7/1の吉符入から1ヶ月に渡って行われる祗園祭。
今日29日には、全ての神事・祭事の終了を奉告する「神事済奉告祭」が済みました。
あとは31日の疫神社・夏越祭を待つのみです。
今年は「7/10 神輿洗」 「7/17 山鉾巡行・神幸祭」 「7/24 花傘巡行・還幸祭」といった、
祗園祭の主要行事が全て金曜日に行われました。
金曜日はどうしても仕事の都合がつきません・・・。
山鉾巡行にいたっては、連日の疲れが溜まって寝坊。
かろうじて5分だけ、四条新町の南観音山辻回しが見れただけでした。
還幸祭は家のすぐ側を神輿が渡御しているというのに、
帰宅後すぐに臥せっていた私は起き上がれず、初めて祭をスルーしました
今年の7月はどうも、余裕がありませんでしたね。
時間的にも、体力的にも。
去年は仕事があろうが、時間に隙があればすかさず出向いていたのに。
何だか体調が優れず、特に食欲は大いに減退
夕飯を作る気もせず、ご飯を食べる気もせず、適当に済ませていました。
昼は職場でバランスのいい食事をしていましたけど。
もちろん朝ごはんなんて・・・です。
かといって、痩せませんけどね。蓄えはよーさんありまっさかい
少し話しはずれましたが、それでも祗園祭には歩いていける距離です。
楽しめる時はとことん楽しんできました!
7/12 鉾の辻、曳き初め 南観音山、山建て
7/13 新町通、曳き初め
7/14 宵々々山
7/16 宵山
・・・うわぁ・・・私としたことが、これだけかぁ
来年は主要行事は土曜日です。
ますます休めへんかもしれんけど、何とかなるかしら?
ま、あんまり先のこと言うたら鬼さんに笑われるし、いっか。
さておき、祭で授与される粽やもろもろ、今年もいただいてきました。
もちろん粽は今年も「南観音山」です。
右上にもっさりしているのは山に取り付けられた真松の枝。
ご縁があって、少し分けていただけました。
ひょろ~っとしているのは去年の南観音山に付いていた柳の葉です。
これは今年のじゃないけど、どうもお返しできずにそのままです。
後ろに貼ってある、山鉾の絵柄の手ぬぐいはいただきもの。
平成15年に河原町商店街組合の人に配られたものを、今年いただきました(笑)
「人にもらって、ずっと家にあったけど使わないしあげるわー」だって。
ブルーの濃淡と版画のような絵柄がとっても可愛いので、お気に入りです。

それから、木賊山の手ぬぐいはまめちゃんからいただきました。
「maikyにピッタリだと思って!」と、黒猫ちゃんの手ぬぐいです

これまたまめちゃん家からやってきた姿鏡にかけて、部屋に溶け込んでます
そしてガス台上には毎度おなじみ、霰天神山の「火之要慎」の護符。
京都のだいどこには愛宕山の火除けの護符が付き物ですが、
私は愛宕山にはまだ行ったことないので、3年連続、霰天神山にお世話になってます。
(愛宕山は祗園祭の山鉾じゃなくて、正真正銘のお山です。護符について詳しくはこちら→★)
この霰天神山の護符、計ったようにピッタリ貼れるのが嬉しいのよねー^^
その他には、念願の黒主山のTシャツをゲット!
黒い生地に背中には赤い文字で「黒」の一文字!!
去年はこの「黒」に白い縁取りがしてあって・・・。
今年は縁取りありとなしがあって、会所のおばちゃんと「なし」を探しました。
残念ながらSサイズは全部「あり」らしく、Mサイズで探したら発見!
早速お買い上げしましたが、普段着るには大きすぎるのでパジャマになってますけど。
それと、祗園祭といったら「くろちく」さんの大バーゲンでしょう!
手ぬぐいタオルや和雑貨などなど、破格の値段で売られます。
1年に1度だけ。
このときとばかりに買い漁り、友達にホイホイ配りました。
夏はみんなで乗り切りましょう(笑)
虹子ちゃんも浴衣用の籠をめっちゃお得に買ってましたよ。
「宵山は、くろちくへ」
ミナサマ、お見逃しなく(笑)
というわけで、今年の祗園祭はこれにて終わりになりそうです。
途中で帰省とかしてたし、神輿は一度も見れなかったのが残念だけど。
来年はもうちょっと時間の使い方を見直して、楽しみたいと思います。
(去年で燃え尽きたという声もあるけど・・・?ドウデショウ?)
去年から、私の宵山は南観音山にあります。
そもそも、私が祗園祭に興味を持ったのもこの山があったから。
(南観音山のHPの動画集を見て、祗園祭に大いに興味を持ったのです)
それがtkei姐さんの知り合いに南観音山のお町内の方がいらっしゃって。
去年の宵山も、特別に楽しませていただきました。
お家に行く時間まで、ふらりふらりと宵山めぐり。
雨の心配もあったけど、浴衣を着て出かけました。
一瞬パラッと降ったけど、傘をさすまでもなく・・・良かった。
で、宵山の物凄い人混みに辟易し、ちょっと人の少ない場所へ出た時。
「maikyちゃん!」
と、背後から。
一瞬「まさか・・・私じゃないよね?」と思い無視。(無視かよ!)
でもまた呼びかけられて「まさか・・・ウソでしょー?」と思いながら振り向くと。
あにすさん!!
ふふふ・・・うかうか京の町をよー歩けへんわー(汗笑)
今月、これで4度目。
あにすさんとは、すっごい縁を感じます

炭水化物を欲するあにすさん。
「焼いたンコーベグッエ」に飛びつきました。
私も物珍しくて食べちゃった。めっちゃ美味しかったー!
エッグベーコンたい焼!
関東では見たことがありません。
旧三河女子のあにすさんも、関西に来て初めて知ったんだってー。
ンコーベグッエを見つけた瞬間、「あれにする~!」って喜んでました。
そして、2人してビールを購入

21時半頃、八坂神社の石見神楽を見てきたまめ子といけこ姉さんが合流しました。
即効あにすさんと仲良くなっていて、女子ってサイコーと思った次第。
間もなく、知り合いのお宅にお邪魔させていただきました


出していただいたのは、とってもめずらしい「粽寿司」です。
3つある粽寿司、三者三様で美味しい~
ちゃっかりビールもいただいちゃいました

窓のすぐ底に、南観音山がたちます。
お囃子の音色を楽しみながら・・・みんなで記念撮影。
それから。

アタクシ。
いけこ姉さんが撮ってくれました。
普段、こういうモデルはtkei姐さんのお役目。
滅多にない被写体maikyに、まめ子は物珍しい視線を激しく注いできました。
しっかりビールも持ってね^^
めっちゃ飲んだなぁ。
ちょっとクラクラ…

あっ
南観音山の「日和神楽」が還ってきました!
(日和神楽=明日の巡行の好天を祈願し、各山鉾町の囃子方が四条御旅所へお囃子を奉納する催し)
と、そのとき発見したのが電柱の「山伏」の文字。
ここは百足屋ちょうのはず。
「山伏山」は、1本東の室町通やでー。>みんなで突っ込み。着眼点を褒められる。
そして夜は更け、23時半・・・

さぁ!
南観音山ならではの宵山名物、「あばれ観音」が駆け巡ります。
わーっしょーい!わーっしょーい!わーっしょぉぉい!!
南観音山の御神体、善才童子と楊柳観音さんを担ぎ上げて町内を走り抜けます。
起源や謂れは諸説あるものの、みんなが一体となれる楽しい行事。
最後は三本締めで終わります。
そして宵山は終わり、提灯の明かりは消されます。
明日の巡行の無事を願って。
本当に今日も、「人の縁、恵み、有難さ」を痛感しました。
特に今日の「ありがとう」は、「有難う」。
通常では有ることが難しい出来事です。
それに恵まれたことに感謝。
本当に、ありがとうございました。
さ。
明日はいよいよ山鉾巡行です!
7月に入って早2週間。
祗園祭もピークにさしかかって、今日は宵々々山です。
18時から23時まで、歩行者天国スタート。
中心部のメインストリートともいえる四条通や烏丸通を歩行者天国にするんだから、
祭の規模の大きさ、力を実感します。
今日は18時まで仕事して、家に帰っていそいそとお着替え。
浴衣姿になって、虹子ちゃんと宵々々山めぐりに出かけてきました~。
去年と同じく、四条堀川で待ち合わせ。
ここから歩行者天国エリアとなって、一直線に鉾が立ち並ぶ光景が見渡せます。
(トップの写真)
まずは月鉾へ搭乗させてもらいに行きました。
昨日と今日に限り、浴衣・着物姿の人は無料で上がらせてもらえるのです。
鉾上ではちょうどお囃子演奏中で、耳をつんざくほどの音色が!
内側から見る囃子方さんの姿、本当に素敵でした~。
夜は混雑するので、内部の写真撮影は禁止。
一昨年、昼間に上がらせてもらった時は「人少ないしいーよ」とのご好意に甘えました。
月鉾は「動く美術館」と称される山鉾の象徴的な存在。
また、ゆっくり見させていただきたいです。
さ、お次は家を出る前から打ち合わせしていた場所へ。

「膳處漢(ぜぜかん)ぽっちり」の、しみだれ豚まんゲットォ~!
祗園祭宵山の、名物のひとつ。
いつも大行列で、買うのを断念していたのだけど。
今年は運良くすぐにゲットできました
袋を持っているのがしんどいくらいアツアツ
中にはぎっしりと身が詰まっていて、食べ応えたっぷりでした。
意外とあっさりしていたし、美味しかったなぁ~。
人気があるの、うなずけます!!


あとは山鉾めぐり。
粽を買うのに芦刈山へ向かったり、くろちくへ行くために北観音山に向かったり。
鉾町をぐーるぐる歩き回っていました。
で、その途中。
烏丸から綾小路通へ入り、露天がせり出す大混雑の中をぎゅうぎゅう進んでいたら。
あにすさんとバッタリ。
今月これで3度目。
(1回目:三条会七夕祭 2回目:長刀鉾曳き初め)
しかも、すれ違い様、無意識にパッとお互いの顔を見て、
「あーー!!」ときたもんだからいい加減爆笑ですよね。
あにすさんは月鉾へ搭乗しに行くところでした。
次はいつどこで出くわすか・・・(笑)
その後は色々買い物したり、祗園祭セールで掘り出し物を見つけたり。
私は念願の黒主山のTシャツもゲット!
もちろんビールも飲んだ
素夢子古茶屋が出店してて、ゆずジャム入りの柚子フローズンを飲みました。
めっちゃ飲みごたえあって美味しかった~!
気づけば食べ物って豚まんだけやったけど、腹持ちが良くてお腹すかず♪
22時半くらいになって、ようやく解散しました。
今日は昼間ものっそい暑かったけど、夜は風が吹いてまぁまぁ過ごしやすく。
人出もそれほど多くなくて、いい1日になりました。
今年買った浴衣、袖を通すのは今日で2回目。
こないだよりもうまいこと着ることができました。
髪が多いから襟足までギッシリ毛が生えてるんでさー、うなじは色っぽくないけど。
襟はうまいこと抜けたかな。抜きすぎず、抜かなさすぎず。
帯も少し個性を出して結んでみました。適当に(笑)
明日は仕事で行けるか分からないし、明後日はお天気が微妙…
/
浴衣は着られないかもしれないけど、週末に着る予定があります。
次も上手に着られますように。
かけがえのない人の手によって。
出陣の船鉾、2009年の夏へ出航です。

奏でる人
支える人
人の力がなければ、山も鉾も動くことが出来ません。
今日は新町通の主な山鉾の曳き初めが行われました。
今日は運良く早番あがり♪
新町のも見ることが出来てラッキー☆
とはいえめっちゃ忙しかったランチタイム…新町に来た時は既に体力が
でも、お囃子の音色を少し聴いたらすぐに
デスっ。
放下鉾の音頭取さん、見事に息がピッタリです。
後で動画を見ていただければ分かりますが、
紐を持つ手の位置、腕の角度まで合わせた様にピッタリ。
凄いなぁ~。こういう発見も有意義で、とても楽しいです。
今日も、南観音山にいました。
やっぱりこの山が好きです

「エンヤラヤー!」
さっき通りを北へ上がっていった時は2人だった音頭取りさん。
戻ってきたらお1人になってました。

会所に戻ってきたら、定位置に車輪を止めることが肝要。
微調整に微調整を重ねるのですが、これだけ大きな山がピタッと止まるのは、
本当に凄いなーと思います。あれだけの人が曳いているのに。
動画でその点、チェックしてみてくださいね。
さて、その後は他の山鉾町を散策し、進捗状況を見てきました。
これは創業270年の歴史を持つ帯問屋の誉田屋さん。
昨年の270周年記念に描いた270匹の鯉に、今年1匹の金の鯉を加えたとか。
写真真ん中の下あたりに、その子がいます。
しかし凄い大店ですねー。往時が偲ばれます。
今日は夕立がありました。
その時私は家でぐっすり居眠り~

晩の寝苦しさで、2時間半しか寝ていなかったのです。
朝5時半起床→静かに部屋の片付け→洗濯×2(シーツも)→掃除…と。
なので夕方帰宅した時は眠くてたまらんかった;
起きたら20時。
暑さで食欲がないので、ツルリとそうめんをたいらげて夜のお囃子散歩へ。
駒形提灯に灯が入ると、いよいよ宵山の盛り上がりが姿を見せますね!
今日はまだまだすいていましたが、露店が並び歩行者天国になる明日からは…
とりあえず明日は、粽を買ったりとすることがあるので、仕事終わったらそのまま行きます。
何だか・・・早いな。
真っ青な空の下、今年も鉾が動き出します・・・
2:00pm 函谷鉾
四条烏丸西入るの函谷鉾(かんこぼこ)は、先陣をきって始動します。

一番神経を張り詰めているのは、おそらく車方さん。
入念にチェックをし、微調整をします。
ぐにゃんぐにゃんと絶妙にしなって、今年も無事に鉾が動きました。
曳き初めの今日に限り、一般の人が鉾を曳くことができます。
曳いている人、見ている人あちこちから歓声や歓喜の声が飛び交います。
やっぱり、鉾が動き出すと血が騒ぎますね
みなさんも、騒いでください↓(笑)
ただ…デジカメの設定を見落とし、低画質の録画になってしまいました
なんたることっ

画像粗くてすみません・・・お許しくださいね。
さっ、次次!
何やら華やかに装ったおねえさんたちが鉾を引いてきました・・・
そう。
曳き初め名物・池坊短大生による、鶏鉾(にわとりぼこ)の曳き初めです!
(みなさん・・・盛ってますねぇ・・・)
3:00pm 鶏鉾
四条室町下る、鶏鉾は同じ町内の池坊の生徒さんや、洛央小学校の児童によって、
曳き初めが行われます。北に向かって四条通まで顔を出します。
下水引の「唐宮廷人物図」は、画家・松村景文の兄、呉春の下絵によるもの。
お囃子の音色を聴きながら、絢爛な懸装品を見物する贅沢なひと時です。
この後は大好きな月鉾!
・・・と思ったのですが、あまりの人の多さに息苦しくなって退去…
一足先に、本日最後の曳き初めを行う鉾へ先回りすることにしました。
3:30pm 長刀鉾
四条烏丸東入る、長刀鉾(なぎなたぼこ)。
巡行の先頭をいく長刀鉾は、12日の曳き初めのラストを飾ります。
鉾の立つ場所から富小路通まで進み、再び鉾町へと戻ってきます。
その間、約30分ほど鉾町で待ち続けました・・・。
と、その時!
三条会の七夕ん時同様、あにすねーさんにめっけられました(笑)
この人混みの中で見つけるとは、めざとい
あにすさんは私が断念した月鉾の曳き初めに参加してきたみたいです。
汗でクチャクチャになった私と違って、爽やかな風が吹くあにすさん。
す・・・すてきっ。
お稚児さんたちを乗せて、ゆらゆら・・・鉾が戻ってきました。
今年のお稚児さん、今西優太朗くんは葛きりで有名な鍵善良房のお坊ちゃんです。
同時に、八坂神社氏子組織「宮本組」の一員。
6月の稚児発表の際、誇らしげに「宮本組!今西優太朗です!」と、
元気にハキハキと自己紹介していたのが印象的でした。
去年までは10日の神輿洗の際に神輿を先導する行列に加わっていたそうです。
お父様(写真右側の方)も26年前に長刀鉾の稚児として奉仕したり、
お爺様は宮本組の組長だったりと、まさに「祗園祭の申し子」というべき坊や。

大きな目が印象的の、可愛らしいお稚児さんのお目見えです。
頭に孔雀の羽を戴き、鮮やかな狩衣姿でお勤めを果たされました。
今年のお稚児さんは、ちょっとやんちゃです(笑)
この絢爛な金の欄縁は、天保7年(1836)の作!
よく見ると孔雀や鶏、ひよこ!
枝にとまるウグイスや・・・左端の獣はなんぞや?
山鉾は細部にいたるまでが芸術品。
決してメッキやプラスチックで作られたフロートではありません!!
さて、長刀鉾をもって、本日の曳き初めは終了。
だけどまだまだ終わりません!
お次は百足屋町(むかでやちょう)へ馳せ参じます!!
新町通蛸薬師下る百足屋町は、南観音山。
本日、「真松立ち上げ」が行われました。
駆けつけた時はちょうど櫓に真松をさくっと差し込むところ。
そのために櫓を南に起こす場面から見学することが出来ました。
いいタイミングだ!
(去年は1時間半ここで待機したので;)
町内に「集合~!」のブザーが鳴り響き、いよいよ真松が立ち上がります!
今年は南側から撮影してみました。
ちなみに去年、北側から撮影したのがこちらです。
やはりこの町内ならではの連帯感や、
ひとつひとつを楽しく、真剣に取り組んでいるのを間近で見られるのが好きです。
周囲から歓声が起き、拍手と共に真松が立ち上がった時は感動しました~。
と、今度はmi-tun姉にめっけられました。
「さっきいけこ姐さんもいたよー」と。
すぐに姐さん発見(笑)
宵山のちょっとした打ち合わせ(?)をしてバイバーイ。
mi-tun姉も地元の友達と観光中だったのでバイバーイ。
家を出た13時から17時まで、炎天下4時間・・・頑張りました。
お腹がすいたけど時間は微妙なので、近所のカフェで珈琲と読書。
有意義な日曜日となりました。
今夜はいい夢見れそうです。






