clover note

徒然なる日々の覚え書き。

誤解する方が悪いのか、誤解させる方が悪いのか

2010-01-18 09:22:01 | ニュース記事より
【野党「闘う」発言批判、首相「検察批判でない」】


 野党各党は17日、鳩山首相が検察との対決姿勢を強める小沢民主党幹事長に「闘って下さい」と述べたことを一斉に批判した。


 自民党の谷垣総裁は都内で記者団に対し、「極めて異様な発言だ。首相の立場から逸脱し非常に偏っている。検察の捜査が不当と考えているとすれば(検察への)指揮権発動の問題になっていく」と批判した。

 公明党の山口代表も記者団に、「極めて不穏当、不見識だ」と述べた。

 こうした批判に対し、鳩山首相は17日、「検察批判とか、捜査に予断を与えるとかではない。(小沢氏が)幹事長として闘う姿勢を示したことに対し、幹事長続投を認めた意味で申し上げた」と釈明した。

 小沢氏については、「幹事長は党大会で、身の潔白を検察や国民に説明すると申している。私はそれを信じたいと思う」と述べた。阪神大震災の「15周年追悼式典」などに出席後、神戸市内で記者団に語った。

(2010年1月17日20時28分 読売新聞)




>鳩山首相は17日、「検察批判とか、捜査に予断を与えるとかではない。(小沢氏が)幹事長として闘う姿勢を示したことに対し、幹事長続投を認めた意味で申し上げた」と釈明


私の理解力も低いからかも知れませんが、あのタイミングであの発言聞いた人はほとんどが違う印象を持つと思うのですがね・・・
普通に聞けば、検察と闘うと公言した小沢氏を支援するような意味合いに取れます。
少なくとも鳩山氏が釈明しているのと同内容の理解は、大半の人がしないと思いますよ。
まあ、大半の人は鳩山氏のように東大出じゃないですから、だから発言の真意が理解出来ないのかも知れないけどさ。



例え一般人でも、誤解を生みやすいような発言ばかりする人はマークされますよ。
段々とその人の発言内容に信頼が置けなくなりますからね・・・
ましてや一国の首相なら言葉にはもっと慎重になってもらわないと困ります。
米国オバマ大統領に対する、いわゆる「トラスト ミー」発言なんかがいい例ですよね。
発言がその場しのぎで軽過ぎる。
言葉の力というものを軽視し過ぎてるきらいがあります。


政治屋であるならその点はもっと注意を払うべき立場なのに、可哀相な事に鳩山氏はそこの部分の資質にも大いに欠けています。
ここまで発言に無責任でいい加減な首相もなかなか記憶にありませんね。
失言のたびに毎度毎度苦しい言い訳考えるのも大変でしょう?
下手な言い訳聞かされてるこちらもいい加減に飽きて来ましたよ・・・




誰が考えたのか、ネットで見かけた文章ですがここにコピペしてみますよ。



日本には謎の鳥がいる。
正体はよく分からない。
中国から見れば「カモ」に見える。
米国から見れば「チキン」に見える。
欧州から見れば「アホウドリ」に見える。
日本の有権者には「サギ」だと思われている。
オザワから見れば「オウム」のような存在。
でも鳥自身は「ハト」だと言い張っている。


それでいて、約束をしたら「ウソ」に見え、
身体検査をしたら「カラス」のように真っ黒、
釈明会見では「キュウカンチョウ」になるが、
実際は単なる鵜飼いの「ウ」。

私はあの鳥は日本の「ガン」だと思う。



・・・以上、コピペ終わり。


今日の読売朝刊によると、内閣支持率は45%に急落だそうです。
正直言いまして、まだそんなに高いのかと不思議に思いますね・・・
去年9月から今までの経緯で支持できそうな要素なんてほとんど思い付かないですよ。
あー、唯一煙草の増税くらいですかね、私が支持できそうな所は。(笑)



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