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最近、見たこと、読んだこと、気になったこと

行ったぞ! 見たぞ! 発見したぞ! 読んだぞ! 調べたぞ!

新たな”食”を発掘せよ!~狙いはアジアの本物~

2007-04-19 21:22:00 | ガイアの夜明け2007
・日本の外食産業は、すでに拡大していない。
 新しくできた業態・店舗も、3年持たずに消えていくものも少なくないという。
 例えば、デフレ時に業績を伸ばした「牛角」の店舗数も減少しているという。

・最近、人気なのが「アジアの人気店」。
 タイや韓国の人気店を日本に持ってくるのが流行っているらしい。

・レストランの発掘は、実際に現地を食べ歩くことから始まる。
 日本にまだない食材と味。しかし、一方で日本の他の味にも勝てないといけないのだという。

・番組で紹介された韓国の味は2店。
 - はんありカルビ
  骨付き豚カルビを2日間つけ込み熟成したものを出す。
  料理人は必要がないのだという。

 - カムジャタン
  こちらも、骨付き豚肉とジャガイモを煮込んだ料理。
  食べている人の感想では、日本にあまりない味なのだそうだ。

・東京ミッドタウンでは、ニューヨークで有名だった「ニルバーナ」が出店しているのだという。ランチメニューはバッフェらしい。こりゃあ一度行ってみなくては。


メタボリック症候群を防げ!~ニッポンの将来リスク~

2007-04-18 21:20:00 | ガイアの夜明け2007
・メタボリック症候群は、ウエスト(腹囲)85センチ以上(男性)で、高血圧、高血糖、高脂血症のうち2つ以上が重なった状態だという。

・厚生労働省では、このメタボリック症候群の社員の割合が一定数を超えると、負担金が増えたりするらしい。最近、企業内のメーリングリストなどに、メタボリック対策情報が載ったりしていて、どうしたんだろうと思っていたが、そりゃこういう理由があれば真剣に取り組まざるを得ないわけだ。

・今、企業向けのメタボリック対策プログラムの準備が進んでいるという。
 にわかメタボリック対策ブームがやってくるかもしれない。

・メタボリックは、小さい子供にまで広がっているという。
 若干、発生条件は異なるものの「小児メタボリック症候群」というのだそうだ。
 ちなみに、番組中に登場した太った子供達の母親ももれなく太っていて、いかにも、不健康そうな一家であった。(^^;



生まれ変わる木造住宅密集地

2007-04-17 16:03:00 | ガイアの夜明け2007
大規模な再開発が続く東京。
そうした中で、戦後まったく再開発されていない木造住宅密集地があるという。こうした住宅密集地には、車も入れない路地が多く、万一火災などが発生した場合には、消防車が入ることもできず、被害が拡大してしまう。
10年前の阪神淡路大震災でも、こうした木造住宅密集地から火災が発生し、惨事を拡大した。

以下、要点。

・木造住宅密集地は、火災が発生すると被害が大きい。地震などの際に二次災害の発生源になる。

・政府は、こうした密集地域を「重点的に改善すべき密集市街地」として指定している。しかし、実際に行政が対応できるほど容易な問題ではなく、実質的に手つかずになっている。

・再開発の手法は下記のようなものだ。
-地域一帯の木造住宅を取り壊す。
-新しい高層マンション、高層ホテル&マンションなどを建築する。
-元の土地・建物の価値に応じて、新しいビルのフロア等を割り当てる。

・東京・蒲田や大阪・門真では、これらの住宅密集地の再開発に挑んでいる民間企業がある。再開発地域の意見をまとめ、新しいビルを建てることで、その建設費用の数%を受け取るビジネスだという。

・このビジネスの課題は、立ち退く人にもそれぞれの事情があること。
- 商売をしているため、立ち退くには代替地が必要
- 地域に根ざした商売なので、動くと生活が成り立たなくなる
など。
また、
- 地主
- 建物の所有者
- 賃貸者
などがそれぞれバラバラなケースも多い。特に借り主が高齢者で、生活保護を受けているなどのケースがあり、容易な解決策が見つからないのだという。

・ビジネスを成功させるためには、関係する人々すべてが幸せになる形を見出す必要がある。実際に移転したケースでは、古かった建物は新しくなるし、新たに得られた資金を使って店舗などを新しくすることもできる。商売の種類によっては、高層化したマンション全体をお客にすることができ、ビジネスが拡大する。住む人は、新しくて安全な部屋に住むことが出来る。

・こうした結果を積み重ねることが、新たな再開発を進める上での説得力と原動力になるのだという。

・こうしたビジネスは容易ではないが、そのビジネスを生業とするのには理由がある。番組の最後に語っていたセリフは(本当であれば) 非常に美しい情熱だと感じた。その理由は、「火災の悲惨さ、圧死の怖さを知っているから、それを事前に防ぎたい」のだと。


「公立」vs「私立」 ~教育再生の最前線では~

2007-03-22 00:25:16 | ガイアの夜明け2007
これまで「ゆとり」一辺倒だった日本の教育方針が「学力向上」に変わった。
今、教育の最新現場で起きていることとは。

・経営破綻が起きた学校に居酒屋チェーンの「ワタミ」の渡邉社長が乗り込んだ。

・渡邉社長の方針は明快。
 1) 教師に競争原理を
 2) 生徒をお客様だと思え
 3) 教育はサービス業である
 教員は当初反発していたが、教員同士で話をしていく中で、段々と資本主義的な芽がでてきたという。結果として、教員側から授業の様子だけでなく、学内のさまざまな活動への寄与なども成果として認めるよう要求がでたりしたらしい。

・「スーパー公立」というものも登場してきている。
 一般の公立高校の10倍の予算と、自由裁量をもらい、土曜日には大手塾に補習授業を委託したという。

・学校における教師の権限は「あいさつ」から始まる。
 「あいさつ」に従わせることができない教師がそのあとの宿題や、授業に従わせることができないという。

・東京都品川区では、親が自由に学校を選べるようになった。
 その結果、入学希望がゼロという学校も登場してきたという。

結局、教育の現場にも必要なのは競争の概念なのか。
もっと、昔の一本筋の通った教師の時代はこないものなのだろうか。
何が欠けたから、教師の質は下がり続けているのだろうか。その本質はまだ見つけられていないような気がする。



“お届け”で心つかみます~通販3兆円市場の差別化新戦略~

2007-03-13 03:24:00 | ガイアの夜明け2007
今通販市場が伸びている。
これまで通販と言えば「カタログ」によるもの。
最近は、インターネット通販や、テレビ通販も急速に伸びている。そのトレンドとは?

・こだわりの商品を販売する「ステイラー」社
 ここでは、いわゆる一品(逸品?)的な商品を中心に通販を行っている。
 例えばヤンキースの松井選手が使用したバットやレオナルド・ダ・ヴィンチの絵画集、さらには人力車など。価格は100万円~200万円という高価な商品も多い。順調に業績を伸ばしてきたらしい同社だが、最近では、ヤフオクなど個人出展との競争も激しくなってきているのだそうだ。

・顧客に選ばせない通販会社「フェリシモ」
 洋服の色や柄、さらには配達日も選ばせないのが「フェリシモ」の特徴だ。
 注文すると1か月に一度、注文された製品が送られてくる。まるで通販会社というよりは、会員制洋服選択サービスや、レンタルクラブのような存在のようだ。実際に利用している人がでてきたが、すっかりはまっていて、何が送られてきてもワクワクするらしい。(^^;

・アスクル
 立ち上がり時の不振を乗り越えて成長してきたアスクルも登場。今や、巨大通販会社になり、社名の由来である「明日来る」から「今日来る」通販サービスを展開しているという。手がける商品アイテム数も2万を超えるらしい。すごいなー。