モエレの鳥たち 10/28 カンムリカイツブリの個体B はまだいました

2022/10/28　金曜日

前日も来たのですが　カモの姿がめっきり少なくなったモエレとなります
そんなモエレになりますが思わぬ収穫もありました　そのまとめとなります


中の橋の西側　ポツンと見えるのは

ホシハジロのメスと　後ろにマガモが見えますが　
マガモ自体は若鳥に見えます
この辺りにはマガモの若がたくさんいて　あるいはここで大きくなった若鳥なのかもしれません
まだ旅立ちには少し時間がかかるのかもしれませんね




ホシハジロもまだたくさんいて　今もカモの主流は　マガモとホシハジロになります
あれほどたくさんおったヒドリガモの姿は激減してしまいました



こちらは

三列風切を見ると　コガモに見えますが　数は少ないです


可愛い

ホシハジロのメスになります



公園側の岸のそば　カイツブリたちの巣があったあたりを泳いでくるカモが見えます

複数のマガモになりますが若鳥に見えます
あまり注意を払わないのがマガモですが
若鳥のオスとメスでは違いがあります
というか　オスとメスではくちばしに大きな違いがあることを知ります



実はこの３羽のうち　オスは一番手前の１羽だけになります







こちらの個体は　メスになるのですが
その一番の違いは　くちばしの色になります
オスが黄色を基調としているのに対し
メスは橙色が基調になり　そこに黒が被さります



ですからこの個体のように

黒いところがあってその先の方と基部の方は橙色をしているのがメスになります
若鳥も成鳥でもメスの場合はそうなります


オスの場合は明らかに橙色とは違う黄色のくちばしになるのですが
成鳥の場合はすべてが黄色いのですが　若の場合は真ん中に少し黒いのが重なる部分があります
しかしメスに比べるとそれは極僅かになります



こちらの個体も

個体自体は違いますが　メスになります
もう立派な三列風切になっていますが　胴体のマダラが尖っているのが若鳥ということです




こちらの個体は立派なオスの若になり
くちばしの色が黄色です
その他の特徴に大きな違いはありませんが　くちばしを見ればすぐにオスメスの判別が出来ます

今はこの辺りにマガモやカルガモの若がたくさん見られます
いずれいなくなりますが　終いまでいそうな気がしますね。



この日もミコアイサが出てきました
前回この辺りで見たミコかと思うのですが（その時はオスなのかと思いました）


D-中洲の左側に　顔を出します









目がはっきり見えますが　額から目にかけて黒くなりかかっており
頬のところも白いのが広がってきているようですので
やはり換羽が始まりかけたオスであるように思います




ここで橋の東側の岸の陰に真っ白いカモを見つけることになりました

隣に見えるのはカイツブリですが　明らかに普通のマガモとは色が違います
アヒルのような　マガモのアルビノでした


とにかく真っ白なので　暗くても目立ってしょうがないのですが
マガモであることはまず間違いありません
先ほどのマガモのくちばしの話を蒸し返すのですが
　
マガモのオスは黄色いくちばしになり
メスは橙色に黒が被ります



然るにこのアルビノは

橙色のくちばしをしていますので
おそらくこの個体はメスなんだと思います



暫くこのアルビノを追いかけた土手の上になりますが



その左の奥に今度はカンムリカイツブリを見つけることになりました
橋の上からは全くその気配もありませんでしたが





顔に黒いマダラが見えますので　おそらく個体B かと思われます









こちら側にも見覚えのあるかおのくろいまだらになり
ややほっそりとした　メスの若鳥であることは明白です

ここ何日も　オスの個体A を見たっきり何の音さたもありませんでしたが
この日このメスを見るに至り
まだここにいるんだな…と感じ入ります
おそらくオスの方もどこかにいるのだと思います
それがいつになるかはわかりませんが　もう少し寒くなるまでここにいるのかもしれません






カンムリカイツブリを見ていましたが


先ほどのアルビノのマガモは

橋の下の方にいるのがわかりますね
遠くても白いのですぐにわかります



カンムリカイツブリと



マガモのアルビノくんですが



なんとも不思議な






取り合わせとなりました
どちらも発見しやすい鳥になりますね
そんなお話です
それでは　また