ごろっと、えほんをひろげよう

子供と一緒に絵本、本を読んで早や10年。今は学校図書館司書をしています。読んできた本読みたい本を綴りたいと思ってます。

読書年齢

2007-02-14 15:45:57 | 高学年読み聞かせ
 読書月間が始まり、クラスで読ませて頂いております。
今朝も5年生のクラスで「365まいにちペンギン」と
環境の図鑑の説明をしました。
 先週も同じ本を他の5年生のクラスで読んだところ、5年生が総合で環境の
学習を始めたとのことで喜んで頂いたので、また読みました。
今回は偶然ですが、やはり各学習と連携を取り導入部分でも学校図書館が
役だったらいいなと思いました。

 さて、4年生の図書の時間に日野原重明先生の「いのちの授業」を
紹介しましたが、昨日息子のクラス(6年)で読んできました。
みなよく聞いてくれましたが、担任の先生が思ったことを言いなさいと
何人かの子を名指ししました。ところが全員黙ったままでした。
 同じように4年のクラスの時に先生が名指しをしたのですが、
その時は指された子がスラスラ話していたのを思い出し苦笑してしまいました。
日野原先生の本の中にも「いのちの話をするのに10才より幼いといのちが
理解しづらい。しかし10才を超えてしまうと、大人の話しを素直に
受け入れない」といった様なことが書かれていました。
 本当に納得!人間の成長ってわかりやすいものだと思いました。
 それぞれの子ども達にあった読書の年齢はあると思うけど
つくづく的を得るのは難しいと思います。
まあ、楽しい時間かどうかは分かりませんがあと2回、息子がいやがるように
なったのもめげずに朝読書に伺います!!