まかない飯

アニーが「仲居修業」に心動かされた
もののひとつに
まかない飯があります。

昔からの付き合いの人なら、
アニーがどれだけ
「食べ物につられる」かお分かりのはず。
美味しいもののためなら、
「魂」さえ、売り渡してしまいかねない、
この情けない？性癖・・・

前回行った時、このまかない飯の
味が忘れられなくて、
「あの味をもう一度」の気持ちも、
引き金となっていました

まかない飯とは、飲食屋さんなどで、
「スタッフ」のために特別に
用意されたメニューです。

それはきっと、どの店でも、
メニューに載っているような
高価な食材を使わずに、
残り物で済ましてしまうような献立です。

アニーの行ったところでは、これを
プロの板さんが作ってくれます。

冷蔵庫を開けて、残り物で、
ささっと作ってくれるのです。

それが野菜炒めひとつとっても、
どこかひと味違います。
かまぼこなんかも、一人ふた切れほど。
でも、これが美味しい！

こればかりは、いくらお金を出しても
食べれるものではありません。

都会などでは、「まかない飯」っていう
メニューを出しているところも
あるそうですが、それでも所詮「商品」。

帰ってきても、あの味にはまってしまい、
自分でいろいろ工夫してみるのですが、
どうも上手にできません。

ああ、まかない飯が食べたい・・・

他の店のは、どんなんだろう？

これは、もう、どっかの厨房に
もぐり込むしかありません。。。