『いいかよく聞け、五郎左よ!』 -もう一つの信長公記-

『信長公記』と『源平盛衰記』の関連は?信長の忠臣“丹羽五郎左衛門長秀”と京童代表“細川藤孝”の働きは?

天の与ふる所

2007-11-04 08:51:58 | 信長公記の蔵:故事・逸話篇
天の与ふる所(てんのあたふるところ)

信長が戦闘のきっかけとして、「今現在が好都合」

の意味で使う。

 *源平盛衰記では「時の花をかんざしの花に

  せよ」、「勇士は敵を得た日を吉日とす」と

  ある。

 *また源平盛衰記には、「天の与ふるを採ら

  ざればかえってその咎を受く」とある。

  史記-淮陰侯列伝。「時至って行なはざれ

  ばかえってその災いを受く」と続く。


天が与えたような好機を逃すのは罪を犯すよう

なものであり、時期が熟しているのに何も行なわ

ないのは災いを起すようなものである、という

意味。


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