鳥とパイプと日本酒のおっさんメモ

おっさんの日々の散歩における鳥たちの写真と、好きなパイプタバコの感想
好きな日本酒の感想、等を、写真でメモ

McClelland - Blackwoods Flake (Personal Reserve) 在庫から

2022年12月02日 | パイプタバコ
2022年 12月

今回は古い在庫から McClelland - Blackwoods Flake (Personal Reserve)


現在はもう買うことは出来ないのですが
今は亡きマクレが廃業の折に買っておいたものになります
2017年の製造になりますので すでに5年が経過したことになります

レッドバージニアと ストーヴされたダークバージニアのフレイクとなり
いわゆるストレートバージニアになります

もう買えないブレンドになりますので しょうもないお話ですが
たっぷりと熟成をかけられた目を見張るようなバージニアの旨さとまろやかさに驚き
さらにそれ以上にダークバージニアの比類のない醗酵臭を強く感じたものです


缶には

この様に書かれておりますが
ヨーロッパのストレートバージニア あるいはダークバージニアには考えられないような
独特のケチャップと酢の香りが満載の マクレの中でも飛びぬけたケチャップ臭を感じるブレンドと
なっているようです


この私 先日レビューした C&D のAtalaya におきましても ビネガー臭を感じたのですが
その原因が ダークバージニアによるものだと思ってます


そこのところが気になった次第



このブレンドはマクレの製造になり 5年も経っていますので
蓋を開けると







この様に分厚くて 堅い砕けた板状のフレイクが出てきます
よくストーブされたレッドバージニア(ダークバージニア)と レッドバージニアを2度にわたり熟成したものになりますが
チンノートは軽いビネガー臭を伴う落ち着きのあるいい香りです


湿気は丁度よい塩梅ですが これを硬いですがよくほぐして詰めることになります
細かくほぐしても味が暴れることもなく 実に綺麗に燃えてくれます
ボウルが熱くなることもありませんね



点火とともに
バージニアの酸味を含んだフルーティな甘さがやって来るのですが
尖ったところのない実にまろやかなよく熟成された甘さは マクレ独特の味わいになります
バージニアの質と熟成がなせる業になります


しかしそれと同時にダークバージニアが本性を現すことになります
ケチャップの洗礼
よく熟成されたマクレのバージニアの特徴として ケチャップ臭とビネガー臭が挙げられます
この独特の香りは マクレ以外ではC&D においても見られる特徴になりますが 
ヨーロッパのバージニアではほとんど見られない香りになります

おそらくある方法でバージニアを熟成させたときに出てくる醗酵臭になるのだと思いますが
当ブレンドのそれは群を抜いてますね!

おそらくストーブされたダークバージニアに依るところだと思われますが
ビネガーを含んだ 旨味のあるケチャップの風味に圧倒されることになります

実際のケチャップとは違ってもっとまろやかな口当たりになるのですが とても似ていて
ケチャップを間に挟んだハンバーガーであるとか
ケチャップの振りかかったピザを食べているようなそういった感覚を覚えます


この風味が苦手なかたもいると思うのですが
この私は全く気になるわけではありませんね…
何かおいしいジャンクフードを食べているような感覚を覚えるのですが
バージニアの実にまろやかな甘さがありますので実にうまいと思います

このダークバージニア ケチャップのような風味があるのですが
ベースに流れるのは酸味を含んだ紅茶のような味わいも感じることになりますので
やはりそこに質の良いタバコの香りを感じることになります




このタバコ まろやかで甘いバージニアの味わいなのですがこのケチャップ臭に現れる
強めの酸味を感じますので ストレートバージニアというよりも VaPer のような味わいになり
エッジの効い深い味わいを感じることになり
他のブレンドでは味わえない喫煙経験が得られるようです


これぞマクレのダークバージニアというブレンドかと思います

このブレンドは凄いと思いますね
ちょっと他とは比較できないほどのブレンドかと思いました

しかし… と思うわけです……
レッドもダークもバージニア自体は良く熟成されており甘く角もなく素晴らしいのですが
やはりケチャップのようなビネガーと酸味が強すぎるように思います
味が濃いので満足感は半端ないのですが少し飽きてくる傾向がありますね


素晴らしい味わいには違いないのですが 
もっと味が薄い方が この私には好みのようです(私的感想)

先日のAtalaya にもビネガーの風味を感じたのですが
おそらくその原因がダークバージニアによるものだと感じた次第です
ただ熟成期間も葉っぱのポテンシャルもまるで違うはずですので
当ブレンドのそれとは粗さが全然違いますね
当ブレンドは素晴らしく味が慣れてました

そんなお話 それでは また

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« Low Country Pipe & Cigar - ... | トップ | Cornell & Diehl - Burley Fl... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

パイプタバコ」カテゴリの最新記事