マヨの備忘録・・・マヨのぼやきから

いろいろあったな・・・真実を知りたい!この一心で始めたブログだったが、知れば知るほど世の中の闇は深くなるばかり・・・。

メディアの将来

2008-03-26 09:19:51 | ぼやき

メディアの将来と言ってもマスコミの事ではない。記録媒体のことだ。今回、我が家はスピーカーやアンプの修理のおかげで抜本的なオーディオシステムを構成する運びとなった。(とってもオーバーだな。) この際、大量なビデオテープを廃棄することにした。なぜなら我が家には二台のデッキがあるがどちらも故障している。修理すると一台1万円は最低必要だ。9800円も出せば新品が手に入るし、いまさらビデオでもあるまい。と言う事で、ビデオテープはさっぱりと処分。(F1でセナが活躍していた映像や、映画が多いかな。)

困ったのがレーザーディスク。これは貴重なディスクがたくさんある。しかも我が家にはやはりLDプレイヤーが二台あるも、これまた両方とも故障中。いまさら買うのもなんだし・・・。

ところがオーディオ専門家が我が家の業務用ミルと交換にLDプレイヤーを寄贈?してくれた。

これで、LDからDVDにコピーして保存できる。よかった、よかった。この機械は貴重品だ。

しかし、いずれはDVDもブルーレイにその座を明け渡すだろう。今、デジタルカメラやビデオにたくさんのデーターを保存している方は多いと思う。しかし、30年後、その媒体がそのまま残っている事はあり得ない。

フロッピーから、MO(光ディスク)になり、CDになり、DVDやメモリーカードに移っている。現状でも混乱しているが、記録媒体として何に残すか、そして将来、何で読み出すのか、誰も保証出来ない。

今考えるのは、再生する機械を動く状態で残しておく事が絶対に必要だと言う事だ。電機メーカーは生産終了後10年でいっさいの責任を放棄するようになった。それはしかたがないのだろうが、直せるものまで捨てさせ、新品を買わせようと言うのは酷すぎる。ヨーロッパはもっと古いものを大事にしているぞ。

効率ばかり追求していると何かとても大事なものを失っていく気がする。

古いスピーカーやアンプを直してもらい、30年前の音をよみがえらせた今、動くものを簡単に捨ててきた自分が恥ずかしい。むかし、8mmの映像をみんなで楽しんだ事を思い出し、そんな時代が懐かしい。今は感動と言うものがなくなったな。


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