藤沢市市議会議員ますいひでおブログ

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9月議会、一般質問・第二段

2009-10-10 12:05:37 | Weblog
 9月の一般質問については、先日 この「ブログ」にて前半の要旨をお知らせ致しましたが、今回は、後半についてお伝え致します。

 件名は、「高齢者の社会参加の促進について」です。 (実は、これが本命です)

 今、超高齢社会が進展する中で、高齢者の「社交の場・憩いの場」として、老人福祉センターが人気です、 藤沢市には、(やすらぎ荘 ・湘南なぎさ荘 ・こぶし荘)の三館があります。
 
 センターには、「スポーツ・ 趣味の講座・ 美味しくて低廉な食堂・ マッサージ・ 大浴場・ スポーツ浴場、」等が完備していて、それぞれの生活サイクルに合わせて、お一人から団体まで、ゆっくり楽しめる場所です。
 
 しかし、このセンターを利用したくても、出来ない方がいます。 なぜか、それはセンターまでの「公共交通網」が限られている為です。
 
 例えば「こぶし荘」を例にすると、二つの経路が有ります。
先ず、小田急線「長後駅」から「こぶし荘」経由、湘南台行きバスを利用するコース。
 
 もう一つは、同じく「長後駅」発、用田方面行きバスで、県営住宅前で降り、そこから歩いていくコース。
 または、自宅に近いバス停から、バスで長後駅まで行き、長後で乗り変えてセンターまで行く。
 その他は、車で行くか、家族に送ってもらうか、近くの方は自転車や歩きです。

 そこで問題です、元気で足腰が丈夫な健康な方なら、何とか自力で行く事は出来るでしょう。
しかし、高齢者には元気でも、足腰が弱い方や、長い距離を歩けない方も大勢います。
 しかも家族は仕事で忙しい、車は自分で動かせない、自転車も乗れない、自宅から最寄のバス停まで、休み休み歩くと30分近くかかってしまうので、とても行けない。
 そのような方が「こぶし荘」を利用したくとも、所詮は無理、という事になってしまいます。
 
 今回の質問の趣旨はそこにあります。
それを解消するには、老人福祉センターが「ミニバス」を装備して1日3回程度 巡回し、そして、交通不便地域の方を送迎する事です。

 このような事を、。実施している自治体もいくつかあります。
この方法であれば、地法自治法にある(最小の経費で最大の効果)が得られる事は必定ですが、皆さん如何ですか?

私のこの質問・要望に対して、藤沢市として、「前向きに取り組んで行きます」との回答がありました。

また、長後上谷台地域の交通不便地域への、ミニバス導入の陳情が、住民の皆さんから提出されていますが、それについても、いま積極的に働きかけているとの答弁が有りました。

 皆さん、これが実現する事を楽しみにして、待っていて下さいね。
これからも、積極的に働きかけていきます。