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中央アジアのピラフ

2011-05-05 | 番外編 ★ロシア以外★
ウズベキスタンは食事が美味しくて有名です。
現在モスクワには旧ソ連圏の料理店が色々あるのですが、その中でも最も人気があるもののひとつが「ウズベク料理」。

その、「美味しい」と有名なウズベク料理の中でもサマルカンドの料理はとりわけ美味しくて有名。
サマルカンドの「プロフ(ピラフ)」。サマルカンドの「レピョーシカ(ナンみたいなパン)」・・・。ラム肉・・・(串焼き、煮込み等々)。


サマルカンドのレピョーシカは本当に有名で、「サマルカンドから帰ってくる時に買って帰ってきてもらえないか」とタジキスタンの友人たちからも頼まれたほどです。保存料などの添加物は入っていないのですが、保存にはとても長けていて、湿度の低い場所では2週間くらい平気でもちます。
ということで、モスクワにも勿論、持って帰りました。

(有名なサマルカンドのレピョーシカ。写真はこちらからの借用となります)

・・・合計8個の「レピョーシカ」を買って帰ったのですが、1個が何と1キロくらいするずっしりと重たいもの。帰り道もウズベキスタンからタジキスタンまで徒歩で国境を渡ったのですが、この8キロものサマルカンド・レピョーシカ達が実に大変でした。
リュックをしょい、両手にやたら存在感あるレピョーシカを抱えているその姿は、大きな風呂敷みたいなものを抱えている地元の人達とすっかり同化していました。

「プロフ」は他の中央アジアの国々、アゼルバイジャンなどにもあるのですが、どうやらルーツとなっているのはサマルカンドのプロフのようです。
アレクサンダー大王もサマルカンドでプロフを振舞われたという記録が残っているとか。
そしてサマルカンドには、インドからペルシアを経てプロフが入ってきたと言われています。

(写真はこちらからの借用となります。)

正式なプロフの食べ方は、インドのように「手で食べる」のだそうです。


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