先週も、テレビでまた放映されていたようですね。
20年以上も前の作品なのに、あまり古臭くなっていない所は大した物だと思います。
まあ、映画は映画として・・自分としてはやっぱり原作の方に思い入れが強いですね~
中断を何度もはさんで13年(笑)
思えば長い付き合いでした・・・
連載の載っていた号だけ、わざわざアニメージュを買ってたり。
そこだけ切り取って、残りは捨てていましたが・・・
新たな映画の製作に入るたびに、連載中断してたので・・・その時は正直カッカしてたもんです。
今となっては懐かしい思い出ですけど。
写真の左端の本、'84年に映画化された時に記念に買ったものです。
徳間書店の『ロマンアルバム・エクストラ』シリーズって・・今もあるのかな(苦笑)
中に宮崎駿氏始め、主要スタッフ達のインタビュー記事が載っています。
宮崎さんも若い若い。(笑)
髪なんか真っ黒ですもんね、当然ながら。
ラストの巨神兵を担当した、若き日の庵野秀明氏の記事もあります・・・写真を見るに、当時は痩せていたようですね・・
・・それは置いといて。
興味を引くのは、宮崎さんのインタビューの中に、「原作の終わり」より、更に先のストーリー構想があったような箇所が載っている事です。
どうやら、シュワの墓所での戦いの後、トルメキアへ渡り・・傾いた老大国を巡る陰謀に巻き込まれる・・とかなんとか。
その後、無事に風の谷に帰還する・・そんな感じだったようですね。
流れは途中で変わるものだし蛇足だったんで、結果その部分はばっさり切ったんでしょうが・・・
そっちの方のストーリーも、ちょっと見てみたかったり。
原作には、映画には出ていない様々な味のあるキャラクター達が活躍します。
セルム、チクク、マニ族の僧正、ケチャ、皇兄、皇弟、チヤルカ、ヴ王、道化(笑)、オーマ(巨神兵)、庭の主・・・etc
クシャナだって、原作版では人間味あふれる女性です。
将兵達が心酔するのも分かる気がしますね~
ストーリーも、簡単にまとめざるを得なかった映画版と違って、なかなかに込み入ってて面白いのですが。
綺麗事だけで終わらなかったのは良かった。
宮崎氏が最後に書いたとおり、『語り残した事は多い』ラストとなりましたが、これはこれで・・見事な大団円だったのでは。
『いのちは闇の中のまたたく光』
『生きねば・・・・・・・・・』
原作、終盤に至ってのナウシカの台詞。
結局、この事を言いたいがために、この話を書いたのかな?と、自分は解釈しました。
出来れば、原作のまんまの映像化が見てみたいもんです。
未来少年コナンみたいに、某半官半民放送局でやらないものでしょうか?
連続放送で。
そうすれば、受信料を払ってあげても良い。
まあ、ありえない見果てぬ夢でありましょうが・・・
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