ごろっと、えほんをひろげよう

子供と一緒に絵本、本を読んで早や10年。今は学校図書館司書をしています。読んできた本読みたい本を綴りたいと思ってます。

真夜中の図書館

2008-07-15 09:17:54 | 児童書
 新しい本が図書室に入って、今学期中はみんなで閲覧、貸し出しは
しないことになってます。
 たくさんの子どもたちが見に来てくれてますが、2年生の男の子が
「『まよなかのとしょかん』は、ありますか?」と
聞いてきました。

 私も選書の際に、その本は知っていたのですが、手にとってなかったので
購入しませんでした。

 アルバイト先の本屋にもあり、併設の中古本のコーナーでも
見かけたので、買おうかどうしようか迷っていたところ
町図書館にあったので、即行借りてみました。
 ところが読む時間がなくて、何日か放置?(スミマセン)していたら
また別の児童から「『真夜中の図書館』ありませんか?」と
聞かれてしまいました。
 どうしてみんなその本を知っているのかな?と思ってきいてみると
「おはスタでやっていた。」との答え。続きは本を読んでね、みたいな
ことだったようです。
 我が家は小学生はいますが、朝はTBSラジオと決まっていますので
(森本毅郎さんのスタンバイ、これがとっても役立つのですよ。)
おはスタは、もう何年もみていないです(香取慎吾がママやっていた頃)。

 と、いうことで「大急ぎで読んで町図書館に返すから、リクエストして
おいてね。」と子どもには伝えてよみはじめました。

 読めばあっという間に終わるのですが、チョット怖い話がオムニバスで
3編入ってました。外国版「レストランシリーズ」ですね。
 こういうのもありかなと思います。丁度今の季節にあっているかな。
 今度は購入しようと思います。

 それにしてもテレビの力ってすごいですね。中身なんかわからないで
欲しくさせるのですもの。
 
 一方、今朝、スタンバイで詩人の荒川洋治さんが文庫本の100冊
(私がこの間必死で品出しした・・・)のジャケットの話をしていました。
いわゆるジャケ買いですね。各社趣向をこらしてますね。
 若者が、どんな形でも本を読んでくれたらいいですね。
 我が家の若者よ(中二男子)本屋で私がつくった平台の前に立ってくれ!!
と、心から思ってます。



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