この福祉センターは、沖縄県の那覇市にあります。
今回は特に認知行動療法(CBT)を中心とした「うつ病デイケアの概要と有効性」について視察をさせていただきました。
まず、「うつ病デイケア・CBT普及の意義と課題として。
1、急増する自殺の最大の原因はうつ病であり、その対策の強化が必要。
2、うつ病の自殺対策には、早期発見・早期治療とともに、慢性うつ病の回復支援、再発予防支援が重要。
3、慢性うつ病の回復にうつ病デイケア及び集団CBTが有効というエビデンスを明らかにした。
4、うつ病デイケア及び集団CTBの実施施設は県内外でまだ一部であり、継続した普及対策を必要。
5、普及のためには研究システムの確立が必用不可欠であり人材及び財源の充実がもぞまれる。
以上、このセンターの取り組みの特徴のについては、またの機会に報告したいと思いますが、自殺大国日本の汚名を一日も早く挽回したいものです。