clover note

徒然なる日々の覚え書き。

大ロボット博に行って来ました・・・その3

2007-10-26 01:02:18 | 旅やお出かけの記録
その2から続く。



WABOT-1。
早稲田大学ヒューマノイド研究所製。
1973年に開発された、世界初の本格的人間型知能ロボット。
ロボット開発の歴史には必ずと言ってよいほど出てくる機体ですね。
実物は初めて見ました。






WABOT-2。
汎用型ロボのWABOT-1とは違って、機能を特化した開発がされたとの事。
このロボットは両手両足でオルガンの演奏が出来るんですって
人間の歌声に合わせて伴奏も可能とか。
見た目より高機能なんですね。(笑)







ここらでちょいと趣向を変えまして・・・
「からくり人形」の類も何点か展示されていました。



これはオーソドックスな「茶運び人形」。
明治時代の作らしいです。






お次は「うちわ扇ぎ人形」です。
真鍮のぜんまいで稼動する明治時代の物。
・・・昔は服も着てたんでしょうが・・・
この顔で見つめられて扇がれると、違う意味で涼しげな気分になれそうです。






さて、再び現代に戻りまして。


左の小型のが「Kenaf」(ケナフ)、右のは「Lily」(リリー)。
千葉工業大学 未来ロボット技術研究センター製。
Kenafは災害時に人命救助が出来るように開発されたそうです。
瓦礫上の走行を考慮した車輪や、特殊なカメラ、赤外線サーモグラフィー等を装備。
Lilyは床下の点検用に作られたロボットだそうです。
遠隔操作で不具合箇所の探査が出来るとの事。






「Halluc Ⅱ」(ハルク ツー)。
こちらも千葉工業大学 未来ロボット技術研究センター製。
移動用に56個(!)のモーターを装備。
車両モード、昆虫モード、動物モードの3形態に変形可能で、切り替えによってあらゆる場所を移動出来るそうです。
各種センサーで障害物を察知し、臨機応変な対応も取れるとの事。
変形状態も是非見てみたかったなぁ~






こちらも同じく千葉工業大学 未来ロボット技術研究センター製。
「morph3」(モルフ スリー)。
138個のセンサーと14個のコンピュータを体内に搭載。
30個の関節を有し、床運動や太極拳も出来る小型ヒューマノイドロボ。
ロボットの太極拳て・・・どんなのだろ?(笑)








次でラストだ。
・・・その4に続く。


RoBolution(ロボリューション)- 人型二足歩行タイプが開くロボット産業革命
日経メカニカル,日経デザイン
日経BP社

このアイテムの詳細を見る

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 大ロボット博に行って来まし... | トップ | 大ロボット博に行って来まし... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

旅やお出かけの記録」カテゴリの最新記事