ごろっと、えほんをひろげよう

子供と一緒に絵本、本を読んで早や10年。今は学校図書館司書をしています。読んできた本読みたい本を綴りたいと思ってます。

おしゃべりな五線譜

2013-09-12 08:37:00 | 児童書
 こちらも図書室に新しく入れたポプラ社のteen's best selectionsの
中の一冊です。「おしゃべりな五線譜」ピンク色の可愛らしい装丁で
内容はというと…、中学生の独特な想いを代弁しているような話でした。

 交わらない五線譜の上で、少女たちは交錯する。・・・
わたしの音は、どんな音?

 と、紹介の文章に書かれていましたが、中学生って大変だなあという印象な本でした。
自分の発言に、嫌悪したりするばかりで、こんな感じの本に共感する
子どももいるんだろうか?と思いました。

 この本を読んだ娘の「う~ん、ビミョ~…」という感想を述べていました。

 一方、日々の学生生活を充実させているように見える娘も、
時には、周りの友人の素振りに振り回されていたり、
数日前には、メールでトラブルもありました。
その時は勢いで、私が相手の子と電話で話をしたりして
取りあえず収束した形になりましたが、本当にそれが
ベストな方法だったのかと、今も自問しています。
なんだか親も、大変だなあと思っている今日この頃です。

 この本は、小学生の子どもにはまだ理解不能な部分があると
思いますが、近未来には思春期という名の複雑な心持ちが
あるんだと想像してもらうのには、よい本だと思いました。





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