岩波少年文庫は、児童はなかなか手を伸ばしてくれませんが
やはり読んでおきたい作品ばかりです。
今回は、「あのころはフリードリヒがいた」を読みました。
物語は1925年から1942年までの「ぼく」とアパートの上に住む
同い年の「フリードリヒ」の日々を描いたものです。
ユダヤ人として生まれ育ち、徐々に迫害の対象となっていく
フリードリヒと両親。作者の見て育ってきた記憶が
このような作品を作られたのでしょう。
独裁的な社会の中で常に排他的な扱いを受けてきたユダヤ人の
過去も知ることが出来ました。
小学生には難しい内容かもしれませんが、悲惨な歴史の一端を
こどもの目線で読むことが出来る貴重な本だと思います。
今さらですが、印象的な一冊となりました。
やはり読んでおきたい作品ばかりです。
今回は、「あのころはフリードリヒがいた」を読みました。
物語は1925年から1942年までの「ぼく」とアパートの上に住む
同い年の「フリードリヒ」の日々を描いたものです。
ユダヤ人として生まれ育ち、徐々に迫害の対象となっていく
フリードリヒと両親。作者の見て育ってきた記憶が
このような作品を作られたのでしょう。
独裁的な社会の中で常に排他的な扱いを受けてきたユダヤ人の
過去も知ることが出来ました。
小学生には難しい内容かもしれませんが、悲惨な歴史の一端を
こどもの目線で読むことが出来る貴重な本だと思います。
今さらですが、印象的な一冊となりました。