鳥とパイプと日本酒のおっさんメモ

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Peterson - Irish Flake

2022年05月29日 | パイプタバコ
2022年 5月

今回は Peterson - Irish Flake

このブレンドは 旧ダンヒル以外の Peterson Blend においてとても評価の高いブレンドになっています
評価値が 3.3というのは前回の同ブランドの 
Peterson - University Flake が 3.0ですので それよりもかなり高いと言えるでしょうか

どちらもアイルランドに近いスコットランドにちなんだブレンドタイプといえそうで
味わい的にも GH のブレンド群に似た感じのフローラルな香りと酸味を含んだブレンドになっています

この私は 上記の University Flake によく似ていると最初まず思いましたが
こちらの方が味も濃く 甘さも強く 味の特徴がはっきりしていますのでより美味いと思いました

しかし 味の濃さと強さの関係は裏腹であって
味は強くて美味いのだけれど ニコチンもかなり強く血圧が上がり気味…
年寄りには少し気楽に喫えないところを感じますね

そういった意味では上記の UF の方が気楽に喫えて飽きの来ないブレンドになっていると思いました


ブレンドの説明には

この様に書かれているのですが

TRDC の説明には
A full bodied blend made of equal proportions air-cured, flue cured, and dark fired. True to the pure, unspoiled tobacco taste. Recommended for the experienced pipe smoker.
こうも書かれていますので 
そのまま訳すと 3つの同じ比率の 自然乾燥 加熱乾燥 そして火力乾燥された バージニアとバーレィというこことになりますが

当ブレンドの葉組を見ると バーレィ ケンタッキー バージニア となっていますので
それぞれが バーレィ バージニア そしてケンタッキー の3つを意味すると思われます

そうしますと バーレィに傾いたブレンドと言えますね
味わい的にもバージニアは控えめで バーレィ ケンタッキーを強く感じるブレンドになってます


蓋を開けると



この様に ほぼ黒い湿気もある厚めのフレイクが出てきますが
この色の濃さは プレスを掛けられたのち熱処理されたものと思われます
ですから味はおとなしく抑えられた感じになります


やはりこのフレイクの葉っぱも弾力性がありますので
よく解したのち少し乾燥させて喫うことになります


湿気はありますが意外に燃えてくれますのでクールスモーキングが出来ます


感想

このブレンドは 上記のUF を喫っているうちに開缶したのですがレビューまで時間がかかります…
その理由は 第一印象はかなり良く UF 以上に美味いと思いました
UF に匹敵するような酸味があり 甘さも強いので 味の濃さが美味さに感じたものです

しかし 次第にこのブレンドの強さを感じるようになります
最初はあまり感じなかったのですが 味の濃さとニコチンの強さを感じることになります…

喫いすぎると頭が少し痛くなってしまうところがあって どうも血圧が上がってしまうようです
たぶんニコチンが強いんだと思いますね…
そうなってくると あまり気楽に喫えなくなってレビューが遅れてしまいました




点火とともに
フローラルな酸味の中に 強い甘さがやって来ます

この部分の酸味はUF におけるプラムのトッピングによく似ていますが
こちらの方はよりペリクに近い感じがします


甘さの方はバージニアから来るものとは違いもっとあからさまな甘さになります
この私は リコリス-アニスによる甘さかと思ったのですが リコリスよりもアニスの方を強く感じました
 その甘さにバージニアの甘さが加わることになるのでしょうが
バージニアはシトラス グラスの風味をわずかに感じさせる程度で はっきりとした甘さを感じるわけではありません


バーレィのナッティなところをあからさまに感じるわけではありませんが
バーレィの持つハーヴィーな野草の風味 を感じることになります
エグミとか渋みとかそういった風味になりますが

それ以上に感じるのはケンタッキーの強い味わいになります
やはりバーレィと同じように野草の風味になりますが強い酸味を感じるようです
ナッティというには遠いのですが ナッツの皮のようなチョコレート色のそういった香ばしさを少し感じるかもしれませが それほどでもなく

やはりペリクのような酸味を含んだ強い味わいになりその味わいはバーレィと被る部分があります
しかしやはりバーレィよりもずっと味が濃いですからこのブレンドの太い味の部分になりますね

バージニア自体は イースティでブレッディな小麦の風味を醸すのですが
さほど顕著なわけでもなく 甘さもはっきりとしない部分があります

しかしこのブレンドの甘さは 先のトッピングによるところが大きくその甘さは強いです
ケンタッキーによるものだと思うのですが ペリクのような酸味のあるフローラルな風味が
スコットランドの香りを思わせますね



しかし何と言っても味も濃いのですが ニコチンも強く
少し疲れる部分がありますので連投はキツイかと思いますね


酸味もあって甘さも強いのですが UF の方がもっと喫いやすく
GH における ダークバーズアイ とか ケンダルケンタッキー とかの方がもっと喫いやすいかもしれません
バージニアを味わうにはGH の方が良いと思いました


そういった感想となります
それでは また

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