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面倒くさいことはきらい!そんなあなたでも大丈夫。
「・・・」を簡単に満喫する方法、教えます!!!

ツララに注意!

2011-06-19 | ★その他もろもろ★
冬、雪のシーズンになると「ツララに注意」という貼紙をあちらこちらで見かけるようになります。
特にアパートの外壁などに、「ここより何メートル以内に駐車禁止!禁止区間に駐車をした場合、ツララの落下によって車を破損されることがある。その場合、本アパートの管理組合は責任を負わない。」という貼紙が貼られることが多いです。
通常こうした「ツララ注意」の貼紙は、雪が解けてなくなるのに合わせてはがされるのですが、中には四季を通して「ツララ注意」の注意書きをずっと掲げている建物もあります。

あきらかに年代もののレンガ造りの建物。
雰囲気のある旧アルバート通りの路地の様子です。
ぴかぴかのランボルギーニが路上駐車している右手の建物に固定させてある注意書き。
「危険!ツララ!車をここに停めないこと!」と書いてあります。


夏の主役は・・・

2011-06-18 | ★その他もろもろ★
日本も「子どもに甘い国」だと言われていますが、ロシアもそうです。
とにかく「子ども」が中心の世界。
バスや地下鉄の中で、老人が子どもに席を譲っているのを見かけることも・・・。
自分が立つことはなくても、「ほら、ここにおいで、座れるよ」と、何とか隙間をつくり、見知らぬ子どもでも座らせてあげようとするのは、ほとんど当たり前のことです。
まぁ、確かにロシアの小さな子どもたちは、何だかとても可愛らしいところがあります。
冬はモコモコに厚着をさせられたその様子がたまりませんし、夏は夏で愛くるしいです。
トップの写真は、地下鉄の中で見かけた、ちょっぴりレトロな装いをさせられてお母さんとおばあさんに手を引かれて歩いていた女の子の姿。
微笑ましかったです。

トロリーバスの続き

2011-06-16 | ★その他もろもろ★
モスクワならではの、なかなか雰囲気があって大好きなトロリーバスなのですが・・・。
そう、このようにど派手にストップしてしまうことがあります。
前の記事にも書いたのですが、駐車違反の車に妨害されたり、事故にあったりすると、後続車もズラーっと止まってしまうことがあります。
それがこの状態。
すると、トロリーバスを降りてトボトボ歩いて行かなければいけなくなります。
変な所で止まってしまうと、車道を歩くハメに・・・。


そういう時はさすがにウンザリしてしまいます。

トロリーバス

2011-06-13 | ★その他もろもろ★
なかなか時刻表通りに来ない。
ひげの様にも見えるトロリーポールが外れるとしばらく動けなくなる。
違法駐車などをしている車がいて、その車が障害物となり、架線からトロリーポールが外れそうになると障害物となっている車を移動させるまで走れなくなる・・・。
冷房設備がついていないので、暑い夏、猛烈に車内の気温が上がることがある。
基本的には暖房設備は完備されているが、中には暖房設備が壊れているものもあって、冬は窓ガラスが凍るくらい寒くなる。
乱暴な運転をする運転手が多い。
運転手が運転席でタバコをすっていると、車内まで煙臭くなる・・・。
・・・等々。

色々と欠点もありますが、それでも大好きです!!!
この無骨で、どことなく憎めない乗り物「トロリーバス」。
モスクワの顔のひとつとも言えるでしょう。
しかもとてもエコな乗り物で、ロシア以外でも世界のあちらこちらで大活躍しているようです。
かつては日本でも走行していて、「無軌条電車」と呼ばれていたのだとか。(従って日本では「鉄道」に属していたのだそうです)。

ソ連時代の有名なコメディー映画で「自動車に気をつけろ」Берегись автомобиля という映画があるのですが、その中に出てくる猛烈な勢いでモスクワ市内を疾走する「スーパートロリーバス」・・・これがまたすごい迫力。しかもその爆走するトロリーバスを操っている運転手さんは、女の人!
実際、モスクワのトロリーバスの運転手は、女の人であることが多いです。
しかも映画の中と同じように、なかなか威勢のいい運転技術を披露してくれます。

たんぽぽは偉い!

2011-06-12 | ★その他もろもろ★
トーポリの綿毛と並んで、綿毛と言えば思い出すのがたんぽぽです。
たんぽぽには沢山の種類があるようなのですが、中でも有名なのが「薬用たんぽぽ(セイヨウタンポポ)」。
ロシアではこの「薬用」たんぽぽが沢山咲きます。
この「薬用」たんぽぽ、鉄分、カルシウム、リン、カリウム、ビタミンA,B,C,E、更にはタンパク質まで含んでいるという優れもの。
薬用として、根、くき、葉、草の部分、汁にいたるまでオールマイティーに使えるそうです。
貧血に効き、利尿効果、解毒作用、消化を良くし、民間療法では糖尿病の人にも処方されるとか。

トーポリの綿毛

2011-06-11 | ★その他もろもろ★
ヴィリニュスでもポプラの白い綿毛がふわふわ飛んでいましたが、その量は比較的控え目でした。
それがモスクワに帰ってきたら・・・その量が半端ではありません!

「夏の雪」と呼ばれているトーポリ(ポプラ)の綿毛。
この時期になるとモスクワ中がこの白い綿毛に染まります。


ふわふわ飛んでいるなんていう悠長なものではなく、ちょっと強い風が吹いたりしようものなら、地面に落ちて溜まっているものまで巻き上がって、まるで吹雪のようです。
話しながら歩いていると、口の中に入るは、鼻の中に入るは、目の中に入るは・・・口紅にくっつくは・・・大変です。

それでもトーポリの白い綿毛が舞っているのを見ると、「夏が来た~!」と、何となく心が浮きうきするので不思議です。

KGB博物館

2011-06-10 | 番外編 ★ロシア以外★
30℃に手が届きそうな灼熱の太陽!
暑い、暑いヴィリニュスで、背筋が冷たぁ~くなった場所がありました。
それは、ゲディミノ大通りにあるKGB博物館。
実際に人々が収監され、拷問されていた場所とあって、色々考えさせられることが多い場所。
特に説明書きがすべてリトアニア語、英語(映像などではフランス語の字幕も選べる)に限られていて、ロシア語が一切ないところなど、当然と言えば当然なのでしょうが・・・それでも、うーん、複雑な気持ちです。


KGB博物館の外に出たらスカーっと晴れた空に美しい公園が目前に広がっていて、その平和な様子とのコントラストがまた強烈な印象を与えます。


夜は再び夜行バスに乗って、モスクワへ。
のどかなリトアニアの田園風景。


そして神秘的な湖と森。

お洒落な雑貨がいっぱい

2011-06-09 | 番外編 ★ロシア以外★
隅から隅まで歩いてまわれるコンパクトな街ヴィリニュス。
中でも旧市街は魅力の宝庫で、いつ来ても、何度来ても飽きさせない面白い穴場スポットがいっぱいあります。

今回発見したお気に入りスポットは、可愛い手作りの小物を売っている雑貨屋さん。ここで扱っているものは全て身体障害者の方たちが作ったもの。


触れると温かいぬくもりが伝わってくる本当に素敵なものばかりで、しかも可愛い!そしてお洒落!!!


MES ESAME という身体障害者支援センターが経営しているお店で、ヴィリニュスに一つしかないとのこと。


うさぎのぬいぐるみ。この手作り感がたまりません。


とにかくひとつひとつの物から温かさ、優しさが伝わってきて、手にとると癒されるような気持ちがします。


旧市街を散策する際は、足元にも要注意です。
トップの写真のようなチキンさん達に遭遇するかも。

旧市街の魅力

2011-06-08 | 番外編 ★ロシア以外★
2010年4月15日の本ブログでも取り上げた夜明けの門。夏は観光客や巡礼者の数が多く、解放的な雰囲気が漂っています。


美しいバロック様式の聖テレサ教会。
ちょうどミサ中でした。


そして、聖地のひとつとされ、巡礼者の数が絶えない夜明け門の小さなチャペル内の奇跡を起こす聖母マリア像。


人々が祈りを込めて捧げた壁一面の銀細工に圧倒されます。


また、トップの写真のようにチャペル内からの眺めも、古いヨーロッパ都市ヴィリニュスの魅力を存分に感じさせるものです。

旧ロシア正教徒のロシア人

2011-06-07 | 番外編 ★ロシア以外★
夜行バスで国境を越え、ロシアからラトビアに入りました。
朝霧がとても幻想的。


ラトビアに入ると途端にヨーロッパの香りが強くなります。
田舎の風景、農家の様子・・・


そしてそうこうしている内に、気がついたらリトアニアに入っていました。
ラトビアものどかな雰囲気が漂っていましたが、それよりも更に一段とのどかな雰囲気。
人々もとても穏やかで優しいです。
早速、久しぶりに会った友だちに、川沿いにある地元の人々に大人気のレストラン「Belmontas」に連れて行ってもらいました。
古い水車が見所の、美しい大自然に囲まれたレストランで、最初に出迎えてくれたのは愉快な黒鳥たち。


川では子供たちが楽しそうに泳いでいました。
そしてそのちょっと横の方では、蝶のようなきれいなトンボがたくさん飛んでいました。


Belmontasの敷地内にはレストランが4つあるのですが、わたし達が選んだのは外で食べられるお店。
入り口にはリトアニア特有の木彫りの像「愉快な小悪魔」が設置されていました。
色々な顔の悪魔ちゃん達がいます。


こちらは、友人の娘さんのナースチャちゃん。
数学や化学が得意な、とても優秀で可愛い16歳です。


その子が食べているのが超お勧めリトアニアの絶品料理「冷たいボルシチ」です。
ロシアのボルシチよりもクリーミーで、ビーツがベースになっているところは同じなのですが、生のきゅうりとかが入っていてとても清涼感があり、とにかく2004年にはじめてリトアニアを訪れた時に食べてからというもの、「忘れられない味」、リトアニアに来たら毎日のように必ず食べるものになりました。
お芋と一緒に食べます。
ちなみにお芋はそのまま食べてもいいですし、スープにつけながら食べてもいいのだそうです。


トップの写真は友人のアリョーナさんと娘のナースチャちゃん。
リトアニアにはピョートル大帝の時代に宗教改革の煽りを受けて迫害され、国外に移住しなければならなくなった旧ロシア正教徒のロシア人が沢山住んでいます。こうした旧ロシア正教徒のロシア人は今でも大切にロシア語や文化、慣習、宗教、そしてロシア人としての誇りを守りながら、それと同時にリトアニアの中に上手に溶けこみ暮らしているのですが、友人のアリョーナさんもそうした純粋なロシア人の一人です。

その、アリョーナさんとナースチャちゃんの前にあるのが・・・「シャシリーク」の盛り合わせ。
シャシリークとは、炭火串焼き。中央アジアからコーカサス地方、そしてロシア、とにかく旧ソ連圏の国々では定番中の定番料理。要するにバーベキューのことなのですが、とにかく美味しい!!!
「冷たいボルシチスープ」の後は、炭火串焼きをどっさり食べて至福の一時を味わいました。


仕事で来ていることをきれいサッパリ忘れて存分に楽しんだ一日でした。

夜行バスに乗って

2011-06-06 | ★その他もろもろ★
久しぶりに夜行バスに乗って、リトアニアのヴィリニュスにやって来ました。
出発は「リガ駅」。
夜行バスが発車する場所がこれまでの場所から微妙にズレていて、少しドキドキしてしまいましたが、取り敢えずちゃんとバスが「見つかり」ホッ。

モスクワのリガ駅を20時に出発。
途中休憩を入れながら、ロシアとラトビアの国境(ロシア側)に朝4時半頃に着きます。
そしてラトビアの国境に5時頃に到着。
しばらくラトビア国内を走った後、最終的にリトアニアの首都ヴィリニュスに着くのは現地時間の11時半頃です。

長旅ですが、夏はかなり長い間「白夜」に近い状態の中を走っていくことになるので、なかなか楽しいです。乗っている人達も穏やかで、危険な雰囲気はしません。
隣のお兄さん、痩せているのに、バスに乗り込んだ瞬間からものすごい量の食事を広げ、ほとんどピクニック感覚でずっと美味しそうにご飯を食べていました。

本格的な白夜にはまだもう少しあるのですが、それでも23時半頃まで空が真っ暗にならない状態が続いていると、広大なロシアの大地をバックにそんな不思議な空のグラデーションを眺めているだけで、飽きません。

ということで、バスの中から少しずつ暗くなっていく空を撮ってみました。

こちらは21時。まだまだお昼のような明るさです。


バスの中はこんな感じで、わりと快適です。


これは21時半。


これは22時半です。まだまだモスクワ州近郊。


こちらは23時。


そして、23時半です。



夕立

2011-05-28 | ★その他もろもろ★
春から夏にかけて、空模様がコロコロ変わるのがモスクワの特徴です。
晴れて太陽が燦々と輝いていたかと思うと、次の瞬間、いきなり巨大な雲があらわれ、ものすごい勢いで夕立が降り・・・。
そしてまた次の瞬間、太陽が顔をのぞかせる・・・。
傘を持っていないと上から下までずぶ濡れ、ということがよくありますが、濡れてもすぐに乾きますのでそれほど苦痛ではありません。
夕立が多い季節は、空がとてもドラマチックで、ずっと眺めていても飽きません。

核シェルター

2011-05-11 | ★モスクワの地下鉄★
モスクワの地下鉄の中で、最も深い駅は2003年にオープンした勝利公園駅(濃い青色のライン)。
その深さは地下84(一説によると90m)m、エスカレーターの長さは125mです。


東京では、都営地下鉄大江戸線の六本木駅が一番深く、地下42.3m(地下6階にあたります)、大江戸線ができる前は、地下37.9mの営団地下鉄千代田線の国会議事堂前駅が一番深かったです。

ですから、モスクワの地下鉄「勝利公園」駅は、日本の一番深い地下鉄の駅の約2倍、地下に深く潜り込んでいることになります。モスクワの地下鉄は「核シェルターだ」と言われるのは、こうした由縁があるのでしょう。

尚、ホームが最も長いのは雀が丘駅(赤色のライン)で、ホームの長さが全長282mもあります。


地下にもぐっていなくて、窓から外が見えるので、とても開放的雰囲気の雀ヶ丘駅です。
下を「凍っている」モスクワ川が流れているのが見えます。また、右手に見えるのが1980年モスクワ・オリンピックの舞台になったオリンピックスタジアム。

中央アジアのピラフ

2011-05-05 | 番外編 ★ロシア以外★
ウズベキスタンは食事が美味しくて有名です。
現在モスクワには旧ソ連圏の料理店が色々あるのですが、その中でも最も人気があるもののひとつが「ウズベク料理」。

その、「美味しい」と有名なウズベク料理の中でもサマルカンドの料理はとりわけ美味しくて有名。
サマルカンドの「プロフ(ピラフ)」。サマルカンドの「レピョーシカ(ナンみたいなパン)」・・・。ラム肉・・・(串焼き、煮込み等々)。


サマルカンドのレピョーシカは本当に有名で、「サマルカンドから帰ってくる時に買って帰ってきてもらえないか」とタジキスタンの友人たちからも頼まれたほどです。保存料などの添加物は入っていないのですが、保存にはとても長けていて、湿度の低い場所では2週間くらい平気でもちます。
ということで、モスクワにも勿論、持って帰りました。

(有名なサマルカンドのレピョーシカ。写真はこちらからの借用となります)

・・・合計8個の「レピョーシカ」を買って帰ったのですが、1個が何と1キロくらいするずっしりと重たいもの。帰り道もウズベキスタンからタジキスタンまで徒歩で国境を渡ったのですが、この8キロものサマルカンド・レピョーシカ達が実に大変でした。
リュックをしょい、両手にやたら存在感あるレピョーシカを抱えているその姿は、大きな風呂敷みたいなものを抱えている地元の人達とすっかり同化していました。

「プロフ」は他の中央アジアの国々、アゼルバイジャンなどにもあるのですが、どうやらルーツとなっているのはサマルカンドのプロフのようです。
アレクサンダー大王もサマルカンドでプロフを振舞われたという記録が残っているとか。
そしてサマルカンドには、インドからペルシアを経てプロフが入ってきたと言われています。

(写真はこちらからの借用となります。)

正式なプロフの食べ方は、インドのように「手で食べる」のだそうです。

美味しいチャイハナ

2011-05-04 | 番外編 ★ロシア以外★
長距離運転手さん達お気に入りの美味しいチャイハナが道中にあるというので、立ち寄りました。
そこで出会った近くの村の長老さん(真ん中)と学校の先生(右)。

(左側が運転手さんのネマートさん。普段は全然「偉そう」ではないのですが、どうやらカメラを向けると腰に手をあててしまうのが癖らしく、偉そうに写ってしまいます・・・。)

長老さんと学校の先生、目的地の村がちょうどわたし達の道の途中だったので、同乗させてあげることになりました。
そのお礼に、ものすごく美味しいペリメニ(水餃子)スープやサラダなどをご馳走になりました。

長老さん、貫禄あります!