鳥とパイプと日本酒のおっさんメモ

おっさんの日々の散歩における鳥たちの写真と、好きなパイプタバコの感想
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ケンダル臭を考えてみました

2018年06月16日 | パイプタバコ
2018年 6月

Gawith, Hoggarth & Co. のバルクタバコにつきものであるケンダル臭 について


ケンダル地方はイングランド北部で スコットランドのすぐ下になるようです
その工場があるところがケンダルと呼ばれる地方になるようです

こんな風景が見られる湖水地帯だそうです
 
少し勘ちがいしてましたが この辺りは イングランドの北部になるようで
スコットランドではないようです。


少し調べたところ 実はこの匂いは ウイキョウ の匂いであるそうだ。


フェンネル ともいうそうで、このおっさん実はスープカレーを作る際に
このフェンネルシード なるスパイスを入れたことがあります。
その時の記憶が 少し蘇って来ました・・・。


ウイキョウの所の説明をよく見ると 石鹸の香料に使われているそうです。
ということで このケンダル臭とは せっけん臭い匂いということではなく
ウイキョウのの香でにおい付けされた石鹸のような匂い ということになりそうです。

中国では 魚や肉の匂いを回復させることから 中国語名「茴香」から来ているようです。


そうと分かってしまえば どうもイメージとして 石鹸のような 化学物質のような
食べられないものの認識から 天然の胃腸に良い ハーブを思い描くことになり
違和感も薄らいでいる行く ということになりますね。
そうすれば また このケンダル臭の強い GH のたばこもイメージが変わるのでは
ないでしょうか?。

このフェンネルの香 どこか 花のようなグッとくるような甘みと シトラス系の苦みが
あるようです SG のグラウスムーア系の匂いで エナーディールがその特徴を よく
出しているようですが。
嫌いな人は 徹底的に嫌いですが 一度ハマると病みつきになるようですね。
この私は どちらとも言えませんが 違和感は全く無くなりました 今はね。

以前の NHK の朝ドラで マッサン というのがありましたが
ウイスキーづくりにおいて スコッチウイスキー(こちらもくしくも舞台はスコットランド
なのですが)には ピート なる燻製臭を出す 泥炭由来の乾燥工程 があります。

ピート というのは泥炭の事らしいのですが スコットランドではこのピートがたくさんとれます 
植物や色んな成分の化石化した この泥炭を
水に漬けて置いた大麦の麦芽を乾燥させるときに 燃やしていぶします
その時につく香りが ピート臭 ということになるようです。
この香りが 燻製臭や 甘味をだすそうです。

してみると このピート臭と ケンダル臭とは 何か似た部分がありますね。
どちらも癖がある と言うところは一緒ですね。

参考までに
スコットランドの地図を見ると

この中のローランド と言うところが ケンダルに近いようですね

スコットランド もしくはイングランド北部のあの辺は 伝統的に そういった癖を好むのでしょうかね
そんな気がしますね。


話は戻るのですが カレーの話ね・・・
このフェンネルというスパイス 独特なのですね 不思議な泥臭い匂いがしたような・・・
気がしたのですが 面白くて入れたような気がしますね・・・。



スープカレーを作る際に にんにくを利かせたサラダ脂の中で 大量の玉ねぎを炒めます
その後に スパイスを投入して カレールーを作るのですが

基本は クミンですね これが 半分くらい入れます だいたい4 とします
次いで コリアンダー (葉の部分は シャンツァイ とも パクチーともいいますね)
これを2 カルダモンを1 そして あのカレーの色の ターメリックを1 くらいいれます

そして 残りの2 で 辛みのもとの唐辛子 を入れ
さらに その他のスパイスをいれるのですが
この部分が 個性の出るところとなります。

そこへ 色んなものを入れるのですが その中で フェンネルの登場となるわけです
このほかにも オレガノ シナモン ローズマリー クローヴ等々 入れたりもするのですが
その辺は好みの問題となります。この辺りがスープカレーの味を決める スパイスの
ポイントとなる訳です。

そのほかにも スパイス以外のものは たくさん入れますので 基本は
ということですね。
もちろん 辛さの調節は食べる直前にしますし バジルなど直前に入れるものもあります。


なぜこんな話をするかというのは スパイスそのもの単体では 実にみな個性があり
これは? と思う様な面々なのですが それが混ぜ合わされ 加熱されることにより
または 熟成されることにより 違和感のない 体が自然に受け入れる食べ物
になって行くように思えるのですね
もちろん それでも 個性はかなり残っているのですが 言われるほどの違和感は
湧かない・・・ということでしょうか。

マッサンのニッカウヰスキー の話ですが
今この私は ブラックニッカのクリア という安い 4㍑ のペットボトルを常飲して
いるのですが このウイスキー サントリーのトリス並みの安さなのですが
結構いけるんですね。
その前は ハイニッカのペットを常飲していたのですが 値上がりして サントリーの
カクサンレベルの値段になってしまったのでね・・・。

ニッカのウイスキーは 安いのにうまいです 嬉しい事です。
そのニッカの 余市 というモルトウイスキーがあって 同じく仙台の宮城峡 というのと
一緒に 店頭に飾られていた時期がありました。
いまは どちらも値上がりして のみたくても買えない状態ですが

この宮城峡 というのが 実に美味かったんですね キレの良いスコッチの味 とでもいうのでしょうか スコッチのグレンリベット12年物に匹敵するほどの美味さでした。
しかし 余市 の方は 同じ扱いであるにもかかわらず がっぱり ピートの効いた味で
燻製臭がこれでもか という位に主張して来ます・・・。

何じゃこれは・・・! 
癖がありすぎるくらいで 最初は閉口したものですが
のみ進むうちに これがまた癖になってくるのですね。



この GH のたばこ というか ケンダル臭も そんなものではないでしょうか
どちらも スコットランドの 地域性が その原因になっているところが
面白いところです。
そんな事を考えました


それでは また

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