。いけない人は送ったり、迎えに行けば
いいでしょう。
インターネットに求めるとすれば演説の放送。これはやるべきだと思います。
今回の選挙、僕の地域で通勤行き帰りで候補者を見たのはわずかに一回。それも横断歩道の
向こう。内容は一度も聞く機会はなかった。
聞きたくても聞けない。選挙中はインターネットで各々の候補者が選挙情報を公開することは禁
じられているため声を聞くことはできない。特に労働力である若年者にとって演説も聞かず、よく
わからない人にどう票を入れろというのか。
こういった情報を目に入れやすくする。この方が若年者の投票率は上がるんじゃないかと僕は思
います。
選挙権のある人の約半分が国にソッポを向いた今の日本の現状。これからの日本が不安で仕
方がないです。
有権者の若年者のみなさん。僕も含め、今の判断が僕らの未来を左右します。そんな老後に、日
本が最悪の状況を迎えた時、若い世代にあなた達の判断で日本は悪くなったなんて言われる時
がくるかもしれません。その時、僕たちは国に見捨てられ、支えてくれる世代にも見捨てられてし
まいます。
だから先を見据えて正しい判断で行動し、選挙に望んでほしいです。
おしまい
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます