魅力ある「のぼう」の存在。
のぼうは頼りない城代であった。武功に優れるわけではない。知略に長けた
わけでもない。口舌に優れたわけでもなかった。
しかし、彼には素直な心と人に耳を傾ける謙虚な心があった。そして秘めた
る思いも。気の強い武士の話を町民や農民は聞こうとはしなかった。
武士というプライドを押し付けられた村の人々は聞く耳を持たなかったので
ある。でも、のぼうは違ったのである。無邪気に人と向き合った。
同じ目線に立ち、話を聞き、共にその時間を楽しんだ。同じ時間を共有した
のだ。けっして何かを押し付けるわけではなく、素直に接した。
彼の優秀な仲間はそれぞれに長けたものがあった。しかし、その長けたもの
が強いものであったから、村人は窮屈になったんだ。
のぼうの姿勢は民意の理解を得るのに重要なものだと感じた。この人なら協
力してあげたい。あいつは嫌いでもこの人なら。
そんな雰囲気は人の心を惹きつける。けっして嫌味のない素直で綺麗な心
が。僕もそうなりたい。強い心は胸にしまって。
向き合い、声を聞き、この人ならと思ってもらえる存在へ。それが理想な人
物なんじゃないかって、今の僕は思うから。時が経てば変わるかもしれない。
でも今、一番、ベストと思うものを僕は目指すよ。それが今のベストなんだから。
おしまい
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