解体された家の向うには友人の素晴らしい自慢の家が建っていました。

2021-07-21 | ハウジング、建築、近隣

友人のOさんは私より2歳年上で、分譲当時からお住いでこの辺りのことに

明るくてリーダーシップのある方でしたので何かと頼りにしていました。

ある日Oさんから電話が掛かってきて

「ブリッジをTさんに指導してもらって、うちで初心者向けのブリッジ教室を

始めることになったので、良かったら参加しない?」と。

以前から少し興味があったので早速入れて頂くことになりました。

記憶力と推理力の悪い私にはついていくのが大変でしたが、その後、

場所を参加者宅の持ち回りにして2年足らず、楽しいひと時を過ごしました。

一番頻繁に伺ったOさんのお宅はその当時、建て替えられたばかりで、

木造軸組みではトップのハウスメーカーによる立派なお家でした。

玄関に入った瞬間から、しっとりとした木のかおりや美しさやを感じさせられる

全てに拘わった素敵なお家でした。設計も風の流れまでよく考えられていて

感心してしまいました。ですから我が家をリモデルした時には出来るところは

大いに参考にさせて頂いたつもりです。

(記憶をたどっていったイメージです)

                                 

OさんのC型肝炎が思わしくなくなり、その集まりはやがて解散になったのですが。

私も孫達の手伝いに呼び出されることが多くなってきたりしていました。

Oさんには息子さんと娘さんがいらしてそれぞれ大学の先生や、ソニーにお勤めで

ご自慢のお二人でした。昔、お子さんを都内の国立病院で出産された際にOさんは

貧血気味だったそうで先生のご配慮で400㏄ほど輸血を受けられたそうです。

Oさんが輸血によるC型肝炎を発症されたのはそれから20年以上後のことでした。