***まゆ・ろぐ***

日々思いついたことを徒然なるままに。

きみはいい子。

2015-07-08 | Weblog
昨年原作を読んで、いたく感動したので映画も観に行ってきました。高良くんは学級運営に悩む新任の小学校の先生、尾野真千子さんは娘を虐待する母親の役。学校の先生ってやっぱり大変なんだーーと義弟の苦労をしのんだり(同じ職業)、どうしようもなくイラッときて子どもを怒鳴ってしまうシーンでは身に覚えがあるので胸が痛くなったり・・・なかなか辛い場面も多いです。でもまわりの人との小さな触れ合いや言葉で救われて、それで一件落着とはもちろんならないんだけど、どうにかこうにかやってみよう、と少し前を向ける内容かな。うまく言えないけど。
原作は短編集なのでその内容はもちろん全部入ってはないし、わたしが好きだったフレーズ・・・「たとえ別れても、二度と会わなくても、一緒にいた場所がなくなってしまったとしても、幸せなひとときがあった記憶が、それからの一生を支えてくれる。どんなに不幸なことがあったとしても、その記憶が自分を救ってくれる。」が出てこなくて残念だったので、映画見て興味を持ったり、逆にちょっとわかりにくいな?と思ったら原作をぜひ読んでみてほしいなあと、7割がた埋まった客席を見ながら思いました。

キャストでいえば、以前かつお武士というキャラでCMに出たりEテレに出てる加部亜門くんが障がいを持つ役を演じていて、それがすごく自然で素晴らしかったです。
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