藤沢市市議会議員ますいひでおブログ

市会議員の日々の活動をつづる

沖縄県立総合精神保健福祉センター視察

2012-04-27 13:18:03 | Weblog

この福祉センターは、沖縄県の那覇市にあります。

今回は特に認知行動療法(CBT)を中心とした「うつ病デイケアの概要と有効性」について視察をさせていただきました。

まず、「うつ病デイケア・CBT普及の意義と課題として。

1、急増する自殺の最大の原因はうつ病であり、その対策の強化が必要。

2、うつ病の自殺対策には、早期発見・早期治療とともに、慢性うつ病の回復支援、再発予防支援が重要。

3、慢性うつ病の回復にうつ病デイケア及び集団CBTが有効というエビデンスを明らかにした。

4、うつ病デイケア及び集団CTBの実施施設は県内外でまだ一部であり、継続した普及対策を必要。

5、普及のためには研究システムの確立が必用不可欠であり人材及び財源の充実がもぞまれる。

以上、このセンターの取り組みの特徴のについては、またの機会に報告したいと思いますが、自殺大国日本の汚名を一日も早く挽回したいものです。

 

 


ヤンバル学びの森視察

2012-04-26 12:34:14 | Weblog

「やんばる学びの森」の正式名称は「沖縄県国頭村やんばる学びの森」といいます。

国頭村は沖縄県の一番北に位置しており、戦前は陸路が無く那覇市等の南部方面に行くには海路が唯一の交通手段であっそうです。

戦後は本土復帰まで現在でも、米軍のジャングル訓練が行われている地域で、最近まで開発が行われていませんでした。

そのような条件が幸いして、世界でも貴重な動植物が生息しています。

特に、30年前に発見された「やんばるクイナ」の存在は、世界を驚愕させました。

今回の視察は、これからの「環境保全と観光を」いかにしていくか、その取り組みについて学んできました。

特に、夜の「ヤンバルの森」の探索は非常に興味深いものでした。多くの昆虫・爬虫類・両生類、また、初めて聞くような鳥類の鳴き声等、生まれて初めての体験に感動しました。

おまけに大きな「サプライズ」として、天然記念物の野生の「ヤンバルクイナ」に遭遇したことです。

写真やテレビ等でいしか見ることが出来ない、また地元の人でも肉眼で見たことが少ない、その「ヤンバルクイナ」を肉眼で、しかも夜のジョングルの中で見ることが出来るなんて、運がいいとしか言いようがないチャンスに恵まれ、感動しました。


平成24年度予算における、公明党代表討論

2012-04-07 12:48:00 | Weblog

平成24年度2月定例議会が3月28日閉会しました。
今回の議会は通常の議会とは違い、平成24年度の予算を決める重要な議会です。
また、今回の当初予算案は市長選挙の絡みもあり、前市制が作成した「骨格予算」です。
骨格予算とは、市長選挙の結果で市長が変わる可能性がある場合、新市長の政策や施政方針、選挙公約等を当初の予算に組み込む事が日程的に難しいことから、前市長の基で最低限必要となるものだけを組入れた「予算案」のことです。
今後6月に行われる「第2回定例議会」にて、鈴木新市長の政策が「補正予算案」として提出され、委員会で審議されることになります。
この厳しい財政状況の中どのような市の舵取りをしていくのか、鈴木新市長の腕の見せどおろです。(写真:代表討論の小生です)