以前読んだ「八月の光」の作者、朽木祥さんの中学年向けの
物語です。国語の教科書で紹介されていたと思います。
也子は、子ぎつねにであってだまされまいとしているけれど
楽しくあそんでいました。おばあちゃんもおかあさんもおきつねさんと
呼ばれるきつねに会っています。それはその子ぎつねのおばあちゃんと
おかあさんのようでした。
戦争の色が濃くなる広島の郊外に住む也子とまわりの人々
やさしく、やさしく日々は過ぎていくのに、原爆はいろいろな人を
奪っていった。そして子ぎつねも…。
昔はわたしの家のまわりにも、竹藪があちこちにあって
あのザワザワとした感じに畏怖を覚えることがありましたね。
今の子どもたちはそれを感じたことは無いだろうなあって
思います。あの感じがわかっていたら、もっとこの物語に
入って行き易だろうなとしみじみ感じます。
「八月の光」同様、普通に暮らす人々が戦争に巻き込まれて
いく描写が見事だと思います。
「ちいちゃんのかげおくり」「一つの花」を学んだ中学年が
こんな本も読んでくれたら、より戦争について感じることが
出来るかなと思います。
物語です。国語の教科書で紹介されていたと思います。
也子は、子ぎつねにであってだまされまいとしているけれど
楽しくあそんでいました。おばあちゃんもおかあさんもおきつねさんと
呼ばれるきつねに会っています。それはその子ぎつねのおばあちゃんと
おかあさんのようでした。
戦争の色が濃くなる広島の郊外に住む也子とまわりの人々
やさしく、やさしく日々は過ぎていくのに、原爆はいろいろな人を
奪っていった。そして子ぎつねも…。
昔はわたしの家のまわりにも、竹藪があちこちにあって
あのザワザワとした感じに畏怖を覚えることがありましたね。
今の子どもたちはそれを感じたことは無いだろうなあって
思います。あの感じがわかっていたら、もっとこの物語に
入って行き易だろうなとしみじみ感じます。
「八月の光」同様、普通に暮らす人々が戦争に巻き込まれて
いく描写が見事だと思います。
「ちいちゃんのかげおくり」「一つの花」を学んだ中学年が
こんな本も読んでくれたら、より戦争について感じることが
出来るかなと思います。