歴代誌上24章
19節「このように彼らはその奉仕に任命され、イスラエルの神、主がお命じになったように、先祖アロンによって伝えられた法に従って主の神殿に入った」。(新共同訳)
1節「アロンの子らも組に分けられた。アロンの子らはナダブ、アビフ、エルアザル、イタマル」小見出し「祭司の組織」。23章でレビ人の中から祭司の働きを担ったアロン系の祭司(1~19節)と、その他のレビ人(20~31節)とのそれぞれの家系が再度出てくる。前者は23章28~32節にある。アロンの子は四人いたが、エルアザルとイタマルの家系が取り上げられ、ナダブとアビフは死んだ(2節)。この二人の死は、レビ記10章1~2節、民数記3章4節にあり、相応しいことでないので省略している。
3節「ダビデは、エルアザルの子らの一人ツァドクとイタマルの子らの一人アヒメレクと共に、それぞれ任命されている奉仕に従って、アロンの子らを組に分けた」。家系の数がエルアザルの方が多かったので十六組に、イタマルの方は八組に分けた(4節)。王と高官、祭司ツァドク、アビアタルの子アヒメレク、祭司とレビ人の家系の長たちの前で、双方の家系から籤引をした。先ずエレアザル組から始め、次にイタマル組がくじを引いて一つずつ選び出され、二四の組織となった。それを書記官ネタンエルの子シマヤが記録したのである(4~6節)。ツァドクとアヒメレクの二人の人物については、18章15~16節に出てくるようにダビデの側近として仕えていた。アヒメレクはサムエル記上22章20節と同一人物であろう。5節「聖所の長、神の長」は祭司長を指しているようだ。第八の「アビア」(10節)はルカ福音書1章5節祭司ザカリアの「アビア組」として書かれていることは興味深い。「大祭司」については、既に5章27~41節にあり、アロンの直系エレアザルの系譜に定められている。
7節「第一のくじはヨヤリブに当たった」。第二のくじはエダヤ、第三ハリム、第四セオリム、 第五マルキヤ、第六ミヤミン、第七ハコツ、第八アビヤ、第九イエシュア、第十シェカンヤ、第十一エルヤシブ、第十二ヤキム、第十三フパ、第十四イエシェブアブ、 第十五ビルガ、第十六イメル、第十七ヘジル、第十八ハピツェツ、 第十九ペタフヤ、第二十エヘズケル、第二十一ヤキン、第二十二のガムル、 第二十三デラヤ、第二十四マアズヤに当たった(8~18節)。
19節「このように彼らはその奉仕に任命され、イスラエルの神、主がお命じになったように、先祖アロンによって伝えられた法に従って主の神殿に入った」。二四人の祭司長を籤引きで決定したが、主がこれを決定したのである(箴言16章33節)。
20節「レビの他の子孫として、アムラムの子らにはシュバエル、シュバエルの子らにはイエフデヤ~」。先ずケハトの組みから始めて、アムラムの一族(21節)、続いてイツハルの一族(22)、ヘブロンの一族(23節)、ウジエルの一族(24~25節)となる(23章12節see)。続いてメラリの組み(26~30節)であるが、この並行記事は13章21~23節にある。エルアザルの娘が従兄弟キシュと結婚してエラフメルが与えられたことが判る。20節にレビの他の子孫とあるが、何故かゲルション族(13章7~11節)を略している。31節には、19節までの直系となるケハト、アムラム、アロンの家系と同様に、傍系のレビの子孫の家系も「ダビデ王とツァドク、アヒメレク、祭司とレビ人の家系の長たちの前でくじを引いた」というのである。
平等性を表わしていよう。
19節「このように彼らはその奉仕に任命され、イスラエルの神、主がお命じになったように、先祖アロンによって伝えられた法に従って主の神殿に入った」。(新共同訳)
1節「アロンの子らも組に分けられた。アロンの子らはナダブ、アビフ、エルアザル、イタマル」小見出し「祭司の組織」。23章でレビ人の中から祭司の働きを担ったアロン系の祭司(1~19節)と、その他のレビ人(20~31節)とのそれぞれの家系が再度出てくる。前者は23章28~32節にある。アロンの子は四人いたが、エルアザルとイタマルの家系が取り上げられ、ナダブとアビフは死んだ(2節)。この二人の死は、レビ記10章1~2節、民数記3章4節にあり、相応しいことでないので省略している。
3節「ダビデは、エルアザルの子らの一人ツァドクとイタマルの子らの一人アヒメレクと共に、それぞれ任命されている奉仕に従って、アロンの子らを組に分けた」。家系の数がエルアザルの方が多かったので十六組に、イタマルの方は八組に分けた(4節)。王と高官、祭司ツァドク、アビアタルの子アヒメレク、祭司とレビ人の家系の長たちの前で、双方の家系から籤引をした。先ずエレアザル組から始め、次にイタマル組がくじを引いて一つずつ選び出され、二四の組織となった。それを書記官ネタンエルの子シマヤが記録したのである(4~6節)。ツァドクとアヒメレクの二人の人物については、18章15~16節に出てくるようにダビデの側近として仕えていた。アヒメレクはサムエル記上22章20節と同一人物であろう。5節「聖所の長、神の長」は祭司長を指しているようだ。第八の「アビア」(10節)はルカ福音書1章5節祭司ザカリアの「アビア組」として書かれていることは興味深い。「大祭司」については、既に5章27~41節にあり、アロンの直系エレアザルの系譜に定められている。
7節「第一のくじはヨヤリブに当たった」。第二のくじはエダヤ、第三ハリム、第四セオリム、 第五マルキヤ、第六ミヤミン、第七ハコツ、第八アビヤ、第九イエシュア、第十シェカンヤ、第十一エルヤシブ、第十二ヤキム、第十三フパ、第十四イエシェブアブ、 第十五ビルガ、第十六イメル、第十七ヘジル、第十八ハピツェツ、 第十九ペタフヤ、第二十エヘズケル、第二十一ヤキン、第二十二のガムル、 第二十三デラヤ、第二十四マアズヤに当たった(8~18節)。
19節「このように彼らはその奉仕に任命され、イスラエルの神、主がお命じになったように、先祖アロンによって伝えられた法に従って主の神殿に入った」。二四人の祭司長を籤引きで決定したが、主がこれを決定したのである(箴言16章33節)。
20節「レビの他の子孫として、アムラムの子らにはシュバエル、シュバエルの子らにはイエフデヤ~」。先ずケハトの組みから始めて、アムラムの一族(21節)、続いてイツハルの一族(22)、ヘブロンの一族(23節)、ウジエルの一族(24~25節)となる(23章12節see)。続いてメラリの組み(26~30節)であるが、この並行記事は13章21~23節にある。エルアザルの娘が従兄弟キシュと結婚してエラフメルが与えられたことが判る。20節にレビの他の子孫とあるが、何故かゲルション族(13章7~11節)を略している。31節には、19節までの直系となるケハト、アムラム、アロンの家系と同様に、傍系のレビの子孫の家系も「ダビデ王とツァドク、アヒメレク、祭司とレビ人の家系の長たちの前でくじを引いた」というのである。
平等性を表わしていよう。