鳥とパイプと日本酒のおっさんメモ

おっさんの日々の散歩における鳥たちの写真と、好きなパイプタバコの感想
好きな日本酒の感想、等を、写真でメモ

Sutliff Tobacco Company - Match Victoria バルク

2019年11月23日 | パイプタバコ
2019年 11月


今回は バルクタバコの Sutliff Tobacco Company - Match Victoria

マレー版の Elizabethan Mixture のマッチ品となります。
現行品は オーリック製造の Peterson の Elizabethan Mixture となります

こちらの缶入りがそうですが
この私もまたとってみたのですが 到着待ち となります


バルクの方は





こうして空き缶に移しておきます



葉組は 
Virginia Perique のみ となっていますが
レッドバージニアと ペリクの黒い色が目立ちます
このペリクが このブレンドに落ち着きを与えているような気がします・・・。
想像以上に 黒い色が目立ちますが ペリクというより
ダークバージニアが多いのかもしれません・・・・・・


今回 喫ってみた感じは 甘さを強く感じたのですが
自家ブレンドの
507C + 515RC-1 の 1:2 のブレンドを思い起こします
 


ちょっと似ているな・・・と思ったのですが 甘さの強さが似ていると思いました。
特にレッドバージニアの部分が あのマクレのケチャップ味を思わせる
Sutliff バルクの 515 RC-1 に似ていると思いました。

微妙に その他の部分で違いがあるのですが その辺を考えてみたいです。


このマッチブレンド Carl McCallister さんのブレンドによるもの
なのですが この人よく見てみると ほとんど Sutliff のマッチ品を手掛けています
今回取り寄せた 
Match 20。 Match Victoria。 Match Edgeworth Ready Rubbed
Match Holiday Mixture
すべてこの人のブレンドによるものです

気になったので調べてみると あの 2011年の シカゴパイプショウで
マクレのブレンダーや  Russ Ouellette さんらとともに 参加しているではありませんか
結果的には その時のブレンドは 商品化されなかったのですが
僅差の争いだったそうです。

ははぁ と納得が行きます そう言った著名なブレンダーさんですから
これらのマッチ品の期待が膨らむというものですし 実際評価も高い様です。



さてやっとここで 感想 となります

本来ならば ここで 最近発売されたPeterson の 缶入りも開けて比較したいのですが
まだ手元にないので それは後日 ということで
今はただこのバルクを喫ってみた感想になります。

やや湿り気があって マクレの様なケチャッピーナニオイがするのですが
きれいなリボンカットとなっています



10分位乾燥させてから点火したほうが良いですが そのままでもよいです
点火と同時に 軽いシトラスの香りとともに甘さが来るのですが
思った以上に こってりと甘いです しかし その甘さはナチュラルな甘さで
自然な甘さとなります。
グラスもヘイも さほど感じないのですが レッドバージニアの甘さがたっぷり感じられます

そしてやはりというか 想像していたようにこのブレンドには ダークバージニア
甘さがあるようです。
非着香の BC と同じような 黒砂糖のような あるいは 番茶のような またあるいは
レモンティーに砂糖を入れた様な 落ち着いた甘さがありますね

見た目以上にペリクの存在は感じられず
ダークフルーツの味わいというのも この ダークバージニア経由の味わいかと思われます
ペリクとしては 酸味とスパイシーな部分で 少しピリッとさせる Tangy な ペッパー
を感じるだけの様で穏やかなのですが
このペリクが 結果的にこのバージニアブレンドを 落ち着かせているのだと思うのです
味が引き締まる    ということです。

結果として
レッドとダークバージニアによる 深みのある落ち着いた甘さの強いブレンドになっている
と思います。
グラスやヘイの香りよりも ちょっとアーシーな 甘さが強く出たブレンドになっています
そこが オーリックの 缶入りとは違うと思うのですが・・・。


オーリックのブレンドよりも 味が濃い と思います
どちらも大変喫いやすいのですが こちらのバルクの方がピーンと来る味でしょうか
分かりやすいと思います。
私としては こちらのバルクの方を押しますが 詳しい所は後日。


今回 自家ブレンドと味の比較をしてみたのですが
あの自家ブレンドも 味がかなり熟れて嫌味が消えてます
なので かなり美味くなっていると思うのですが

甘さが強いのは 自家ブレンドの方なのですが 甘さの質が違います
ダークバージニア由来の 黒砂糖の様な甘さはなく もっとあっさりとした甘さです
そこがまた良いとも言えますが 少し物足りないのも事実かと

シトラスと ヘイの 香りが起つのは 自家ブレンドの方になりますが
味が濃いのは この マッチVictoria ということです。


なにせバルクですから 値段がすこぶる安くて不安になりますが
どちらも 自然な甘みであり 後口もとてもよろしいです
レッドバージニアに関しては 同じような原料を使っているのだと思います

今回 これとは別に 507-S という Stoved Virginia をとったのですが
気になったもので 少しだけ喫ってみましたが やはりこのバージニア
黒砂糖の様な甘味が半端ないです

このマッチ品も それぞれのバージニアも 価格的に大差ないので
507-S に関してはそのまま喫っても良し あるいは ブレンドしても面白いと思います

面倒なことをしたくないのであれば このマッチ品は 美味くて良いと思います
Sutliff やるなぁ  というところでしょうか。


値段が安いので 試しに一度喫ってみてもよろしいかと思います
私的には お勧めのマッチブレンドでした

それでは また
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« モエレの鳥たち 11/23 冬の... | トップ | モエレのオジロワシ 11/24 ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

パイプタバコ」カテゴリの最新記事