***まゆ・ろぐ***

日々思いついたことを徒然なるままに。

『旅猫リポート』。

2013-02-13 | Weblog
有川浩の小説はたいていちょっと分厚いので図書館で借りてもしばらく積ん読状態。でも返却日が迫ってきて手に取ればやっぱり今回も一気読み。わけあって飼い猫ナナを手放すことになった飼い主サトルがその託し先をさがすべく、ワゴンに乗って昔の友人たちのもとを回るというお話。憎まれ口をたたくナナが可愛かったり、サトルと友人たちとの過去の思い出が微笑ましかったりほろ苦かったり、本当にこの作家さんて読ませるのがうまいなあと思う。読後感もいいしね。
そういえば4月から有川さんの『空飛ぶ広報室』がドラマ化されるとか。この本は昨年秋に読んでやっぱり面白かったので今から楽しみだわ。
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