鳥とパイプと日本酒のおっさんメモ

おっさんの日々の散歩における鳥たちの写真と、好きなパイプタバコの感想
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Dan Tobacco - The Mallard Flake Plus Perique

2023年05月01日 | パイプタバコ
2023年 5月

今回は Dan Tobacco - The Mallard Flake Plus Perique


前回の The Mallard のペリク入りバージョンとなります
マラードの方は 2007年の発売になりますが 当バージョンは2020年11月にリリースされ
SPDC ではつい先日の発売となりました。


単に The Mallard にペリクを足しただけのブレンドのイメージになるのですが
どうも少し違うように感じました

TRDC の説明を見ると当ブレンドのバージニアは アフリカはZambia のものと
インドは Mysore(Mysuru)マイソール のものが使用されておると書かれています

前回のThe Mallard の方には Zambia のバージニアしか使ってないようなので
そこが違いにもなりますが
そのバージニアの違いはよくわからないところになります……

どうも少し調べると 味が濃く酸味の強いアメリカのバージニアと SG などのヘイタイプのバージニアとの中間的な味わいになるようですが
Zambia との違いがよくわかりません


地図を見ると
Mysore
Zambia

どちらも赤道を挟み 同じような緯度にありますので似たような環境にはなるのですが
そこは土地も違うし周りの海の環境の違いもあって微妙な違いがあるのだと思います


またなんといってもペリクが入ってますから 酸味による味の濃さや風味の違いが
どのようになってくるのかが気になるところです。




こちらのブレンドはフレイクなっており




前回の The Mallard のレディラブドとは全く違うスタイルです
このフレイク とても薄くカットされているのですが 圧縮が強く簡単には剥がせません…(*'ω'*)
なので
塊のまま縦に割いてやると簡単にばらせますので それをほぐした方が良いかもしれません
どちらにせよ軽くほぐしますので問題はないです

軽くほぐし緩めに詰めるのがいつものやり方になります

レディラブドの方よりも湿気が強めに感じますが問題なく2~3回の点火で静かに燃えだします
あまりパフらず静かに喫ってやるのが良いかと思います


前回の The Mallard と比較すると
当ブレンドの方が落ち着きがあります 
ペリクが入っているせいもありますが 清涼感のある緑色のシトラス感が強いながら前者よりも弱めに感じ
ヘイの香り立ちとタバコ感は当ブレンドの方が強く感じます
どちらも honey の風味を感じますがこちらの方は弱いと思われます
バージニア自体の甘さはさして強いものではありませんが
Mallard の大きな特徴である 強いシトラス感と ミントのような清涼感は健在かと

前作の方は 味に深みがなかったように思え面白みもなかったように思いますが
こちらの方はもっと味に変化と深みを感じるようです
その原因が ペリクとバージニアの違いによるのかと思いました


もう少し細かい感想を…

点火と同時に
やはりこのブレンドも強いシトラスと清涼感を感じることになります
Zambia のバージニアの特性でしょうか 群を抜いて強さを感じるそのシトラス感は
まるでメンソールたばこのようなクールで涼しさがあります

これがマラード(マガモ)の頭の色と被るのですが
単にバージニアの特性なのかこの私が思うように ミントがらみのハーブによるものなのかはどなたも触れてはいませんが この私の最も強く感じるところになります
どなたかが タイムが入っているのではないかと書かれておりましたが
この私はもっと違う何かかと思うところになります…よくわからんけどね…

前回の The Mallard に比べると そのシトラス感は弱く感じるのですが
それはペリクが入っているため味に複雑さが増しそう思うだけかもしれません
ただ間違いなしに強い清涼感は他のVaPer タバコよりも群を抜いているわけでから
やはりこのブレンドもそこが売りになるのかと思います……マガモの緑青…清涼感


当ブレンドのペリクは穏やかな方です
節度を持った常識的使用法で
アカディアンペリクだと思いますが レーズン プラム イチジクの ダークフルーツを感じさせるような 酸味を伴う風味を与え バージニアの味わいに深みを与えるようです
強いペッパーは感じませんので 喫いやすいかと思います


当ブレンドのバージニア自体 甘さの強いものでないのはThe Mallard と同じですが
前作の方が甘さを強く感じるのは 前作の方が味が単調で酸味も少ないことによるかもしれません
また honey の風味を強く感じるのも前作の方ですが 当ブレンドにおいてもその存在は感じるところ

ただ味が平たんな分だけ 前作にそれが強調されるのかと思いました
ペリクの存在があるので複雑さが増しますのでね…


前作と当ブレンドの大きな違いはそのペリクの存在による酸味の存在になりますが
さらに気づいた違いは バージニアの違いになるかと思います

Zambia のバージニアがシトラス感の強い サラッとしたバージニアであるなら
Mysore のバージニアは もう少し土臭いボディがありタバコ感をもっと感じさせる
バージニアになるかと思います


このブレンドがより味に深みがあって落ち着きを感じるのは
そういったものが原因になるのかと思いました



The Mallard がメンソールたばこのような 気分転換に良いタバコであるなら
当ブレンドは その特徴を残しつつ 飽きずに喫っていられる
清涼感の強めのVaPer タバコと言えるかと思います

ブレンド的には 当ブレンドの方が飽きが来なく喫いやすいかと感じます
選ぶならばこちらのブレンドになりますが
清涼感が強いので 素朴なバージニアタバコを喫いたい方には違うのかとは思いますが


このマラードタバコシリーズ
ヘンな着香はないけれど
スーッとしすぎるんだよね

そういった感想となります
それでは また

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