鳥とパイプと日本酒のおっさんメモ

おっさんの日々の散歩における鳥たちの写真と、好きなパイプタバコの感想
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Mac Baren - HH Burley Flake

2020年10月17日 | パイプタバコ
2020年 10月

今回は Mac Baren - HH Burley Flake

先日 15%OFF セールで取り寄せたうちの 1ブレンド目 となります
この私 バーレィが好きなわけではないですが 評価が高いので今回買ってみました
バーレィも その香ばしさとドライ感のあるタバコ感がうまくバージニアとマッチすれば
なんとも言われない軽快なタッチのタバコ感が癖になるところがありますから
興味がないわけではありません。

またキャベンディッシュの原料によく使われるのもこのバーレィになりますから
ある意味において奥行きが深いのもこのバーレィということになります

近いところで C&D の Oak Alley においてもたくさん使われていたのがバーレィとなり
とてもバランスの良い 後を引く美味いタバコの印象がありました


TRDC の評価の方は 3.6 となっていますから 驚きなのですが
実際喫ってみてどうだったのか 喫う前から期待が高まります



缶の裏側に書いてあることを読むと

この様に書かれているのですが
バーレィが支配するののブレンドですが 3大陸から集められた葉っぱが使われているそうです

葉組は
Burley, Kentucky, Virginia となっており
北米 南米 アフリカなのでしょうか?
いずれの葉っぱがどの大陸のものかはさっぱりわかりませんね…。

ただ その下の黄色く塗られたところを見ると
製造はデンマークの MacBaren だそうですが
アメリカのSutliff がらみで原料あるいは製品を輸入しているらしい…。


Sutliff は子会社ですから よくわかりますが 少し引っかかるところがあります



角缶ですからいったん開けてしまえば密閉度はほとんどなくなりますが
つくりはゴージャスで
 
豪華な金色の厚紙にくるまれた
きれいなフレイクが出てきますね
乾燥させなくともそのまま詰めてOK  ですね。




ケンタッキーのような色の濃さはなく ブラウンの
いかにも VaBur ブレンドという感じになります


これを 軽く雑にほぐして詰め 点火となります



感想

第一印象
しょっぱなからバーレィが強く出てきますが
ニコチンも強くはなく甘さもしっとりと感じられる とても喫いやすいブレンドなのですが…

このブレンド おそらくトッピングによるものだと思うのですが
相当強烈なスパイスの香りがあります
香りというか味ですが まるで漢方薬のような 薬そのものの味です
この香りというか味が強烈ですから バーレィの特徴である チョコレートのようなあるいは
ココアのような味も来るのですが それを覆い隠してしまうほどの強烈な香りになりますね

ここでこの私 こんな味は以前も喫ったことがあるという記憶がよみがえります…

それは Sutliff のバルクで
Sutliff Tobacco Company - Match Edgeworth Ready Rubbed
このブレンドを喫ったときに感じたのと同じ味わいでした…

まるで太田胃散のような薬臭さを感じさせるこの味わいは
GH におけるケンダル臭とも似ていて 
癖になる味わいながら相当強烈です

この味わいがうまくバーレィと合わさりそれはそれでよろしいのですが
相当強烈なニオイですから しばらくパイプにゴーストが残ります
ですから このブレンド用のパイプが必要になります


そのことに関しては TRDC のレビューを見ても 数えるほどの人しか書いていませんが
チョコレートやココアの香りなんぞより よほど重大な香りになります


Match Edgeworth Ready Rubbed の方はキューブカットでこちらはきれいなフレイク
比べた感じでは こちらの方が葉っぱが洗練されており モラセスのしっとりとした甘さも強く
つくりが繊細ですが やはりこの薬のような香りは強烈で
満足にタバコの本来のうまさを味わえない状態かと思われました。

ある人は マリファナとか薬とか言われていましたが
マリファナは喫ったことがありませんからわかりませんが
おそらくそんな味わいなのかと思われます(なんとなくね…想像でね)



第2印象
この私 ケンダル臭も太田胃散も嫌いではありませんが
あまりに強すぎるとタバコ本来の味わいを損ないかねませんので
どうしてやろうかと思ったものですが

開缶して 少し間を置くと これが不思議 味わいが一変します

例の薬臭さが飛んでゆくのだと思います
そうしてまた吸ってやると
今度は バーレィ バージニア ケンタッキーの本来のうまさが出てきました

マラウィだかブラジルだかわかりませんがバーレィ本来の持つチョコレートのような味
アメリカだかアフリカだかはわかりませんが バージニアの甘さとモラセスのしっとりした甘さ
そしておそらくアメリカのケンタッキーの少しナッティなところが感じられるようになって
ぐっとうまさが出てきます

バーレィのドライなタバコ感もぐっと強まりますから
タバコ本来のうまさを感じることになります。

これならば十分美味いです
軽くて美味くて喫いやすいタバコです
開缶して少し置くことによってぐっとうまさを感じるようになりました

その原因としては この気密性の良くない角缶にあるのだと思います
トッピング?による香りが抜けてきて
程よいスパイシーさとなり 美味いタバコとなったようですね

タバコ自体のつくりも丁寧で上記のバルクとはワンランク上のタバコになりますから
シンプルながら美味いタバコといえます
皆さんの評価が高いのもうなずけますが

やはりこのブレンドは 着香タイプといってもよいほどであり
この私は敢えてこのブレンドを喫う理由はなさそうです
そんな感想となります

それでは また
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