clover note

徒然なる日々の覚え書き。

あぁ、所詮その程度だったか

2008-09-19 13:29:19 | 食べる楽しみ飲む喜び
先週、新横浜の某店で買って来たワインを先日開けました。
ワインは2005年物のイタリア産。



グラスに注いだ瞬間に色がおかしいのに気付き、試しに味見した所、やっぱり品質が劣化していました。
色はやや赤味が残るものの、薄い茶色・・・
2005年のワインにしては明らかに進み過ぎている。
水っぽい味で妙な酸味といつまでも舌に張り付く渋みと苦味、不快感・・・
味の美味い不味いで言えば当然不味いという事になるのですが、もはや味の好みの問題ではなく、明らかに品質に問題が発生してるワインでした。
以前飲んだこれに近い感じかな。



で、用事ついでに先日店に交換しにもらいに行きまして。
後日この件について連絡をくれるというので、お願いして来ました。
そして先ほど電話が来たのですが・・・


担当者曰く、あの味はワインそのものの個性であり、品質に問題はないとの事。
バイヤーにも確認したとの事。
どうやら、おかしいのはこちらサイドだと言いたいらしい。
・・・へぇ~~~~~~~~~~
これは素晴らしい。(笑)
あの味が問題ないなんて、あなた達の鼻と舌は大丈夫
聞いてみた所、その店の担当者は香りを嗅いだだけで味見はしていないんだって。
色だけ見ても分かりそうなものだが、なぜ自分で飲んで確認してもいないのに「問題なし」と断言できるのか?(苦笑)
飲んだ上でそう主張するならまだ話も出来るが。



そこの店舗、一応高級食材を多く扱うチェーン店なんですけど、ワインに関しては明らかに以前よりレベル落ちてるんじゃない?
事実、昔に比べて落ちてはいるんだけど、更に落ちたな。
少なくとも今回の一件で、ろくなバイヤーが入ってないというのは分かった。
次回からここでワインを買うのはちょっと考えるかな。




輸入物のワインや瓶ビールが何かの具合に劣化してるなんて言うのは、ままある事です。
それ自体は仕方ないし、販売店を責める気もない。
抜栓してみるまで中身の質が分からないなんて普通なんだから・・・
でも今回の話は今までで1番酷い。
最悪の対応だ。
自分は今まで各国の色々なワインを味わって来てるし、美味しいワインも劣化したワインも経験して来てる。
品質の良し悪しくらいは、ど素人より分かるという自負もある。
あの味がそのワイン本来の風味だなんて絶対にありえない。
これだけは自分の鼻と舌に賭けて、自信を持って断言できる。(笑)



・・・まあ、この件で店側とこれ以上やりあうのも馬鹿馬鹿しいのでしませんが。
店にとって確実に何人かの客が減る事になるのは間違いのない所だ。
今の時代、口コミというのは想像以上に恐ろしいものですよ。



・・・あ、今更遅いけど、少しサンプルとして手元に残しておけば良かった
知り合いのソムリエさんや、ワイン好きな知り合い達に飲ませて感想が聞けたのに・・・


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