clover note

徒然なる日々の覚え書き。

何の役に立っているのか甚だ疑問

2009-03-02 12:04:37 | ニュース記事より
【財政のしわ寄せここまで…100歳急増でお祝いの銀杯縮小】


 厚生労働省は2009年度から、100歳の誕生日を迎える高齢者に贈る「銀杯」のサイズを一回り小さくする。100歳になるお年寄りが増え、限られた予算で数量を確保するための苦肉の策だ。

 銀杯は各年度内に100歳になる人に対し、首相から贈呈されるものだ。表に「寿」、裏に「内閣総理大臣」などと刻印されている。9月15日の「老人の日」の時点で健在だった人に、市区町村を通じて配布される。

 これまでは直径3・5寸(約10・5センチ)だったが、来年度からは3寸(約9センチ)に縮小する方針だ。厚みなども含む仕様全体は、さらに検討するという。

 銀杯の単価は銀の価格によって異なるが、桐(きり)箱などを含めて7000~8000円だ。厚労省は仕様の変更により、単価引き下げを図る考えだ。

 背景には、贈呈対象者の急増がある。制度が始まった1963年度は153人だったが、86年度に1000人、02年度に1万人を突破。08年度は1万9768人で、費用は約1億4000万円に達した。09年度は2万人を超える見通しだ。

 厚労省はサイズ縮小について、「杯の主流サイズに合わせた」としているが、ある自治体の担当者は「国の財政のしわ寄せが長寿のお祝いにまで及ぶとは」と嘆いていた。

(2009年3月1日03時16分 読売新聞)




>制度が始まった1963年度は153人だったが、86年度に1000人、02年度に1万人を突破

>08年度は1万9768人で、費用は約1億4000万円に達した。09年度は2万人を超える見通し


これを公金の無駄と言わずして何と言う。
銀杯を配る事に一体どんな意味が???
腹の足しになるわけでもないし、年寄りの生活に役立つ代物でもないし。
仮に売ったって大した値も付かないだろうし・・・
せいぜい押入れの中にしまい込まれるのが落ちでしょ。
年間に億単位もの予算を当てるなら、もっと医療や福祉の方に回した方が良くないか?
具体的に、年寄りに銀杯を配る事によってどんなメリットが生じているんだろう?
そこんとこ、凄く疑問です。




高齢者の増加はこれからが本番でしょう、団塊の世代が続々と老齢人口の仲間入りをしますからね・・・
ちょうど自分の親達の世代だ。
何の役にも立ちそうもない銀杯をばら撒いてる財政の余裕なんて、もはやこの国にはないはず。
もう止めた方が良いんじゃないでしょうかね、銀杯は。


この分だと、他にも時代にそぐわない無駄な「サービス」がまだまだあるんじゃないかなぁ~?





話変わりますが、この目薬は結構良く効きます。
自分の場合、使って10数分もすると涙や痒みがなくなりますね。
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コメント (2)
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